|ジャンプ競技|クロスカントリー|ノルディックコンバインド|
ジャンプ台の規模によってクラスがわかれる。今回行われる札幌・宮の森はノーマルヒル(K90、HS100)、大倉山はラージヒル(K120、HS134)。
ジャンプ競技は飛距離をポイントとした「飛距離点」とジャンプや着地の美しさをポイントとした「飛型点」によって競います。
選手は2本ジャンプを飛び、合計のポイントで勝敗が決まるのです。
また団体戦は4名の選手の2本づつ飛び、その合計ポイントで競います。
1回目のジャンプ(「飛距離点」+「飛型点」)
+
2回目のジャンプ(「飛距離点」+「飛型点」)
=順位
・K点とは?
飛距離の基準点のこと。ジャンプの台の高さによって異なる。
本来はこれ以上飛ぶと危険という意味であった。
・HSとは?
ヒルサイズとは、踏切り台(カンテ)の先端から安全に着地できる限界地点までの距離。
ノーマルヒル のヒルサイズは85〜109m。
ラージヒルのヒルサイズは 110〜184m。
・「飛距離点」とは?
基準となるK点が60ポイント、K点との距離よって1mごとにポイントが加減されます
K点120m:1.8ポイント
K点90m:2.0ポイント
・「飛型点」とは?
ジャンプの美しさ、正確さ、着地姿勢を5人のジャッジにより、審査する。
持ち点は20点満点、0.5ポイント単位の減点法の採点。
公平を期すため、5人中最高点、最低点のジャッジ1名ずつの得点を除き、3人の合計点が得点となります。
・BMIルールとは?
体重を身長の2乗で割ったBMI:ボディマス指数を「20」を基準値として設定、体重が軽すぎる選手は指標に基づき、スキー板を短くしなければならない。
板の長さはBMI数値が20以上は身長の146%、19.5〜19.9は144%、19.0〜19.4は142%。
※BMI:体重 kg ÷身長 m÷ 身長m
雪原をスキー板で走る競技、1200mで争うスプリントから50kmまでの長距離
で行われる。距離と走法によって種目が分かれる。
・クラシカルとは?
クラシカルは走法のこと。スキー板を交互、平行に歩くように動かして滑ります。
登り坂では開脚も可能。
・フリーとは?
フリー走法、走法は自由であるが、スキー板を斜め前方へ交互に動かし滑るような走法が主流。クラシカルよりスピードが早い。
・パシュートとは?
パシュートとは距離複合のこと。男子は15km(計30km)、女子は7.5km(計15km)。
前半にクラシカル、後半にフリー走法で走りその合計で競う。
前後半ではスキー板を履き替える
・スプリントとは?
距離が短いのが特徴。レース方法は予選を行い上位16名が決勝へ進み、16名が4名づつ4組に分かれ決勝をトーナメント戦で競う。
選手が一斉にスタートを切り、その組上位2名が次に進み決勝まで行う。
また決勝トーナメントではタイムは関係なく、その組の順位のみで競われる。
・チームスプリントとは?
1チーム2名の選手が一周ごとに交互に走る。
・リレーとは?
4名の選手でリレーを行う。第1走者・第2勝者がクラシカル、第3走者・第4走者はフリーで行う。選手が一斉にスタートを切り、ゴールした順位が成績となる
ジャンプ競技とクロスカントリー競技を結合(コンバイン)さえた競技で、総合ポイントによって競う。
クロスカントリーのスピードと持久力、ジャンプでの瞬発力が必要、北欧では「キング・オブ・スキー」を称されオールラウンドな能力が求められる。
また団体戦は4名の選手のジャンプ平均ポイントでタイムを換算される。
・グーダゼン方式(個人戦)とは
競技の前半にジャンプを行い、そのポイント差からタイムを換算、後半クロスカントリーでジャンプの成績がよい順から順次スタートをし、ゴールした順位が成績となる。
前半のジャンプがノーマルヒルで行われ、後半のクロスカントリーは15km。
・個人戦スプリントとは?
前半のジャンプがラージヒルで1本のみ行われ、後半のクロスカントリーは7.5km。
・団体戦とは?
4名の選手が2本ずつラージヒルで行われ、後半のクロスカントリーのリレーは各5km。