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9月4日 北京行きの切符は簡単には手に入らない。

過去における、日本サッカーの苦悶、激闘を考えれば、
「五輪の出場権獲得」が如何に困難なことかを理解することは容易なことです。
ただ、私は、この「明白な事実」を頭では理解していても
身体では理解していませんでした。
反町ジャパン、初戦のベトナム戦。
驚くほど楽観しながら中継に臨んでいる自分がいました。
ベトナム代表の前日練習を見る限り、日本代表との力の差は明らか。
いくらA代表がチームの中心を占めていようが練習でパスミスを続出し、
セットプレーの練習では質の低いボールしか蹴れていない。
正直、「こんなチームに負けるわけがない。いや、負けてはいけない。」と思っていました。
結果は1対0の辛勝。
不覚にもサッカーにおける「走力」の重要性を私は忘れていました。
技術がなくても、「90分走れる選手」を擁するベトナムは
紛れもなく東南アジアの強豪でした。

「北京行きの切符は簡単には手に入らない。」
8月22日、日本サッカーの聖地国立競技場で、
この「明白な事実」は私の身体に刻まれました。
さあ、次は中東サウジアラビアに乗り込んでの闘いです。

第2戦にして、はやくも反町ジャパンが迎えた正念場。
私も進藤潤耶アナウンサーと共に、サウジアラビアに乗り込み、
我らが五輪代表の奮戦ぶりをお伝えします。

9月8日(土)放送 「日本×サウジアラビア」
http://www.tv-asahi.co.jp/tafc/
詳細はこちらからどうぞ↑


進藤アナと開会式での一枚
 
 
    
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