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10月28日 亮太、奥の細道をゆく

先週1週間、遅めの夏休みを満喫してきました。
今回は、兄が仙台に住んでいるということもあり、
「よし、仙台を拠点にして奥州を攻めよう。」
山寺、平泉、松島など、まさに「プチ奥の細道」となりました。


まずは山寺。
「閑かさや 岩にしみ入 蝉の声」
の句を芭蕉は残しています。

「一番上まで行くのは結構つらいよ〜。。。」
そう言われていたため、覚悟をしながらの挑戦。
入り口では、さっそく「奥の細道」という文字がお出迎え。
「おお〜本当に芭蕉も来たんだな〜!」
いやがおうにも期待は高まります。


その後階段を上ること1時間ほどで最終地点の奥の院に到着。
季節は秋、また途中にいくつかの観光スポットが存在することもあって、
むしろ非常に楽しい登山となりました。
ご年配の方もたくさんいらっしゃいましたし、
お散歩気分にちょうどいいかもしれませんよ。


ただ、観光で整備されているところ以外の立ち入り禁止区域では
岩肌にお堂が忽然とあり、
しかもそこに行くまでは岸壁を登っていかなくてはならないというものが多く、
「死と隣り合わせのここを無心に登っていくことで、
昔の修行者は煩悩を捨てようとしたのかな。」
とも感じました。


歴史の名所を訪れると、
教科書で習ったことが実際にこの場で起こっていたということに
とても興奮しますよね。
次回は、「夏草や 兵どもが 夢の跡」のあの場所を訪ねます。

   
 
    
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