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2020/04/01 アナウンサーの嘘

4月1日。エイプリルフール。

一年で一度、嘘をついてもいいとされている日。

皆さんは嘘をついてしまったことはありますか?

アナウンサーも嘘をついてしまったことがあるようで……。

聞いていると、小さな嘘、大きな嘘。
嘘にも色々なものがありました。

そんなアナウンサーがついた嘘を今回は暴いていきます!

まずは紀真耶アナウンサーです!

いけないことだなーと思いながらもちょっと嘘をついてしまうこと、よくあります!
人と待ち合わせをするとき、
「今走ってるー!」
と言っているけど実際は歩いていたり
「今会社出ました!」
と報告したときにはまだアナウンス部にいたり。

心の中では、走っているし、急いで準備しています。
ただ、なかなか体がついていっていないのです……。

見栄を張ってしまうのか、申し訳なさから来る嘘なのか。
言いたくなる気持ちは分かります。(笑)

ただ一点気になることが。
「今会社でました!」と敬語を使っているということは……。
もしや友達以外にも使っているのですか???

……実は、大西さんとご飯に行く時にもこの嘘、使ったことがあります。

大西さんごめんなさい!!!!

後輩たちとご飯に行くと、なぜかお店に僕が1番乗りということがよくあったのですが、
そういうことだったのか……。

でも実は僕も紀さんに嘘をついていることがあり……。
たまに紀さんがお菓子をくれるのですが、正直微妙な味であることが多く……
それなのに、あまりに紀さんが勧めてくるので思わず『いけるね!』と言ってしまったことが何度かあります。

紀ちゃん、これでおあいこで!!(笑)

お互い様だったようです。(笑)
大西アナの嘘は、喜んでいる紀アナを気遣った優しい嘘なのかもしれませんね。

聞き込みを続けていると、小さな嘘ではなく、嘘が人生を左右した人もいるよう!

三上大樹アナウンサーです!

中学校に入学したばかりの春のことです。
野球部かサッカー部に入るか揺れていた私は、野球部の体験入部に行きました。
前年の夏、テレビでみた甲子園に憧れ、野球部に入る気満々。
しかし、小学校から地元のサッカーチームに入っていたこともあり
サッカー部の先輩たちからは白い目で見られる始末……。
練習後、先輩たちに「サッカー部に入るよな?」と問い詰められた私はビビッて「はい!」と即答。

翌日、担任の先生にサッカー部の入部届を持っていきます。
すると「何だ、三上、野球じゃなくて、サッカー部に入るつもりなのか?」と問われました。
担任の先生は、赴任してきたばかりの新しい野球部の顧問だったのです。
「ここで先生に嫌われては、これからの中学校生活はどうなってしまうか……」
ビビった私は、サッカー部の入部届を出すことなく引き返しました。

しかし、サッカー部の先輩たちに合わせる顔が無い……。
再度、問い詰められた私は
「新しくきた野球部の先生がすごく怖くて、 サッカーの入部届を受けとってくれませんでした!」と大げさにウソをついてしまいました。

中学1年生の三上アナは終始「ビビッて」嘘をついてしまっていたのですね。(笑)
ただ、知らないところで嘘をつかれていた先生はその後どうなったのでしょうか……?

赴任したばかりの先生は、先輩たちから非難轟轟。
しかし、標的が先生に向いたことで、私は、希望通り、野球部に入れたのです。

それから、3年間野球の魅力を教えてくれた先生のおかげで、その先も野球を続け今の自分があるのは、間違いありません。

そんな恩師を悪者に……。
加藤先生、本当にごめんなさい!!!
でも、あのとき、入部届を受け取らないでくれて、ありがとうございました!

三上アナは野球一筋のイメージでしたが、
その背景には怖い先輩と優しい先生がいたのですね。

ちなみにサッカーをしていた時の三上アナは、
フォワードとゴールキーパーの兼務で、ゴールキーパーの時には1試合で16失点したこともあるそう。

やはり三上アナは野球を選んでよかったようです。(笑)

そして森川夕貴アナウンサーも、嘘が人生を左右したそうです!!

人生最大の嘘は、高校3年生の時まで遡ります。
まだ福岡に居た頃。
筑豊の緑豊かな場所で育った私は、「東京に行きたい!大学で絶対に上京する!」と都会での生活を夢見ていたんです。
しかし、両親は「九州の大学に行きなさい」と東京進出をなかなか許してくれません。
そこで、私はこう一言。
「将来、どうしても外交官になりたいんよ。受験頑張るけん、東京の大学に行かせてくれん……?」
立派な夢だと言ってくれた両親。
それからは受験を応援してくれて、慶應大学にも通わせてくれました。

んんん?外交官?
当時、外交官を目指していたことは嘘……。
両親が納得してくれるような理由を私なりに考えたんですね。

大学に進学すると、「アナウンサーになりたい」という夢が芽生え、今に至ります。
でも結局、アナウンサーに内定をした時には「頑張ったね、誇りです。」と言ってくれました。

お父さん、お母さん、あの時はごめんなさい!

もしかしたら、嘘がなかったら別の人生を歩んでいたのかもしれませんね。

佐々木亮太アナウンサーは、アナウンサーに内定した時のエピソードがあるようです!

嘘に関してやはり思い出すのは、テレビ朝日のアナウンサーに合格した時の話です。
合格の電話をもらった直後にすぐに親に電話して伝えたところ、父から衝撃の言葉が。

『本当なのか。いい加減なことばかり言って、もしそうじゃなかったらどうするんだ。
何か聞き間違えたんじゃないか。もう一度ちゃんと、確認しなさい。』と。

さすがに私も不安になり(笑)、失礼とは思いつつも、改めて人事に連絡をしました。

私『父がこう言っているのですが、内定ということでいいんですよね……?』
人事『はい、大丈夫ですよ。早くお父様を安心させてあげてください。』

そして、その直後、父に再度連絡。

『そうか。まずはおめでとう。また変なこと言ってふざけているのかと思ったよ(笑)』

このやりとりは未だに忘れられませんね~。

今まではアナウンサーがついた嘘でしたが、
嘘をついていないのに、嘘と疑われることもあったのですね。(笑)

でもどうして信じてもらえなかったのでしょう??

やはり、昔から小さいウソや冗談を言っていたのが親にも染みついていたのでしょうね。

私が小学生だったころ。
我が家は休みの日の1時間しか、テレビゲームをやってはいけませんでした。
その日は早くも1時間ゲームをしてしまっていたのですが、その後親が出かけて、家には私だけに。
私は我慢できず、こっそりゲームをやってしまいました。(笑)

しばらくして、親が帰ってきたので慌てて電源をオフ。

母「ゲームなんてやらずに、勉強してたでしょうね。」
私「ちゃんと勉強してたよ」

すると、母がやおらゲーム機を触りながら
「嘘でしょ。まだこんなに温かいもん。さっきまでやってたね。」
私「ひいい~、ごめんなさい。。。」

私も私ですが、母も母ですよね(笑)
とまあこんな感じのことがよくあったので、
あんまり信用されていなかったのかもしれませんね。(笑)

もちろん、それからは少しでも信用を取り戻すべく精進を続けておりますので、ご理解ください!

隠れてゲームをしていた佐々木アナが可愛らしいです。
そして佐々木アナのお母さんの洞察力は探偵のようですね。(笑)

小さなものから進路を変える大きなものまで。
あらゆる嘘があるものですね。

このように今回はエイプリルフールということもあり、
アナウンサーの嘘について調査しました!!!

と、終わりたいのですが……。

掲載日の4月1日はエイプリルフール。

この文章の中にも嘘があったのはお気づきでしょうか……?

実はちゃんとヒントもあったのです。

森川アナの出身地は福岡県ではなく、静岡県……。

高校生の時の写真もどこか似ていない……。

この写真をよく見てみると……。

後ろに写っている!!!

そうです、進学の際に外交官になりたいと嘘をついたのは、
森川アナではなく、本当は桝田沙也香アナウンサー!

この4月から5年目の二人。仲良く協力してくれました。

今回、森川アナのエピソードとして書いてあるものは、全て桝田アナのものです!

皆さんは気付くことが出来たでしょうか?
佐々木アナのお母さんであれば、気付けたかもしれませんね。(笑)

我々アナウンサーは、放送は嘘なく行って参りますので、
本年度も宜しくお願いします!