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12月24日 12/25の「題名」は、2週連続「第九」企画、まずは“歓喜の歌”!

今回クリスマスの朝に放送の「題名のない音楽会」は、先週に引き続き、ベートーヴェン「交響曲第九番」の特集をお送りします!



今回は大所帯!

2回目は、「レ」と「ラ」の音に注目。それぞれの音の関係性から、楽章ごとの特徴を探ります。
第1楽章では、「レ」と「ラ」、つまり5度の関係。
第2楽章では、「レ」と「ラ」のオクターブが登場してきます。
第3楽章では、隣り合う2度の関係が特徴的なメロディが出てきます。
そして第4楽章では、いよいよ「歓喜の歌」が登場するのですが、実はその最初の音は「レ」と「ラ」とは一見関係のない音…「ファ#」なんです。
でもこの「ファ#」は、「レ」と「ラ」の、ちょうど真ん中の音

これだけ書くと、それが何なの?と思われるでしょう。
でもこの「音の関係性」から、それぞれの楽章の「音のストーリー」が見えてくるんです!

ベートーヴェンが緻密な計算をして作られた、この4つの楽章の意味を学んだところで、「歓喜の歌」をたっぷりとお楽しみいただきます。



この時期おなじみの「第九」ですが、こうして楽章ごとの意味を考えてから聞くと、全部で70分ほどかかるこの長〜い交響曲も、存分に楽しめるはず!





「第九」コンサートにこれから行く予定あり!という方も、まずはこの放送を見てからお出かけくださいね。
今年の締めくくりの放送は、第九で!
どうぞお見逃しなく。



ちなみに私は20日に、佐渡さん×東京フィルの
第九演奏会に行ってまいりました♪


※1月1日の放送はお休みです!※
2012年の放送は1月8日、ハリウッド音楽界の巨匠、ジョン・ウィリアムズの特集でスタートします。どうぞお楽しみに♪

◇◇◇◇◇「題名のない音楽会」公式twitter◇◇◇◇◇
http://twitter.com/daimeiofficial
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