草なぎ剛「僕の代表作になった」 現場では座らず「“高倉剛”です」
2024/04/23
俳優の草なぎ剛(49)、音尾琢真(48)らが23日、都内で行われた、映画「碁盤斬り」(5月17日公開、白石和彌監督)の完成披露舞台挨拶に登場した。
同作は、あるえん罪事件によって娘と引き裂かれた浪人・柳田格之進(草なぎ)を主人公に、武士としての誇りをかけた感動のリベンジ・エンターテインメント。疑心と陰謀渦巻く中、堅物なヒーローが囲碁を武器に死闘を繰り広げる。
草なぎは「ようやく届けられるということで、ドキドキワクワクしている。自分の持っているものをすべて出し切れた。本当に幸せな環境で映画を作れた」と満足げ。「(同作を)見終わった後に、“僕、ちゃんとやっているな~”って思った」と自画自賛し、「僕の代表作になったと思う」と胸を張った。
音尾は「撮影の合間、“座らない草なぎ剛”を見させていただいた。神経を研ぎ澄ませていた。座ると落ち着いちゃうんですかね」と振り返った。それに対し、草なぎは「ありがとうございます。“高倉剛”です」と、“撮影現場では座らない”で有名だった高倉健さんを引き合いに笑わせ、「座ると5秒で眠くなっちゃうんですよ」とおちゃめに明かした。