「ヒロシ&キーボー」ヒロシ、前立腺がんを告白
2017/12/27
「3年目の浮気」のヒットで知られる男女デュオ「ヒロシ&キーボー」のヒロシこと、黒沢博(69)が前立腺がんであることが分かり、27日、当サイトの電話インタビューで“完治”することを誓った。
電話口で黒沢は開口一番、「がんが分かったことに感謝。俺はハッピー!」と明るい声で応じた。がんであることは、11月初旬に受けた定期検診で判明。精密検査などでステージ1であること、骨やリンパ節などへの転移がないことが分かったという。「俺はめちゃくちゃポジティブな人間。精神力で克服したい」と投薬や手術をせずに治療していくことを決めた。夫人との約束で2ヵ月に1回の検査を受けることを条件に、自身の前向きな気持ちでがんと闘うことを宣言。「世の中にはこういう方がたくさんいらっしゃると思うけど、自分が頑張ることで元気づけたい」と力を込めた。
黒沢は1966年に結成されたグループ・サウンズ「寺内タケシとバニーズ」のギター&ボーカルのメンバーとして活躍。71年の解散後は「ヒロシ&キーボー」を結成し、82年発売の「3年目の浮気」が大ヒットした。今年9月にはナオミ・グレース(53)との新コンビ「ヒロシ&ナオミ」として新曲「30年目の本気」を発売。「俺はグループでヒットして、デュエットでヒットしたけど、ソロでヒットすることが夢。その夢は捨てていない」と前向き。がんが判明したことで夢実現への意欲が増したようで、「さらに飛躍してエネルギッシュに行きますよ!だって俺はロックンローラーだから」と自身を鼓舞していた。