担当者
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- Reported by
布施宏倖
2020/10/07 スポーツはスポーツでも“eスポーツ”の秋
皆さんは“秋”というと
何を思い浮かべますか？
私なら
食欲の秋、芸術の秋、読書の秋……。
そして、
スポーツの秋！
しかし今回は、
スポーツはスポーツでも、
eスポーツ
について取り上げます！！
そもそも「eスポーツ」とは、
「エレクトロニック・スポーツ」
の略称で、
コンピューターゲームやテレビゲームを使った対戦を
“スポーツ競技”
として捉えたものです。
ゲームをやったことはあるけれど、
eスポーツは経験がない……
という方もいると思います。
格闘ゲーム
スポーツ
パズルゲーム
DCG（デジタルカードゲーム）
このようなジャンルのゲームをプレイしたことはありませんか？
実はこれら全てeスポーツです！！
（※ゲームタイトルによっては異なるものもあります。）
聞き慣れていないだけで、
eスポーツは我々にとって身近なものなのです。
そこで今回は、
アナウンス部のeスポーツが好きなメンバーに集まってもらい、
魅力や楽しさについて熱く語ってもらいました！！
まずは、
既にeスポーツの番組を担当している
並木万里菜アナ
Q 好きなeスポーツのジャンルを教えてください。
ジャンルはFPS(ファーストパーソン・シューティングゲーム)です。
主人公と同じ視点で操作するスタイルのシューティングゲーム！
私は基本アクションセンスがありません。
始めて1週間は一瞬で倒されてしまうので何回も「リセット」ボタンを押して、
悔しい日々を送っていました(笑)。
そのシビアさに加えて自分が操作するキャラクターが動いている状態で打つと
弾がばらけてしまい、外れてしまうのでとても難しいんです。
ただそのすぐにはうまくならない私でもやり続けるうちに
チームに貢献出来たり、最後の1チームまで残れた時の喜びが半端でなく、
それからハマってしまいました。
とても悔しそうな表情をしていますね！
細かい動作を意識したり、
相当熱中していることが伝わってきます！！
Q そもそも、eスポーツをはじめたきっかけはなんですか？
担当している「ReAL eSports News」で
「新しいFPSのゲームが発表されるからやってみたら？」
と言われたことがきっかけでした。
シューティングゲームは今までやったことがなく、
それまではRPG(ロールプレイングゲーム)をのほほんとやっていました。
FPSは怖いイメージがありましたし、
果たして面白いのかな？と思っていたのですが、
新しいゲームということはみんなと同じスタートラインに立てる！
これはチャンスだと思い始めることにしました。
やりこんでいくうちに爽快感と自分の中にあった負けず嫌いな一面を発見し(笑)、
今ではせっせと射撃訓練場に足を運び練習に打ち込む毎日です。
まさか並木さんの口から「射撃訓練場」という言葉が出るとは思いませんでした!!
並木アナの新たな一面が見えてきました！！！
Qやり込むうちに何かこだわりは出てきましたか？
会社の中で練習することもあり、
その時はご覧のようなノートパソコンとゲーム用のキーボードとマウスを使っています。
ノートパソコンのキーボードでもよいのですが、
凹凸があるほうが隣のキーを押し間違えることが少なく滑らかにプレイできます。
あと本体を少し斜めに構えたほうが操作しやすい気がします！
そこにBluetoothのイヤホンを装着しています。
本格的な仕様ですね！！
ノートパソコンの上に、
ゲーム用のキーボードが乗っかっていますよ！
Q 周りに内緒でこっそり練習をしていると聞きましたが、成果はいかがですか？
最長プレイ時間は土曜日の正午から午後8時までの計8時間です。
トイレ以外はほぼパソコンの前で過ごしました。そのあとはさすがに目が疲れました……。
皆さんはそんなことされないと思いますが、お気を付けください。
出演者の山里さんにコテンパンにやっつけてやる！
といわれたので私も負けないように毎晩2時間ほど練習しています。
こっそりではありません……（笑）
がっつりでした！！
続いて、
学生時代はサッカーに熱中していた
寺川俊平アナウンサー
Q 好きなeスポーツのジャンルを教えてください。
FPSのバトルロイヤルがほとんどです。
まだまだへたっぴで倒されてばっかりだけど、
上手く動けた時の喜びで「もう一回もう一回」と何度もプレイしたくなっちゃう。
オンラインで友人や先輩後輩と話しながらやれるのも良いですよね！
ゲームしながら近況報告し合ってます。
eスポーツはオンライン上で楽しむことが出来るので、
対戦をきっかけに色んな人と知り合ったり、仲良くなれるんですね！！
Q どれくらいの頻度でプレイしていますか？
え、基本毎日です。
毎日触らないとへたっぴが超へたっぴになっちゃうもん。
1日あたり2、3時間は確実にやってるんじゃないかなぁ。
ま、毎日……!!
高いレベルで戦うには、感覚を忘れないように日々の練習も欠かせませんね。
改めて、eスポーツの競技性を感じます！
Q これだけ熱中するeスポーツをはじめたきっかけは何だったのでしょうか？
日頃お世話になってる方に勧められて、
今年の3月におよそ20年ぶりにゲーム機を購入しました。(笑)
お陰でステイホームも寂しくなかったです。
あ、ちなみに、友人の友人と一緒にやることもあるので、
まだゲーム上でしか会ったことのないゲーム仲間もいますよ！イマドキ〜。(笑)
ゲーム上でしか会ったことのない人でも、
対戦中に協力し合いながら勝利を目指すことで
絆が結ばれることもあるんですね！！
Q ゲーミング環境に変化があったと聞きましたが、
どう変わったのでしょうか？
ゲームのある生活なんて、
これまで送ったことなかったからゲーミング環境の変化なんてもんじゃないです。
ライフスタイルの激的な変化です！
ヘッドセットも買ったし、
Wi-Fiだと通信に不安がある気がして、有線のケーブル引きました。
……全然上手くならないけど。(笑)
劇的な変化ですね！！！
寺川アナの本気度と覚悟が伝わってきました！
また、eスポーツは、
国内だけでなく、
世界中で大きな盛り上がりを見せ、
毎年多くのeスポーツのイベントや大会が開催されています。
そのうちの一つに、
「RAGE」
という国内最大級のeスポーツイベントがあり、
テレビ朝日のアナウンサーも司会を担当することがあります。
そこで、
「RAGE」を担当した並木アナと斎藤ちはるアナに、
大会の熱気について聞いてみました！
Q 並木アナは「RAGE」の司会をしてみていかがでしたか？
一日目の「荒野行動-Knives Out-」では日本チームが優勝し、二日目の「Apex Legends(エーペックスレジェンズ)」では韓国チームが優勝しました！
神プレイが炸裂した今大会は、
日本チームが世界とどこまで戦えるのかを証明できた大会でもありました。
そしてほとんどが私よりも若い選手で、ただただ尊敬するばかりです。
そして無観客オンライン形式での開催ができるのも
eスポーツならではのいいところだなと感じました。
世界的に見ても、
日本のeスポーツのレベルは高いんですね！
そして、
斎藤ちはるアナ
去年の冬の大会の司会を担当し、初めてeスポーツの現場に携わりました。
そのときに感じたのは、
「なんて熱い場所なんだ！ここには沢山の夢が詰まっている！」ということです。
大会に参加する選手たちは、
“プロ”の選手もいれば、普段はただの大学生という“一般”の選手もいます。
その無名の選手がプロの選手に勝つ瞬間や、
前に悔しい結果だった選手がリベンジを果たす瞬間。
その瞬間に一気に会場は熱い熱気に包まれます。
観客からの大きな声援、拍手、
そしてインターネット上のコメントの盛り上がりは凄まじいものです。
色々な参加者がいて、
それぞれの人間模様も見どころの一つ。
コンピューターが相手ではなく、
対人だからこそ生まれるドラマがあるんですね！
Q その中でも特に印象に残っている瞬間はありますか？
これまで寡黙だった選手の感情が爆発し、
感動で声を震わせる姿です。
そこまでの努力が報われ、
頂点に立った瞬間の選手の表情やコメントは感動を覚えます。
その瞬間に立ち会えることに喜びを感じます。
今は無観客での開催になり、
観客の皆さんとその瞬間を分かち合えないのがさみしいですが、
会場の熱気をネットを通じて伝えられるように努めてまいります！
（熱くなりすぎました……）
まさに筋書きのないドラマ。
様々な瞬間に立ち会ってきた、
斎藤アナのeスポーツ愛が伝わってきます！！
Q 今後のeスポーツの盛り上がりについてはどのように感じていますか？
今までの大人は「ゲームはもうやめなさい！」と、
ゲームをやる子供に怒るばかりだったと思うのですが、
今後は「なに勉強しているの！ゲームしなさい！」と、
変わる可能性もあると私は思っています。
なぜなら、「Shadowverse(シャドウバース)」（本格スマホeスポーツ）の世界大会の賞金は、
なんと100万ドル……！！(※2019年開催時の賞金額)
日本円でおよそ１億１千万円超え！！なのです。
もちろんお金以外の魅力はたくさんありますが、一つの目標にもなりますよね。
今の小学生の夢は「Youtuber」が上位に挙がっていますが、次は「プロゲーマー」が上位になるかもしれないのです。
それほどにeスポーツには未来があって、夢があるものだと思います。
今後も夢を叶えるステージで、
選手の人生が変わる、歴史的な一瞬に立ち会えたら幸せです……！
「Shadowverse(シャドウバース)」
の大会においては、
私も春の大会から司会を担当しており、
夏の大会と秋の大会では、
斎藤アナと共に同期コンビで司会を担当しました！
また一緒に司会をする機会があれば、
歴史的な瞬間を
より熱く盛り上げていきたいです！！！
さて、
ここまでテレビ朝日アナウンス部の
eスポーツ事情をもとに、
魅力を紹介して来ましたが、
もっともっと知りたいという方は、
10月から拡大放送となりパワーアップした、
「ReAL eSports News」
毎週日曜 深夜0時25分放送（関東地区での放送）
を是非ご覧ください！
番組で最新の公式大会の結果をお伝えしていく中で、
プロ選手の華麗な技やすごさに魅せられるとともに、
面白そうなゲームにたくさん出会うことが出来ました。
個人的にはいつかゲーミングPCを購入したいというひそかな野望も持っています。
そしてプロ選手のスーパープレイの数々がいかに緻密に計算されていて、
普段どれ程鍛錬されているかがわかります。
だからこそ番組ではリスペクトをもって
そういうところが少しでも伝わるようにより深く、
より丁寧にお伝えさせていただきます！
リニューアルを経てより多くの方に届く、
「eスポーツ」を知って、
楽しんでもらう番組へパワーアップするリアルイーにぜひご期待ください！
