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2月9日 古澤タク、世界を潜る!!! サイパン編

サイパン
青い海 輝く太陽 ここは北マリアナ諸島の中心的な島
グアム パラオ そしてオーストラリアを臨む南の玄関
豪華なヨット 高級別荘 ここは太平洋の、いや世界最高の楽園
しかしこの美しい島にももう一つの顔がある…

とテレビ版「マイアミバイス」調で始まりましたが(誰も分かりませんね)、
前回の「世界を潜る!パラオ編」から3年のときを経てようやくの第2弾です。
あれからちょこちょこ潜りには行っていたんですが、
カメラを忘れたりして間があいてしまいました。

突然ですが皆さんはサイパンというとどんなイメージをお持ちでしょうか?
「南の島」
「身近な海外旅行先」
「最近はやりのボージョボー人形」
若い人はこんな感じでしょう。

しかしある程度の年齢の方は
「第二次世界大戦の激しい戦闘で多数の犠牲者が出た島」
のイメージが強いと思います。
島のあちこちに戦争の爪跡が残り、慰霊碑も建っている。
2005年6月には天皇皇后両陛下が慰霊に訪問されたことが
ニュースで大きく報じられました。


照りつける強い日差しと悲しい歴史が同居する常夏の島サイパン。
フルサワは今回このサイパンへダイビングに行きました。
サイパンはダイバーにとっては最高の海の一つなのです。

古澤にとってかれこれ10回以上訪れているこのサイパン。
お世話になるダイビングショップはいつもの「ワンダーシー」さんです。
「大物が見たい」というリクエストを聞いてもらい
マダラトビエイが出現するポイントへ連れて行ってもらいました。
まずは「アイスクリーム」という
大きなサンゴ礁の根(海の中の丘のようなもの)があるポイントへ。
ボートからエントリーすると…
いきなりキターーーーー!!


出たーーーー

20枚(なぜかサイパンではエイを「1枚2枚」と数えます)を超える
マダラトビエイの大編隊。
今回初めて持って行ったデジタルカメラでズームしてみると、


寄ってみると…

まるで空を飛ぶ大きな鳥のように優雅に泳いでいます。
フルサワとの距離はおよそ20メートルほどでしょうか。

今度はもっと近くでマダラトビエイが拝めるポイント「イーグルレイ・シティー」へ。


ガイドさんと他のお客さんと

案内してくれたのは「サイパンNo.1美人ガイド」のカオリさん(写真右)。
こちらもエントリーしてみると、おおっ、近い!!


ほぼ真横から見られます


ダイナミックです

翼を広げて1メートルほど、しっぽの先までで2メートル以上ありますから
かなりの迫力です。
でも顔をよく見ると…


プリティーです

けっこうカワイイ顔してます。
このポイントは一番近い時で2メートルくらいまでエイが寄ってくるんですが、
おとなしいので安心。
ここは白い砂の平原のようなところで、彼らはゆ〜ったりと浮いていて
そこに小魚がまとわりついて彼らの体を掃除してくれるんです。
「クリーニング・ステーション」とも呼ばれています。


次の日はダイナミックな地形が人気の「テニアン・フレミング」へ。


海の中の断崖絶壁

海の中に断崖絶壁があって、その横を泳いでいきます。
空を飛んでいるようで気分がいいですよ。

そしてラッキーなことにカメに会うことができました。


激写


アオウミガメ食事中

朝ごはんの最中だったみたいです。
お邪魔してしまいました。

とにかくサイパンは水中の透明度が高いんです。
深く潜っても太陽の光が届くから明るいし、
ポイントによっては40メートル以上見通せる時さえあります。

今回はサイパンのNo.1人気スポット「グロット」は波が高くてエントリーできませんでしたが、次回ご報告いたします。
グロットがまた、いい〜んですよ。

さてさて、次回はどこに潜りに行こうかな。
ではまた、世界の海でお会いしましょう。
   
 
    
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