三沢光晴が死んだ
受身の天才と呼ばれた男が技を受けきれずに死んだ そこに何があったのか そこまでの三沢に何があったのか
自分には報道されている以上のことは分からない 疲れていたのだとか、社長と選手の兼任がとか 中継が打ち切られたとか きっといろんなことがあったのだと思う
これからもいろいろと報道されるだろう 特集記事や特別番組や いろいろな人がいろいろなところで 三沢光晴のことを喋ったり書いたりすると思う
自分には何が言えるのか
ただ「残念」という想い そして「無念」であろうと
さらにもうひとつ 三沢光晴が人生を捧げた「プロレス」 彼が守ろうとした「プロレス」の灯を決して絶やしてはいけない
それが今の自分たちにできる精一杯 きっと彼もそれを望んでいるのだろうと思う 「命がけ」という言葉の意味をいま噛みしめている
(故人の敬称を略しましたことをここでお詫びいたします。 そしてご冥福を心よりお祈りいたします)