その身体に響くリズム、迫力、そして厳しさ…皆さんも、テレビのBGMなどで耳にしたことがあるはず。
大編成に大音量。とにかく、かっこいい!
「カルミナ・ブラーナ」の作曲者は、20世紀のドイツの作曲家のオルフ。彼がこの曲を手がけるきっかけは運命的ともいえる「歌詞との出会い」でした。
歌詞の内容に心を打たれたオルフが作曲したのは、和声も調性も簡潔で明快!
いわゆる“現代音楽”と呼ばれるような調性を持たない難解な音楽がもてはやされていたこの時代、斬新なものとして評価されました。
3つの大きな部分で構成されているこの曲を、それぞれの章ごとに解説していきます。
佐渡さんの指揮によるシエナ・ウインドオーケストラの演奏の間に、横田栄司さんの朗読を加え、描かれている内容をわかりやすくつないでいきます。
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