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2024/07/10 東北の夏

こんにちは!佐々木快です!
宮城県出身の私がアナウンス部ch.でずっとやりたかった企画がついに実現しました!
それは東北企画!!!現在アナウンス部には4人の東北出身アナウンサーがいるのですが、
これまであまり地元トークをしたことがなく・・・・・・。「東北トークがしたい!」という私の勝手なわがままに先輩方3人が協力してくれました!テーマは夏休み前ということで、「夏の東北」
それぞれのふるさとの夏の魅力をたっぷり語ってもらいました!


まずは山形県出身の田中萌アナウンサー!

山形県の夏の魅力はズバリなんでしょうか?


田中アナ

意外と、暑い!ということです。
東北の夏は涼しそうでいいね、なんてよく言ってもらいますが
わたしが生まれ育った山形県山形市は盆地なので
非常に夏はムシムシと暑い……。

実は2007年に熊谷と多治見に抜かれるまでは
日本の最高気温の記録は山形の40.8℃(1933年)でした。

たしかに東北の夏は涼しそうってよく言われますよね。でも実際は暑い・・・・・・!
それにしてもかつての最高気温の記録が山形だったとは知りませんでした!
暑いからこそのおすすめの過ごし方はありますか?


田中アナ

山形は隠れた温泉大国なんです。
全市町村に温泉があるのでぜひその土地その土地の温泉を楽しんでほしいです。
わたしのおすすめは蔵王温泉。匂いはきついですが、気持ちのいいお湯ですよ。
暑い夏こそ温泉に入って汗を流しています


蔵王温泉

小さい頃から温泉大好きっ子で家族で毎週末のように入りにいっていました。
今も帰省すると家族でよくお気に入りの温泉に行きます。

萌さんの温泉愛が伝わってきます!
夏の温泉もさっぱりしそうでいいですね!
1日、夏に山形に行くとしたらどんな過ごし方がおすすめですか?


田中アナ

ぜひ山寺(立石寺)に登ってください。
松尾芭蕉の句「閑かさや 岩にしみ入る 蝉の声」が
詠まれた場所でもあります。
真夏に1015段の石段を登るのはつらいですが
登った先の五大堂から見る景色は格別です。

山寺のふもとには
山形名物・玉こんにゃく
美味しいお蕎麦を味わえるお店もあるので
セットで訪れるといいかも。

疲れた身体はぜひ温泉で労わってあげてくださいね。



山寺頂上付近からの写真

私も一度、行ったことがあるのですが、萌さんのお話を聞いてまた登りたくなりました!
今度は萌さんおすすめの玉こんにゃくと冷たいお蕎麦をセットにして満喫したいです!
ありがとうございました!

さて、続いては福島県出身の佐藤ちひろアナウンサー!


福島県の夏のおすすめを教えてください!


佐藤アナ

福島の夏といえば、いろいろありますが、地元・南相馬市の「海」は欠かせません!
特に北泉海水浴場がお勧めです。


青い空に青い海!夏ですね~!
どんなところがおすすめなんですか?


佐藤アナ

実はサーフィンの世界大会が行われたことがあるほどのサーフィンの名所なんです。
実家で暮らしていたころは、父と一緒にボディボードに行っていました!
入る場所によって波の高さが全く違うので、私のような初心者からプロのサーファーのような上級者まで満足できるクオリティの波が来ます!また、これからサーフィンを始めたい方には、地元のサーファーやライフセーバーがやさしく教えてくれる大変ありがたい体験講座もあります!


体験講座ぜひ受けてみたいです。(笑)
私も初心者なので、ボディボードのコツを少しだけ教えていただけないでしょうか?


佐藤アナ

はじめから波に乗ろうとせずに慣れることから始めるのがポイントです!
海に入る前に波の大きさ、混雑具合などをできるだけ確認するのは大事ですね!
自分のレベルにあった場所を選んで安全に楽しみましょう!
ちなみに私のボディボードデビューは小学6年生の頃だったと思います!

小学6年生ですか!ということはお子さんも楽しめるということですね!


佐藤アナ

海に慣れていない頃はパニックになっていましたが、その恐怖を乗り越えて、波に乗れた時には大自然と一体となれた感覚がし、とても気持ちが良かったです!
ほとんどの時間は波に乗れず、ぷかぷかと浮かんでいただけですが。(涙)

ぷかぷか浮かぶのも気持ちよさそうですね~!
1日過ごすとしたらどんな過ごし方がおすすめですか?


佐藤アナ

実は、北泉海岸にはキャンプ場もあります!
夕方までたっぷりとビーチで遊んだ後は、海風を感じながら家族や友人とのBBQを楽しみ、焚火でリラックスするのがおすすめです。
BBQのおすすめはホッキ貝です!地元の近くで採れたホッキ貝は特に身が柔らかくて美味しいです!お野菜は実家の畑でとれたものを使うのが佐藤家流です。(笑)


地元ならではの海の幸!そそられますね~!ご自宅のお庭で収穫したお野菜も美味しそうです!
夜まで満喫できそうな素敵なプランを教えていただきありがとうございました!

続いて、岩手県出身の加藤真輝子アナウンサー!



加藤アナ

私は岩手県宮古市で生まれ、1歳から小学2年生まで岩手県久慈市で、小学3年生から高校卒業まで盛岡市で育ちました。今、帰省するのは久慈市です。

朝ドラの舞台にもなった場所からニューヨークタイムズにも取り上げられた街まで!
ぜひ余すことなく夏の魅力を教えてください!


加藤アナ

岩手の夏の魅力は「お祭り」「食」ですかね。
食べ物は、何と言っても私の地元・久慈など三陸でとれる、
この「初夏の時期」しか食べられない「生うに」です。
一度食べたら「うに」の概念が変わるかもしれません!
最近は、毎年「ふるさと納税」で地元の「生うに」お取り寄せしていまーす!


岩手の生うに!最高!


元の市場で買った生うに。これでなんと1500円!

こ、これはすごい・・・・・・!見た目のインパクト、値段の安さ、驚きが止まりません!!
うに丼にして食べてみたいです!そして、お祭りも魅力的なんですよね?


加藤アナ

そうなんです!岩手は47都道府県の中で北海道の次に面積が広いので気候も文化も幅広いんです。その土地に根付いた、多種多様なお祭りがあるので行きたいお祭りを探してみてはいかがでしょうか?

久慈にいた時は、山車をひく久慈のお祭り(秋ですが)、盛岡にいたときは、「さんさ踊り」というお祭りに毎年のように行っていました!さんさ踊りは、小学校では毎年運動会で必ず踊ってました。それぐらい地元に浸透したお祭りでしたよ~。

「さんさ踊り」は東北6祭りのひとつで全国的にも有名なお祭りですよね!
ぜひ楽しむコツを教えてください!


加藤アナ

楽しむコツは、踊る時にとにかく「さっこら ちょいわ やっせ!」という掛け声を元気にいう事!
この掛け声には「幸せを呼ぶ」意味があるそうですよ~
大きな声を出すだけで、自然と楽しくなります!

幸せを呼ぶ掛け声って素敵ですね!
初めて参加する時は少し緊張しそうですが、まずはこの掛け声からですね!
さて、「食」に「お祭り」にたっぷり教えてもらいましたが、
ぜひ加藤さんおすすめプランを教えていただけないでしょうか?


加藤アナ

岩手県の沿岸沿いを久慈市から大船渡市に渡って走っている「三陸鉄道」に乗って、
途中で極上の「生うに」を堪能しながら、各地のお祭りを巡る旅、なんてのはいかがでしょう。ぜひ!


地元久慈駅の前です。後ろに見えるのが三陸鉄道です。

なんて贅沢な鉄道旅!憧れます!早速やりたいことリストに追加させていただきました!
モデルプランまでありがとうございます!

最後に私のふるさと・宮城の夏も紹介させてください!


佐々木アナ


宮城の夏の風物詩はなんといっても「仙台七夕まつり」です!
青森のねぶた祭り、秋田の竿燈まつりと合わせて東北三大祭りとも呼ばれるお祭りですが、
特筆すべきはその規模感!豪華絢爛な笹飾りがJR仙台駅西口から続くアーケード商店街にずらっと並ぶ様子は圧巻です。初めて見たのが小学校2年生の頃だったんですが、当時の私の身長の何倍にもなるような巨大な笹飾りにずっと見とれていたのを覚えています。(笑)


醍醐味は「吹き流し(ふきながし)」と呼ばれる長く垂れ下がる飾りの間を縫って歩くことと、
和紙で作られている笹飾りの一つ一つのデザインを見ながら、お気に入りのものを見つけて、写真を撮ることです。子どもの頃はキャラクターがデザインされた笹飾りが好きで、お父さんに何枚も写真を撮ってもらいました。(笑)


七夕ですが、開催は7/7ではなく、毎年8月6日から8月8日の3日間に開催されます。
毎年数百万人ほどが訪れるので、華やかで賑わい溢れる商店街の様子に夏の活気を感じられます。駅から歩いてすぐのところから飾り付けが始まっているので、アクセスも抜群です!ぜひ!


佐々木アナ

いかがだったでしょうか?
東北は冬のイメージが強いかもしれませんが、夏も魅力が盛りだくさんなんです!
ぜひこの夏のおでかけの参考にしていただけたら嬉しいです!