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1ヵ月に及ぶサッカーW杯も終わり、いよいよ夏も本番! 夏休みを目前に、パニックムービーあり、アニメあり、ホラーありと、国内外の大作映画が一挙に公開されるなか、イナガキさんの心をとらえたのは、どんな作品?
イナガキベスト5
日本沈没
「日本人のための日本映画。感動しました。日本が沈みゆく姿は、本当に悲しかった。剛も柴咲さんも素晴らしかった。」
【作品DATA】
2006年(日本映画)
原作:小松左京
監督:樋口真嗣
出演:草なぎ剛、柴咲コウ、豊川悦司、大地真央、及川光博ほか
●有楽座ほかにてロードショー
M:i:V
「素晴らしかった。これ以上のエンターテインメントはない。トム・クルーズの短髪もよかった。」
【作品DATA】
2006年(アメリカ映画)
監督:J・Jエイブラムス
出演:トム・クルーズ、フィリップ・シーモア・ホフマン、ヴィング・レイムス、マギー・Q、ジョナサン・リス=マイ ヤーズほか
●日劇PLEXほかにてロードショー
ゲド戦記
「ずっと心に残るような作品ではない。ちょっと理屈っぽかった。言葉じゃなく伝えられたらよかったのに。」
【作品DATA】
2006年(日本映画)
原作:アーシュラ・K・ル=グウィン
監督:宮崎吾朗
声の出演:岡田准一、手嶌葵、田中裕子、小林薫、夏川結衣、香川照之ほか
●日劇PLEXほかにてロードショー
ブレイブストーリー
「子供向け。ストーリーが1個1個、ちゃんと片付いていない。オチまでしっかりやってほしい。松たか子さんの声優ぶりは、素晴らしかった!」
【作品DATA】
2006年(日本映画)
原作:宮部みゆき
監督:千明孝一
声の出演:松たか子、大泉洋、常盤貴子、ウエンツ瑛士、今井美樹、田中好子ほか
●TOHOシネマズ 六本木ヒルズほかにてロードショー
サイレントヒル
「堂々5位。怖くない。フィクションの世界でいくらやられても、リアリティーがないと怖さがない。」
【作品DATA】
2006年(アメリカ、日本、カナダ、フランス合作映画)
監督:クリストフ・ガンズ
出演:ラダ・ミッチェル、ショーン・ビーン、ローリー・ホールデン、デボラ・カーラ・アンガーほか
●丸の内ピカデリー2ほかにてロードショー


インタビュー イナガキゴロー
――まずは、今月の総論からお願いします。

そうだなぁ…まあ、夏休み前ということで大作が出揃ったわけだけど、どれも力強さは感じましたね。『サイレントヒル』は論外だったけど、あとの4本は良かったかな。

――ゲームの『サイレントヒル』は、無力感・絶望感の演出などが高く評価された作品だったんですけどね。

ゲームやらないからね。だから、勝手に決め事とかルールを作られても、そこに感情移入が出来ないんですよ、僕。「あなたは○○だ」とか言われてもねぇ。『ドラクエ』とか『ファイナルファンタジー』で育った人はいいけど、僕は、そういうロールプレイングゲームとかアクション系のホラーとかの経験がないから。だから『ロード・オブ・ザ・リング』とかもそうなんだけど、「そう言われてもねぇ…」って感じ。何でも魔法で済んじゃったりするでしょ。そういう意味では、まだSFの方がリアリティーがあるでしょ。『スター・ウォーズ』でも『ブレードランナー』でもいいけど、「文明が発達したらこうなるのかな」って思えるし。嘘でもいいから論理的じゃないと、僕は納得出来ないんですよ。

――1位の『日本沈没』は2回もご覧になったそうですね。

面白かったですよ。日本人だからこそ、より感情移入出来るというか。悲しくなるよね、日本が沈みゆく姿を見るって…。

――最近も大きな地震がくる、というウワサがありましたしね。

うん。北朝鮮がミサイルを撃ってきたりとかさ。だから、余計に思うことはあったような気はしますね。

――役者としての草なぎさんの魅力とは、どういうところにあるとお考えですか。

静かなんだけど、内なるものが燃えたぎっているところかな。表面的には静かで、朴訥とした感じだけど実は…という部分。凄く参考になる部分がある。もちろん、僕とは資質が違うんだけど。器用に何かをやってこなそう、っていうのではなく、常に気持ちを大切にしてお芝居しているというのは見ていてもわかるし、その辺は凄くいいと思う。見てくれる人にわかりやすく伝えよう、ということじゃなく、まず自分が燃焼しよう、ということを考えてやっていると思うんで。計算が見えなくていいと思う。

――最近、香取編集長はこの『月イチゴロー』を絶賛しています。「自分には絶対に出来ない」とまでおっしゃっているのですが、それに関してコメントをお願いします。

それは、毎月5本見られない、っていうことじゃないの? 慎吾がどういう意味で言ってるのかわかんないけど(笑)。まあでも、僕は理屈っぽいんでね(笑)。だから、合ってるのかもね。ただ、面白くなくても悪くは言いたくないし、でも嘘はつきたくないから、やっぱり苦しいですよ(笑)。まあ、何とも言えない仕事ですよ、これは。

――今回の順位には、凄く納得出来ましたが…。吾郎さんのお勧め順位通り、見に行こうかな、と。

そうですね。ホントに『日本沈没』はよかったですからね、身びいきってわけじゃなくて。ラブストーリーとしてちゃんと出来てたし。危機に直面したとき人はどういう行動に出るか、とか、愛するものを守るにはどうすればいいのか、っていうことも描かれているので。

――逆に『M:i:III』は、吾郎さんの評価を聞いて見たくなりました。

面白かったですよ。楽しませるように出来てますね。面白くない、っていう人はいないですよ。ただし、映画館じゃないとダメですね。

――最後に、間もなくツアーが始まります。期待しているファンのみなさんに向けて、メッセージをお願い出来ますか?

僕らも、唯一、ファンの方とコミュニケーションとれる場所なので、とても楽しみにしてます。自分自身も楽しんでライブをやりたいな、って思ってるし、ファンのみなさんにも思いっきり楽しんでもらって、夏の一番の思い出にしてもらいたいです。
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