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2014/10/22    今年も始まります!フィギュアスケート・グランプリシリーズ

秋も深まり、
涼しさも感じられるようになった今日この頃・・・。
フィギュアスケートにおいて、
オリンピック、世界選手権と並ぶ三大大会の1つである、

「グランプリシリーズ」が、
今年もいよいよ開幕します!

さて、私、草薙和輝は今回、初めてアナウンス部chを担当するのですが、
何について書こうかと必死に考えました・・・。

 

そこでふと思い浮かんだ疑問が。

 

「テレビ朝日はフィギュアスケートの中継を多くやっているイメージだけど、
中継している『グランプリシリーズ』とは一体どのような大会なのか?」

 

「そもそも、フィギュアスケートはどのような所に注目すると、
より一層、中継を楽しむことが出来るのか?」

 

フィギュアスケートに詳しい方も、そうでない方もいらっしゃるかとは思いますが、

 

改めてその魅力に迫ります!

 

悩んだ私は、あの人に教えてもらうことにしました。

 

いつもお昼ご飯に誘ってくれ、時には甘いお菓子もくれる、
心優しき先輩、大西洋平アナウンサーです!

鬼気迫る、真剣な表情でパソコンに向かっています。

 

勇気を出して、質問をしてみました。

 

Q:まず、グランプリシリーズとはどのような大会なのでしょうか?


大西アナ

グランプリシリーズとは、フィギュアシーズン前半戦の頂点を決める戦いです!
10月25日から始まるアメリカ大会から、カナダ、中国、ロシア、フランス、日本と6ヵ国で各大会が行われます。
そしてその各大会で順位に応じて与えられる得点の、
上位6選手のみが出場できるグランプリファイナルで世界一の座を競います。

今年のファイナルの舞台はバルセロナ!
スペインでグランプリファイナルが行われるのは、史上初です!!
シーズンの序盤戦で、新たなプログラムを披露する選手も多いですし、
特に今年はオリンピック後のシーズンですから、
その面でも色々な“変化”が感じられるグランプリシリーズになると思います!


世界を転戦、しかも、わずか6人しかグランプリファイナルに進めないなんて、
何と過酷な戦いなのでしょうか!
まさにサバイバルですね!

 

情熱の国・スペインでのグランプリファイナルは史上初とのこと、
どのような氷上の戦いが繰り広げられるのか・・・必見です!

 

さらに質問!

 

Q:ズバリ、フィギュアスケートの魅力とはなんですか?


大西アナ

スポーツであり、芸術であり、ショーであるということでしょうか。
1つ1つの技の質や難度を高め、競技者としてより高みを目指す部分もあれば、
指先ひとつまで神経を使い、リンクの上で音楽とともに1つの作品を作り上げていく部分、
そして見るものを引き込み、魅了するために観客にアピールする部分もあります。
見る人によって色んな楽しみ方が出来るのが、フィギュアスケートの大きな魅力だと思います。


なるほど・・・。
見る人それぞれに楽しみ方があるのですね。
スポーツとしても芸術としても、
様々な角度から競技を見ていきたいと思います!

 

大西洋平アナウンサーは、
第3戦・中国大会のエキシビションと、第4戦・ロシア大会の男子のショートとフリー
の実況を担当します!

 

そして今月25日からシカゴで行われる、
第1戦・アメリカ大会の実況を担当する二人の先輩アナウンサーに、
今年のグランプリシリーズについてのお話を聞きました!

 

Q:今年のグランプリシリーズの見どころはどこでしょうか?

 

まずは、
女子のショートとフリー、そしてエキシビションの実況を担当する、
森下桂吉アナウンサー!


森下アナ

ルール改正によって、今シーズンからボーカル入りの曲を使うことが認められました。
これが選手の演技にどんな影響を及ぼすことになるのか。会場の空気はどう変わるのか。
そして、その中に実況コメントはどう入り込んでいくべきなのか。
見どころです。

そして、昨シーズン限りで現役を退いた織田信成さんと鈴木明子さんがテレビ朝日解説陣に加わります。
氷上の表現力から言葉の表現力へ、お二人がどんな転身をはかるのか。
もう一つの大きな見どころです。


続いて、
男子のショートとフリーを担当する、
角澤照治アナウンサーです!


角澤アナ

ソチ五輪が終わって、次の平昌五輪に向けた4年間の始まりとなるシーズンです。
髙橋大輔選手が引退し、浅田真央選手が不在の中、誰が最高のスタートを切るのか、
四年後を占う意味で、とても大事なGPシリーズになりそうです。

今シーズンは、いくつかルールの変更もあるのですが、なんといっても大きな変化は、『ボーカル付きの曲の使用がOKになったこと』です。

先日、小塚崇彦選手と話をする機会があったのですが、
『表現の幅が広がると思うので、いかに味方につけるかだと思いますよ』
と前向きにとらえていました。
多くの選手がボーカル付きの曲で勝負してきそうな気配なので、ファンにとっては、
また新しいフィギュアの楽しみ方が出来るシーズンになると思います。


二人が共通して挙げたのは、
ボーカル入りの曲が使えるようになったという点!
このルール変更に対して、どれぐらいの選手がボーカル付きの曲を使うのか、
また、それがどのように選手の演技に活かされていくのか。
全く予想がつきません!ワクワクしますね!

 

そして森下アナウンサーからもありましたが、

今回からなんと・・・、
織田信成さん鈴木明子さんが解説陣に加わります!

現役引退直後のお二人がどんな話しを聞かせてくれるのか、本当に楽しみです!!

 

  

 

続いて質問をもう一つ・・・。

 

Q:今シーズン、注目している選手は誰でしょうか?


森下アナ

ソチ五輪男子シングル金メダルの羽生結弦選手、女子シングルで金メダルを獲ったロシアのソトニコワ選手。
更に、団体戦で金メダルを獲ったリプニツカヤ選手も含め、頂点を極めて尚、まだまだ伸び盛りの選手達の今シーズンの演技とプログラムに期待しています。


角澤アナ

町田樹選手です。五輪に初めて出場して、世界選手権でもメダル獲得と、昨シーズンは大躍進でした。
今シーズンのフリーは、なんとベートーベンの「第九」!あの合唱をバックに、町田選手がどんな世界をみせるのか。
町田選手本人は、はっきりとは口にしていませんが、金メダリスト羽生弦結選手に勝つためのプログラムでもあると思うので、この2人がファイナルで対決するのを今から楽しみにしています。


ソチ五輪を終え、現役引退や休養を選択する選手もいましたが、
金メダリストを始めとして、注目すべき選手が非常に多い今シーズン。
男女共に、4年後の平昌オリンピックへ向けて既に戦いは始まっています!
各選手の戦いぶりに注目です!

 

 

まさに大きな「変化」を迎えた、大注目のグランプリシリーズ。
テレビ朝日では、第6戦の大阪で行われる日本大会(NHK杯)を除いた、

シリーズ5戦と、グランプリファイナル放送します!

 

様々な魅力を持ち、進化を続けるフィギュアスケート
氷上で繰り広げられる熱き戦い
皆様、是非ご覧下さい!

 

放送予定など、詳しくはこちら
↓↓
http://www.tv-asahi.co.jp/figure/gp2014/

 

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