なんと、入社して20年が経ってしまいました！！
1988年入社･･･昭和63年、昭和最後の年の入社です。
十年ひと昔といいますが、年号が違うと余計に時の隔たりを感じてしまいます。
こんなに早く20年が経ってしまうとは想像すらしませんでした。
入社当時、プロフィール用に撮ってもらった写真がこれです。
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新入社員当時の写真 |
カメラマンに「笑ってくださ〜い」といわれて一生懸命に笑ったのですが、
どう見ても引きつっているだけですね。
まあ、こんな感じで僕のアナウンサー生活は始まりました。ガチガチです。
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入社3年目の写真 |
三年経つと、少し自然な笑顔になりましたかね。
この当時は寝不足が続いて、右目の二重が直らなくなっていました。
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20年経つと･･･ |
20年経つとこんなです。
三年目の写真と同じブレザーを恐る恐る着てみましたが、
まだ着られてほっとしました。
新人の僕の最初の仕事が「番組宣伝」
今は他の部署にいる先輩の木下智佳子アナと一緒に軽井沢でロケ。
ちょっとデートチックなシチュエーションですが、緊張しっぱなしでした。
でも、とても楽しかったですね。
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初仕事は軽井沢 |
その後、夏の高校野球中継で、
甲子園球場のアルプススタンドのリポートに行きました。
無我夢中で取材・リポートしましたが、恥ずかしい失敗の連続でした。
写真は当時、取材の拠点となっていた旅館でアルバイトしていた大学生の女の子が、泊まっていたチームを応援しながら撮ってくれたものです。
それにしても、このウェスト細っ！当時は腹筋割れてたなあ･･･。
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88年 夏の甲子園 |
ある日、外の仕事から会社に戻ると,
「これから横須賀から出港して、伊東沖に行ってくれ。海底噴火があった。ニュースで中継するから、すぐ仕度して出てくれ。絶対無理な取材はするな」と上司に言われ、会社に置いてあったスーツに着替えてそのまま出発。
「海底噴火？ひえ〜！！無理するなっていったって、どうすりゃいいのさ」と思いつつ、翌日の朝と昼のニュースで現場からリポート。
徹夜の船での移動は、大変でした。海は荒れて船酔いでフラフラでした。
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海底噴火の現場から！ |
93年 ル・マン |
94年 全英オープン |
その後、スポーツの実況担当としてゴルフ、バレーボール、ル・マン24時間レース、インディー500マイルレース、パリ・ダカールラリーなど、世界17カ国を周りました。
5年半前からスーパーJチャンネルの木曜日のコーナー「迷宮の扉」で拉致疑惑と殺人事件を取材してきました。
仕事内容も時代の環境も、この20年で激変しました。
その中で変わらなかったものがあります。
入社当時に書いたプロフィールの「座右の銘」です。
その場の思いつきで「人に誠実であれ、自分に素直であれ」と書きましたが、
不思議なことに、今では自分の取材姿勢の根幹をなしています。
取材を受けていただく方に誠意をもって接し、
自分の心に偽ることなく事実を伝える。
そんな気持ちで取材しています。今後もこの姿勢は変わることは無いでしょう。
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20年の変化？進化？退化？ |
次回は20年シリーズ第二弾「パリダカ編」をアップします。お楽しみに！
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