前の記事を読む 次の記事を読む  

トップ > パーソナルトップ > プロフィールトップ > エッセイバックナンバー
 
 
8月16日 生き様をかけた闘い


南アフリカにてライオンマークをアピール


いよいよ、G1クライマックス優勝決定戦が近づいてきました。
プロレス界最高のブランド「G1」。
観客を魅了し、新日本プロレス、ここに在りと、高らかに宣言する真夏の祭典。
今年も16人の精鋭が灼熱の王者を目指し、極上の闘いを繰り広げます。

プロレスは、「生き様を懸けた闘い」です。
プロレスラーの生き様を、闘い様を、アナウンサーは己の「言葉」で射抜き、切り取り、リングの熱を視聴者に伝えます。
G1クライマックスは灼熱の日本列島を一気に駆け抜ける、過酷な闘いの黄金週間です。
過酷な故に、G1では「生き様」が色濃く反映されます。
そして、アナウンサーの「生き様」も問われます。

挫折を知らない人間は、挫折の苦しさを真に伝えることはできません。
栄光を知らない人間は、栄光の素晴らしさを真に伝えることはできません。
日陰の苦しさを知り、日向の快楽を知り、「言葉」は生み出されます。
日陰を知らず、日向を知らない人間には、それなりの「言葉」しか生み出されません。

「実況力は、人間力による。」
これは私の信念でもあります。

今年で20回目を迎える、「G1クライマックス」、
アナウンサーの人間力も試されています。

8月15日、両国国技館、我々も勝負の時です。


開幕戦の後楽園は超満員!!
 
 
    
前の記事を読む 次の記事を読む  

トップ > パーソナルトップ > プロフィールトップ > エッセイバックナンバー