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7月13日 大阪は超エキサイティングでした!!

前回、予告した「田原塾 校外学習編@大阪」は
やはり超エキサイティングなイベントでした!!

6月25日月曜日大阪ABCホールで午前11時から行われた
【第32回サンデープロジェクト・フォーラム】 
テーマは「ニッポンの挑戦 世界の変革」〜次世代の真価を問う〜



何がすごいのかって、とにかく参加したパネリストの顔ぶれがすごい!

このメンバーが一堂に会して話をすること自体が貴重な機会で、
会場に集まった関西の皆様にとってはとても濃密な空間・時間だったのではないでしょうか!?
「サンプロ・フォーラム」は放送する事を前提としていないので、
もちろんこの場で展開された内容について詳しく記すことはできませんが、
会場の空気だけでもお伝えしないと…と思ってご報告です。



私は冒頭と最後の質問コーナー担当

4人のパネリストの皆さんは、それぞれの専門分野の視点から深く鋭い分析をされ、話を進めました。



朝日新聞編集委員 星 浩さん

星さんは、1週間先送りになった参院選の行方をずばり分析、
政局がどうなっていくのかを解説。
年金記録漏れ問題を有権者がどう受け止め、
安倍内閣の危機管理が問われている現状について話しました。



作家 堺屋太一さん

堺屋さんは、まさにこれからの重要問題、
少子高齢化・人口減少の日本経済にどういう展望があるのか独自の考えを展開。日本の官僚論にも話が広がっていきました。



GCA株式会社代表取締役・一橋大学大学院教授 佐山展生さん

佐山さんは、昨今何かと話題に上る外資系ファンドの最前線と
「敵対的買収」の在り方を解説しました。
有名某ファンドについても、具体的に分析。
動きの背景を浮き彫りにしました。



起訴休職外務事務官・作家の佐藤優さん

そして最も私にとってインパクトの強かったのは、佐藤優さんの話です。
佐藤さんは日本外交・安倍外交の評価をテーマに話をしましたが、
独特の切り口と表現力でメッタ斬り。
特に、今回のフォーラムでは「日本の官僚とは…?」について大きな盛り上がりを見せた場面があり、この時佐藤さんが繰り出す言葉に場内は大うけでした!
「外務官僚のぼんやり罪とへたくそ罪」なんて表現も飛び出し、
具体的な事例をあげながらの情報のプロとしての解説に、
会場の誰しもが惹きつけられていきました。
知的刺激の多い佐藤さんの著作の中にも、
独特のユニークな表現が散りばめられていますが、
直接ご本人の口から出てくるとあって、これは更に刺激的です。



司会 田原総一朗さん

そんな4人のパネリストに次から次へと田原総一朗さんが
鋭い質問を浴びせかける、あっという間の2時間半でした。

……そんなわけで、今 佐藤優さんに はまっています。
特に佐藤さんの著作【国家の罠 外務省のラスプーチンと呼ばれて】(新潮社)は
「国策捜査」がテーマ。最近田原さんが出した【正義の罠】(小学館)も国策捜査の原点として「リクルート事件」に焦点を当てています。
田原塾熟生の私にとって、まさにテキスト。
サンプロの特集「言論シリーズ」でも検察の問題をとりあげていたので、
全てがつながってくるのです。
1冊読んだらもうどうにも止まらない。今、佐藤ワールドの虜になっています。






佐藤さんは「第38回大宅壮一ノンフィクション賞」を受賞され、
フォーラム終了後、贈呈式に向うため新幹線に飛び乗って東京にとんぼ返り。
その前に、サンプロから花束贈呈。

「時代の観察者」佐藤優さんには【サンデープロジェクト】に
ぜひ生出演していただき、お話していただきたい。お待ちしています!!


   
 
    
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