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8月3日 古澤ストロングスタイル『殉教者』

三沢光晴が死んだ

受身の天才と呼ばれた男が技を受けきれずに死んだ
そこに何があったのか
そこまでの三沢に何があったのか



ノアの象徴

自分には報道されている以上のことは分からない
疲れていたのだとか、社長と選手の兼任がとか
中継が打ち切られたとか
きっといろんなことがあったのだと思う



最近では体調がすぐれなかったと聞く

これからもいろいろと報道されるだろう
特集記事や特別番組や
いろいろな人がいろいろなところで
三沢光晴のことを喋ったり書いたりすると思う

自分には何が言えるのか

ただ「残念」という想い
そして「無念」であろうと

さらにもうひとつ
三沢光晴が人生を捧げた「プロレス」
彼が守ろうとした「プロレス」の灯を決して絶やしてはいけない



見ていてください

それが今の自分たちにできる精一杯
きっと彼もそれを望んでいるのだろうと思う
「命がけ」という言葉の意味をいま噛みしめている

(故人の敬称を略しましたことをここでお詫びいたします。
そしてご冥福を心よりお祈りいたします)

   
 
    
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