担当者
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住田紗里
「平成」が終わり、5月1日「令和」に元号が変わりましたね。
連日、平成最後の○○という言葉を目にしたり、
平成を振り返る番組が放送されたりしていました。
そんな中、自分の中でも「平成」に流行ったものなどを考えていました。
思い浮かんできたのは、
キャラクターの育成ゲーム、食べ物の形の消しゴム、ローラーのついた靴など。
自分自身が小学生だった時の物を次々に思い出しました。
ということで、
平成生まれのアナウンサーが小学生だった頃に流行っていたものを聞いてみました。
まずは、
入社5年目の池谷麻依アナウンサーと田中萌アナウンサー。

平成4年の早生まれと、平成3年生まれだから、同じ学年なんだよね。
もちろん会社でも同期だけど
そう、ちょうど年齢も一緒
同世代だから、きっと同じ時を過ごしてきているはずだね


同期で同い年の2人。
一体どんなものが流行っていたのでしょうか。
聞いてみると、
香り付きのペン、プロフィール帳、キャラクター育成ゲーム、
リズムゲーム、メモ帳交換
などなど続々と出てきました。
中でも盛り上がったのが、「シール交換」!
私はシール交換をよくしたなぁ
シール交換は本当に一世を風靡してたよね。みんなやってたもんね
シール帳って作らなかった?交換してもらったシールを貼ったり、自分があげるシールを貼っておいたりしてたけど
このシールが欲しいなら、それをちょうだい、みたいなね。物々交換だから、レアなものほど気をつかって。お互いちょっとレアっぽくないと交換できなかったような……
確かに!キラキラしたのとかは特別だったね
タイルシールって言うんだっけ?タイル状になってるシールもあったよね
そう、タイルシールだと同じタイルのもの。あとは、ちょっと高めのシールじゃないといけないとか、色々ね……

池谷アナの子供の頃。ヒップホップダンスを習っていたそうです
『特にレアなシール持ってる?』みたいなのもあったよね
あった、あった!
あと、シール帳は何冊も持ってたなぁ
私も!シールを買ってシール帳に貼るだけでも楽しかったな
買って、また貼って、友達にも見せて交換して、また集めて……。いつも(シール帳を)持ってたもんね
シール帳の形も凄かったよね。元々のシール帳は平らなのに、でこぼこしたシールを貼っていくから、すごくパンパンになっちゃって、大変なことになってた
みんなシールだけじゃなくてシール帳にもこだわっていたよね。手帳型みたいな人もいれば、薄いノートみたいなものを何冊も持っている人もいたしね。それも色々なキャラクターが描いてあったり、イチゴなんかの女の子が好きな柄だったりとか。あー、懐かしいなぁ
シール帳、私も持っていました!
確かに、「シール交換」は地道な物々交換でしたよね。
その他に流行ったものを聞いていくと……。
ねえ、一輪車って流行っていたよね!
うん、私も一輪車に乗ってた!
最初はなかなか乗れなくて、頑張って乗れるようになったなぁ
私は小学校一年生の秋に乗ろうとして練習したんだけど、結局一年生のうちには乗れるようにならなかったの。冬は雪が降っちゃうから全く練習しなかったんだけど、春になって久し振りに試してみたら乗れたのっ!
(田中アナは山形出身)
急に乗れたってこと?!
そうそう!自分でも理由が分からなかったんだけど
『え?乗れちゃった!!』みたいな感じ?
うん。秋はずっと壁沿いとか家の塀とかでひたすら練習していたの。友達は結構乗れるようになっていったんだけど、私は、チョイチョイチョイって移動して、つかまって、また移動して、つかまって……みたいなことしかできなかったんだよね。そしたら冬になっちゃって、『ちょっと休憩だ、長い長い冬眠だ』と思って、冬は全く練習しなかったの
もしかしたら、その休憩がよかったのかな?!
春になったら突然乗れた!っていう感動。これは覚えてるなぁ
『えー?!』って感じだよね
私自身も、なんか謎(笑)
ほんと、謎だねぇ(笑)
友達と一輪車に乗っているこんな写真もあったよ

一輪車に乗る田中アナ
わぁ、かわいいね!
3人とも一輪車に乗って手をつないでるの。これは、乗れるようになってからの写真なんだよね」
よくこんな写真を撮っていたね!
他の二人が先に乗れていて、いいなぁと思いながら冬は諦めたんだよね。そして春になったら、乗れるようになっていた!

田中アナ、春になって何故乗れるようになっていたのか……。不思議ですね!
私も全く乗れず、1学期の間ひたすら練習して、
2学期になってやっと乗れるようになったのを覚えています。
一方で、
平成中期の男の子は何をして遊んでいたのでしょうか?
井澤健太朗アナウンサーに聞きました。
公園で遊ぶことが多かったのですが・・・・・・。
流行ったと考えるとカードゲームでしょうか。
思い返せば、誰が言い出したのか分からない「レアカードを出す裏技」に翻弄された少年時代でした。
「一番後ろのものを選ぶ」「バーコードの太さが違う」「袋を触ってみて厚みがあるものを選ぶ」などなど・・・・・・。
「秘密だよ」と、友達からそういった裏技をこっそり教えてもらうと、
試す前から嬉しさが沸き上がってきました。
150円を片手に試してみますが、結果は惨敗。
当たり前ですが、袋を開けないで中身が分かるはずがない、と今では思います。
ただ、そのときはキラキラ光ったレアカードが、
喉から手が出るほど欲しかったのです・・・・・・。

子供の頃の井澤アナ
幼き日の井澤アナの
キラキラカードへの思いが伝わってきます。
では、今の小学生、まさに「令和」の小学生の間では何が流行っているのでしょうか。
小学生のお子様がいる、小木逸平アナウンサーに聞きました。
私の娘(小学生)によると……。
『ドロケイかなぁ』……ああ、あの泥棒役と警察役で分かれる鬼ごっこの一種ね。
お父さんの頃は「ケイドロ」って言ってたなあ。今だにやってんのね。他は?
『消しピン』……なにそれ?机の上の消しゴムを指でピンとはじいて相手の消しゴムを
落とす、
そんなのやってたなあ、お父さんも。消しピンっていうんだ、あれ。他は?
『タスケも流行ってるよ』…タスケ?ルールは?ほうほう。ドッジボールの変形だな。
って、昭和49年生まれと特になんも変わらないぞ。というのが調査結果です!
なんと!
私が小学生だった頃とほとんど変わらない!
(タスケだけ初耳でしたが。)
さらには、小木さんが小学生だった頃とも特に変化なしとは……。
個人的にはかなり意外です。
昭和も平成も令和も、
小学生に人気の遊びはあまり変わっていないということが分かりました!
懐かしい気持ちでいっぱいになったところで、
「令和」の時代、
みなさんにとってどんなものにしたいかを聞きました。

「果敢」
私も一般的にはもう“ベテラン”と言われる年齢らしいので「円熟」でもいいのですが、放っておいても熟していくし、果敢にチャレンジして自分に負荷をかけていかないと
表現力も技術力も落ちていっちゃうかな、と。
平々凡々と過ごしていきそうな自分に活を入れるためにもこの二文字!

達人?何の!?と思った方が多いのではないでしょうか。
そうその答えは……
「ギターの達人」です!!
またギターか!というツッコミはさておき、
中学生のときに趣味で始めたギター。
テレビで披露する機会をいただけるなんて思ってもいませんでした!
さらにありがたいことに、
平成終盤(今年1月~3月)に担当していた番組「アナ行き!」で自分の作った歌詞とメロディーを披露する機会がありました。
曲といえるほど立派なものではないのですが、
私にとってこの経験はとても貴重なものとなり、
もっと腕をあげたいという思いが最近どんどん強くなってきました。
しっとり弾くにしても、色々な弾き方で表現できるようになりたいですし、
さらに難しい曲も表現力豊かに弾けるようになりたいなぁと思います。
この目標を掲げたからには、 またテレビで披露する機会をいただけたときに、 「頑張ってるな」と皆さんに思っていただけるような弾きっぷりをお見せできるよう 練習に励みます!

「平成」は子どもから大人へと成長した時代でした。
「令和」はもう立派な大人といわれる年齢です。
成熟し、人として深みを持っていきたいです。

「平和」
平和な時代になって欲しいと思います。
平成の「平」と令和の「和」。平成から令和にかけて生きてきて、何よりも平和が一番だと思いました。
平穏な毎日が続いて欲しい思います。
「平成」から「令和」へ。
「令和」はどんな時代になっていくのでしょうか。
私も楽しみにすると同時に、
時代の流れをしっかりとお伝えしていきたいです。