- 175cm
- 東京都
- 法政第一高校→法政大学法学部
- 2010年4月1日
- 牡牛座
一週間分の仕事を終えた金曜日の日中が至福のときです。
取材生活は月曜日の放送に向けて日曜日から始動。
「グッド!モーニング」でニュースリポート担当になってからも
5時台から出演があるため深夜の起床は変わらず、
金曜日の朝の放送を終えるまでフルマラソンを走っている感覚です。
当然、平日は飲み会などに参加する余裕もなく友人からの誘いは減る一方。
かといって仕事が終わった金曜日の日中から時間が合う友人がいるはずもなく。
自由気ままに一人の時間を謳歌しています。
ラー活(ラーメン食べ歩き)、買い物、ジム、映画鑑賞、たっぷりお昼寝など。
どうやら、いわゆる「おひとりさま」でいることも結構好きなようです。
今月のラー活
新座にある行列が絶えない人気店の塩ラーメン
そんな私。
先日、あえて封印していた「朝飲み」にチャレンジ。
これまでは平日の日中から一人でお酒を飲むということに
どこか罪悪感のようなものを抱いていましたが、
それでは「真のおひとりさま」にはなれないと思い立ちました。
突撃したのは恵比寿にある黒ホッピー発祥の店、
朝の8時からオープンという良心的な焼鳥屋さん。
モクモクと煙が立ちこめる店内に入っていくと・・・
いらっしゃいました。カウンターには複数の「おひとりさま男子」が。
恐らく近所にお住まいであろうご老人と、
「お仕事はどうされました?」などとは
決して詮索してはいけないであろう会社員風の中年男性。
お二人ともすでに顔は紅潮していて視線はうつろ。
まだ午前10時だというのに完全にデキあがっています。
私もなぜか早く追いつかなければという気持ちになり
早速、黒ホッピーを注文しました。
ぷはぁ~
仕事後の一杯はもちろん最高!
「このために生きているんだ俺は」と、
お決まりの台詞を偉そうに頭の中で発しました。一人なので。
懐かしのJ−POPが流れる店内では
食欲をそそるジューッという肉が焼ける音と
テレビから漏れてくるワイドショーの会話が混ざり合い、
それらをときどき中年男性の低く長いため息が打ち消します。
なんだ・・・この雰囲気は・・・笑
恵比寿という都会のド真ん中にいながら不思議な哀愁も漂っていました。
店員も客も互いを意識することはほとんどありません。
ただひたすら目の前のジョッキと向き合うのみ。
ゆったりとした時間が流れていました。
この空間が何とも心地よく、普段よりも酔いが早く回ります。
2杯、3杯と杯を重ねると意識が朦朧としていくのが分かり
徐々に店の雰囲気に自分も溶け込んでいる気がしました。
帰る際に「次回1杯無料サービス券」をもらって大満足。
癒しの朝飲み。最高です。