担当者
- Reported by
山本雪乃
おかえりなさい!
萩野志保子アナウンサー!
昨年出産した萩野アナウンサーが、産休・育休を終えこの11月から復帰!
そんな萩野アナを直撃取材しました!
おっと!その前に!
今回どうして「萩野さんカムバック!」について書こうと思ったかというと、
私と萩野さんの思い出の「パイナップル」が理由でした。
なんのことやら、さっぱりわかりませんよね(笑)
さかのぼること、1年数か月前。産休目前で、萩野さんのおなかがもう大きかった時のことです。
新人研修のある授業でフリートークをしていました。
私は「大好きなパイナップル」の話をしたんです。
私はパイナップルが大好きです。今日の朝も食べました。すでにカットされたパイナップルはあまり買いません。自分で丸ごとのパイナップルをカットして食べるのが好きです。切り方は・・・
つらつらとパイナップルについてしゃべり続けました。
そう、その時の研修の講師が萩野アナウンサー。
私のパイナップルの話に、笑ってくれて、
フリートークの指導をいただいたことを今でもよく覚えています。
そこから、半年が経ったお正月のこと。萩野さんから素敵な年賀状が届きました。
そこに書いてあったメッセージを読み、本当に驚きました。
「パイナップルを見るたびに雪乃さんを思い出します!」
あれから半年も経っていたのに、そんなことを覚えていてくれたなんて、
本当に嬉しかった!
だから萩野さんが戻ったら伝えるんだ!「パイナップル」のことを!
導入が長くなりましたが、、、離れていても、あるシーンを頭の中でずっと共有できた萩野アナのことを、書かずにはいられないということです!笑
さて、本題に入りましょう!
産休から戻られた萩野さんに、いくつか質問をしてみました!
Q.久しぶりのアナウンス部はどうですか?
新人のときより緊張しているかも!
言うなれば、ベテランの皮をかぶった新人!新種の妖怪みたいなものよ~!(笑)
さすが!明るい萩野さんは健在でした!「新種の妖怪」って!!!
本当に笑いました。
Q.まだ復帰してから10日ほどですが、最近は何をしていますか?
お昼のニュースの影読みをしたり、CSBSニュースを読んだりしています。
もう本格的にナレーションの仕事も始まりました。
でも、その前は・・・後輩の仕事をゲリラ見学!
若手に変なプレッシャーを与えてしまっていて、謝りながら見学しています。
ここにも出てきたの、「妖怪ケンガク」(笑)
Q.産休中はどんな生活でしたか?
本当に濃密な日々で、知らないことの全力投球をしていましたよ!!
家事と育児に没頭!
産後間もないころの1日のスケジュールは・・・「授乳・おむつ替え・合間にうたた寝」の繰り返しだったかなあ。(笑) 寝不足すぎて記憶がぼやけてしまってる感じ。
産後2か月目は、抱っこして動いていると寝てくれるのだけど、抱っこから離して置くと背中スイッチで起きちゃう。
だから何時間も抱っこし続けるしかなくて、でも家の中を歩き続けるにも限界があるしで・・・結果、夜、抱っこで外を散歩していたの!怖い話だよねえ。もうしかたなくて。
ママ友達に言うと、本当に驚かれたけどね(笑)
いや~なんとも今の私では想像もつかないこと!
なかなか睡眠時間も取れなかったみたいです。お母さんたちの強さを感じます。
Q.お母さんになって、新しい出会いはありましたか?
同じ地域で、同じくらいの月齢のお母さんたち!
お互いにいろんなことを共有しました。
地域の一員としてお母さんたちと触れ合うのも新鮮でしたし、お互い成長を励まし合えるなんて、ありがたい存在ですよね。
お子さんの送り迎えの時ため、自転車に乗り始めたころには、
「自転車デビューしたのね!!!」と声をかけてくれたそうです。
お母さんたちの「初めて」はいろんなところにあるんですね~。
そんなママ友達との、素敵なエピソードも教えてくれました。
それは、萩野さんが復職する日の朝のこと。
お子さんを送りに行くとき、たまたま2組のママ友親子に会ったそうです。
今まではすこしラフな格好(ヨレヨレのシャツやトレーナー 笑(本人談))だった萩野さんでしたが、復職日ということもあり、
ジャケットを着て、いつもよりしっかりメイク!
すると・・・ママ友達は一瞬気づかず、気づいた時にはびっくりされたとか(笑)
「今日からなのね!!!頑張ってね!」とエールをもらいます。
産休の時間の象徴ともいえるママ友達に、復職日のその日に偶然会い、
応援の言葉をもらえたことが本当に嬉しかったそうです。
「泣きそうになっちゃった」と萩野さん。
お母さんたちの強さの裏には、たくさんの思いや頑張りがあるんだなと痛感します。
そして!!!
ほかにも新しい出会いがあったみたいですね、萩野さん^^
40代の夫の健康と赤ちゃん息子のからだづくりには、
なんていったって食事が重要、やるならきちんと学びたいぞ!
と思い、
伝統ある女子栄養大学の文部省認定・通信教育を始めました。
もともと、お料理上手の萩野さんですが、本格的に基礎から学んだそうです!
半年間勉強し、先月修了証を頂いたのですが、泣けました。
課題が難しく、時間とパワーのいる内容でしたので、
育児と家事の間で取り組むことにへとへとになってしまい、
力尽きてご飯を作れず、「これじゃ本末転倒ではないか!」
と泣いた日も。(笑)
料理をしているとぎゃんぎゃん泣いてしまうので、
できる隙にニンジンや大根などいろいろな根菜を賽の目切りにして保存バッグに真空にして詰め
冷凍しておくなど、作りたいときサッと作れるための要領も学びました^^
萩野お母さん・・・タフすぎます!(笑)
そんな萩野さんのお料理の数々がこちら!
試験の内容には、切ったお野菜を絵で描くというものもあったそうです。
そして、最後に!
「ベテランの皮をかぶった新人」となってしまってはいけないのですけれども、19年目にして今とても新鮮な気持ちです。
新人の緊張感が、今の自分は切実にわかりますので、だからこそアドバイスできることがあったらいいな、と思います。
経験年数と心持ちが、タイムマシーンみたいになっていますから(笑)
もちろん研修の時も本当にたくさんのアドバイスをもらいました。
でも、また違った視点で、お話をしてもらえていることを、身を以て感じました。
今回、萩野さんに取材をしながら、
最後は私の仕事相談になってしまったことは言うまでもありません(笑)
皆さんも、産休から戻った「ベテラン新人」の萩野アナウンサーの声や表情を、
ぜひ楽しみにしていてくださいね!