―― 今回のシーズン4の撮影を振り返って、ちょっとこれは大変だったなど印象に残っているシーンがありましたらそれぞれ教えてください。
水谷
:
やはり印象に残っているといえば、元日スペシャルのヘリの撮影でしょうか。最初にヘリが飛んできたとき、ホバリングがすごく低かったんですよ。
寺脇
:
ヘリのすぐ下に群集や僕らがいるわけですけど、ものすごい砂ぼこりで、石つぶてのようなものが飛んできたりしてね。
水谷
:
僕も康文もエキストラもみんな顔なんか真っ黒になっちゃって。
寺脇
:
ヘリの撮影のあとの送風機を使った撮影も砂ぼこりがすごかったですからね。
水谷
:
やる側もそんなことになるなんて思ってないですからね。でも、結局あの画があったからこそ迫力あるシーンになったんだと思いますよ。
寺脇
:
僕は第8話の「監禁」の撮影中、犯人役の佐藤江梨子ちゃんに手足を結構な時間、縛られたままだったので、身動きできなかったのが大変でしたね。
水谷
:
一日中、食事の時間以外は縛られていたよね。
寺脇
:
普通の格好じゃない状態が長く続いて、動いたり、ロープを解こうとしたりして体は痛くなるし、スモークを焚いていたので空気も悪かったですしね。
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