渡辺宜嗣アナから見た松苗慎一郎アナは?
松苗氏に説得されたらほぼ100%応じるであろう。
あのなぞに満ちた微笑で見つめられ、優しく語りかけられれば「完落ち状態」は間違いない。
それほど松苗氏は人を包み込む優しさを持ち合わせている。
怒っていても顔は笑っている。悩んでいても微笑んでいる。疲れていても笑顔を絶やさない。
要するにいつも笑顔なのだ。しかし、曲がったことが嫌いで筋を通し続ける。なかなかの人物である。
余談だが、私は氏の実母から間違われたことがある。
まだお互いに20代だった頃の出来事だが、ある日ある場所で遠くから「慎ちゃーーん!!」と手を振り近づいてくる中年の女性がいた。
その女性は私のまじかで立ち止まるや否や「なーーんだ。慎ちゃんじゃないんだ!!」と笑い始めた。
そのあと「松苗慎一郎の母でございます。」と挨拶されたが初対面でいきなり「なーーんだ」もないもんだ。
以来私たちは究極の相似形。
「こけし1号、2号。」「こけし一族」と呼ばれるようになった。
テレビ朝日アナウンス部では今でも「こけし一族」は増殖し続けている。
とにもかくにも、平安時代の香り漂う高貴な品格を感じさせ、
筋を通し続けるいつも微笑みを絶やさない「こけし」がこの世に存在していることの大切さを私たちは大事にしなければならない。
一家に一体「松苗こけし」お宅の床の間にいかがでしょうか?
幸せを感じられること間違いない。
(2006年4月)