■勝村政信主演、『ドクターY』放送決定!ついにゴールデン帯に進出!

 シリーズ開始から丸7年を迎える『ドクターX ~外科医・大門未知子~』。そんな『ドクターX』に欠かせない“あの男”のドラマが、最新シリーズとなって帰ってきます!
 群れを好み、金を愛し、腹腔鏡のスキルと要領の良さだけを武器に突き進む外科医・加地秀樹。「腹腔鏡の魔術師」と崇められるほど腕がいいけれど、人としては何だか残念な…もとい、非常に人間らしい加地を主人公に据えたスピンオフドラマシリーズ『ドクターY~外科医・加地秀樹~』が、第4シリーズにしてついにゴールデン帯に進出!『ドクターX』放送に先駆けてこの秋、全国ネットの日曜プライム枠で2時間ドラマとして放送されることになりました!
 個性的なキャストはもちろん、未知子をはじめとした『ドクターX』でおなじみのキャラクターたちも特別出演! 加地ファンはもとより、『ドクターY』ファンも『ドクターX』ファンも、そしてシリーズ初見の人も楽しめる物語となっていますので、お楽しみに!

ニュース

未知子がいたのはなんと、ヒマラヤ!!?
連ドラ『ドクターX』スタートを前に一足早く、大門未知子たちに会える!
久々の『ドクターX』ファミリー再会に米倉涼子、岸部一徳、そして勝村政信も和気あいあい!


2019年10月6日

『ドクターY』第4弾に、米倉涼子演じる天才フリーランス外科医・大門未知子、岸部一徳演じる神原名医紹介所所長・神原晶をはじめとした、『ドクターX』のレギュラーメンバーが総出演することが決定! 10月17日(木)から放送される『ドクターX』第6シリーズを前に、一足早く未知子たちに会うことができるのです!

■『ドクターY』に大門未知子登場!でも未知子がいたのはなんと、ヒマラヤ!?

 2年前に放送された『ドクターX』第5シリーズの最終回で、キューバへ旅立った未知子と晶は今、どこにいるのでしょうか?今回の『ドクターY』でその疑問が明らかになります。今、未知子と晶がいる場所は、なんと…ヒマラヤ! とある事情から未知子に連絡をとった加地でしたが、その電話を受けた未知子は、加地にヒマラヤに来ていることを告げます。さらに、ある場面では、なぜか加地もヒマラヤに合流!『ドクターX』の名物シーンとも言える“麻雀”に興じる姿を見せてくれます。
 岸部一徳、勝村政信との久々の撮影に「同窓会みたいで楽しかった! カメラが回るまではさんざん関係ない話で盛り上がっていたのに、始まった途端にみんな真面目な顔して麻雀卓に向き合っているのがおかしかった(笑)」と米倉。勝村も「米倉さんたちとの『ドクターX』チームは、撮影がないときでもずっと連絡は取り合っていて、お互いの状況は把握している大きな家族みたいな関係。それでも会うのは久しぶりなので、すごく楽しみにしていたんです」と撮影を心待ちにしていたことを明かしてくれました。
「『ドクターY』は、回を重ねるごとにどんどん面白くなっていく」と、毎回ドラマを楽しんでいる様子の岸部。米倉は「未知子としても、加地先生にはオペで2年分遅れをとっていますからね。早く追いつかなきゃいけない!」と、少しプレッシャーを感じていることも明かしてくれました。

 いったい未知子と晶は、どんなシチュエーションで登場するのか? 
 もちろん加地の盟友(?)でもある海老名敬(遠藤憲一)、原守(鈴木浩介)、そして蛭間重勝病院長(西田敏行)も登場しますので、期待は高まるばかりです!


石田ひかりが『ドクターY』のキーパーソンとなる人物を怪演!
加地秀樹の秘密を握る不気味な看護師長役に…
石田と勝村政信の演技合戦に注目!!


2019年9月20日

第4弾のキーパーソンとして、石田ひかりが出演することが決定! 7年前の出来事を知る、加地にとっては不気味な存在の看護師長として、ドラマを盛り上げます。

■石田ひかりが『ドクターY』に初参戦!不気味な看護師長を怪演…!

 石田が演じるのは「帝都医科大学付属病院 前橋第27分院」の看護師長・古屋早苗。7年前にもこの病院におり、加地の過去を知る人物でもあります。
 7年ぶりに「帝都医科大学付属病院 前橋第27分院」に戻ってきた加地を襲った“手術ミス疑惑”――そのオペを担当した早苗は唯一の目撃者。手術室と言う密室で、一体何があったのか!?
 さらに、加地を「パパ」と呼ぶ謎の女の子・七海まで登場。その現場に居合わせた早苗は、病院内に加地の“隠し子疑惑”の噂を流し…?
 常に無表情で、気がつくとそこに立っていたり、ある時は加地を押し倒そうとしたり…。何を考えているのかわからない不気味なキャラクターである早苗を、石田が怪演。さまざまな役を変幻自在に演じる石田が、今作でまたも新境地を開拓します!
 石田は今回の役について「何が正解なのかわからない不安があったのですが、監督とかっちゃん(勝村政信)がいろいろとアドバイスをくださり、この役をどんどん不気味にしてくれました」と説明。勝村とは、2年前に初めて共演して以来、プライベートでも親交が深いそうで、『ドクターY』の現場でもその仲の良さを垣間見せていました。
 一方の勝村も「ぴかり様(石田)には全幅の信頼を置いています。今回のドラマが決まったときにもすぐに連絡があって、どうしようか、どうやろうか、と相談し、早苗という役に徹してくださいました」と絶賛。「彼女はあまりこういう役をやったことはないのではないかと思うのですが、楽しんでやっているようでしたよ」と撮影を振り返ってくれました。

 プライベートでも親交を深めつつ、役者としてお互いに認め合う石田と勝村。2人が『ドクターY』でどんな演技合戦を見せてくれるのか、期待は高まるばかりです!

石田ひかり(古屋早苗・役) コメント

 勝村政信さんとは2年前に初めて共演させていただいて、今回で3回目なのですが、出演のお話をいただいたときは「あー、かっちゃんに会えるんだー!」とうれしくなりました。『ドクターY』は台本を読んでも面白いですし、けれん味もあって、『ドクターX』シリーズ同様、長く続いている理由がよくわかりました。かっちゃん(勝村)からも「ファミリーだからね」とよく聞いていて、現場での写真もよく送ってきてくれていました。もう10年くらい一緒にいるそうですね。仲の良さが伝わってきます。
今回の古屋早苗という役を演じるにあたり、何が正解なのかわからない不安があったのですが、監督とかっちゃんがいろいろとアドバイスをくださり、この役をどんどん不気味にしてくれました(笑)。さらに、かっちゃんがとってくれるリアクションによっても、ますます不気味になっていくので、とてもありがたいです。撮影でも常に面白いことを言って笑わせてくれていました(笑)。
『ドクターY』は、今回も期待を裏切らない面白さだと思いますので、楽しみにしていただきたいです。


“腹腔鏡の魔術師”加地秀樹にまさかの隠し子疑惑が浮上!?
勝村政信と倉科カナが『ドクターY』らしからぬ(?)“大人なシーン”を見せる!


2019年9月13日

 10月6日(日)よる9時から日曜プライム枠で放送される第4弾では加地秀樹の知られざる過去にスポットが。7年前に行われたとある手術が、加地にとんでもない波乱をもたらします。さらに、加地にまさかの“隠し子疑惑”まで浮上!「東帝大学病院」で平穏な外科医生活を送っていた加地の身辺が、突如として慌ただしくなるのです。
 ついにゴールデン進出となる第4弾のヒロインに倉科カナが決定!倉科は加地と“深い仲”になってしまうホステス・島田美里役を熱演!勝村とともに『ドクターY』らしからぬ、“大人なシーン”に挑みます。

■加地に隠し子疑惑!子どもの母親は7年前に関係を持ったホステス…!?

 倉科が演じるのは、加地が7年前に訪れた銀座の高級クラブのホステス・島田美里。現役女子大生だった美里と、当時は「帝都医科大学付属病院 前橋第27分院」の外科医だった加地は店で意気投合し、そのままホテルで一夜を共にしてしまいます!
 そして7年の時が過ぎ…。「東帝大学病院」に勤務していた加地は、ある事情から「帝都医科大学付属病院 前橋第27分院」に戻ってきます。そこで加地を待ち受けていたのは、7年前の手術ミス疑惑。さらに「この子はたった一夜の奇跡の夜に神様が私たちに授けてくださった宝物です」と書かれた手紙を携えた6歳の女の子・島田七海(古川凛)でした!
「しばらく日本を離れる間、その子をお願いします」という文面に呆然とする加地。そして封筒に入っていた写真を見て、驚がくすることになります。なんとそこに写っていたのは、7年前に一夜だけの関係を持った美里だったのです!
「まさか」と「いや、でももしかしたら…」という気持ちが入り混じりながら、ひとまず美里が日本に戻ってくるまで七海を自分が宿泊しているホテルで預かることにした加地。案の定、あっという間に病院内に隠し子疑惑の噂が広まってしまい…?

■勝村政信、倉科カナとの“大人のシーン”に「ありがたい(笑)」

 今回の『ドクターY』で、これまでにない“大人なシーン”を見せてくれることになる勝村政信と倉科カナ。まさかの展開に勝村は「ありがたい限りでした(笑)」とニヤリ。倉科は「どうやったら面白くなるか、監督と勝村さんと話しながら撮影を進めました」と、秘話を明かしてくれました。
 さらに「倉科さんは本当に可愛らしい方で、今回の美里役は彼女のために書かれたのではないかと思うくらいピッタリに演じられていました」と勝村。「みんなが彼女を好きになってしまうのではないかというほど、笑顔にやられますよ!」と、『ドクターY』初登場の倉科を大絶賛しました。
 一方の倉科も「かっこいいなぁ、一緒にお仕事したいなぁと思っていたので、今回お芝居をすることができて本当に楽しかったです」と、念願だった勝村との共演に喜びを隠せない様子。「加地先生の魅力がぎっしり詰まった“医療コメディー”を楽しんでください」とアピールしました。

 また、加地の“隠し子”として登場するのが、七海役の古川凛ちゃん。凛ちゃんの可愛さには加地もメロメロだったようで、撮影中の二人の仲の良さは他の共演者やスタッフもうらやむほどでした。「勝村さんは優しくて、撮影がとても楽しかった」と話す凛ちゃん。「日傘を差してくれたり、好きな食べ物の話をしてくれたり、たくさんお話をしてくれて面白かった」と興奮気味に撮影を振り返りました。
 勝村もまた、凛ちゃんとの撮影を楽しそうに回顧。「本当は少し距離があって、次第に近づいていくという設定なんだけど、最初から仲良くなりすぎてしまいました(笑)」と笑顔を浮かべていました。

倉科カナ(島田美里・役) コメント

 私は『ドクターX』シリーズのファンでドラマをずっと見ていたので、出演できたらなぁ…と思っていたんです。今回『ドクターY』のお話をいただいて台本を読んだら、『ドクターX』の世界観を残しつつ、加地先生のキュートさも台本にぎっしり詰まっていて、とても楽しく読んでしまいました。私が演じる島田美里の役柄にもとっても面白いセリフがあって、そのフレーズがどうしても言いたくて今回の出演を決めてしまったようなものです(笑)。
 勝村政信さんは、映像はもちろん、舞台も何度も拝見している大好きな俳優さんです。何度か共演はさせていただいたのですが、いつも一緒のシーンが短くて…。かっこいいなぁ、一緒にお仕事したいなぁと思っていたので、今回お芝居をすることができて本当に楽しかったです。
 冒頭には勝村さんとの“ちょっと大人なシーン”があるんですけど、コメディータッチなのでどうやったら面白くなるか、監督と勝村さんと話し合いながら進めました。勝村さんはいつも撮影現場で気を遣ってくださって、その場の空気を温めてくださいました。
『ドクターY』は、加地先生の魅力がぎっしり詰まった“医療コメディー”です。ちょっとセクシーなシーンもありますし、楽しんでいただけると思うので、ぜひ見ていただけたらうれしいです。


『ドクターX』の大人気スピンオフドラマ 勝村政信主演『ドクターY~外科医・加地秀樹~』初の地上波2時間スペシャル!
片岡愛之助が加地の“ある秘密”を握るスゴ腕脳外科医役で登場!


2019年9月4日

『ドクターX』の放送に先駆け、10月6日(日)よる9時からの日曜プライム枠で放送されることになりました!
 今回の『ドクターY』第4シリーズでは加地の知られざる過去にスポットが。7年前に行われたとある手術が、加地にとんでもない波乱をもたらします。そんな『ドクターY』に、片岡愛之助が初出演。加地の秘密を握る男を演じることになりました!

■片岡愛之助が初出演!加地の秘密を握るスゴ腕の脳外科医を演じる

 『ドクターY』初出演となる片岡愛之助が演じるのは、元脳外科医の木田光彦。「脳外の魔術師」と呼ばれるほど腕がよく、加地秀樹とは「帝都医科大学付属病院 前橋第27分院」で同僚医師として働いていた人物です。しかし、現在はある事情から医師を辞めており…? 7年前の手術を巡り、とんでもない危機に直面した加地は、当時の手術を“再検討”するため、木田に連絡を取ろうと試みます。
 実は木田は、加地に関する“ある秘密”を握っており、その秘密が加地の運命を大きく左右することになるのですが…?

 今作で、本格的な外科医役に初挑戦した片岡は、「また新たな役どころを頂いたことに胸を躍らせています」と話します。
 加地を演じる勝村とは初共演ではないが、ここまでしっかりと一緒にお芝居をするのは初めてだったそう。「画面から感じるお人柄通りの、優しくてユーモアに富んだ方」と勝村の印象を語り、「勝村さんのおかげで撮影現場も和やかなものでした」と、その雰囲気を絶賛しました。
 一方の勝村も、片岡について「本当にいろいろ力を貸していただきました。周りのスタッフや僕にまで気を使ってくださって…とても心強い存在でした」と感謝を。「愛之助さんはそんなに手術シーンをやったことがないとおっしゃっていたので、手術シーンは注目ですよ。何しろ目ヂカラがすごいですからね(笑)」と、意外な見どころを明かしてくれました。

■シリーズ通して初の2時間スペシャルに勝村も意気込み十分!

 今回で第4シリーズとなる『ドクターY~外科医・加地秀樹~』。シリーズを通して初となる地上波2時間枠での放送に主演の勝村は「特にこれと言って心境の変化はないですが、今まで通り、背伸びしすぎず、驕り高ぶらず、かといって真面目にもなりすぎないように…。これまでの『ドクターY』のテイストもしっかりと反映させつつ、2時間のドラマを成立させたい」と意気込みを明かしてくれました。
   いよいよ10月から始まる木曜ドラマ『ドクターX ~外科医・大門未知子~』に先がけ放送される『ドクターY~外科医・加地秀樹~』。この先も、豪華な出演陣が発表されていきますので、続報をぜひお楽しみに!

片岡愛之助(木田光彦・役) コメント

 出演が決まったときは「あの『ドクターY』に出られるのか」とびっくりもしましたし、うれしくもありました。最初は『ドクターX』のほうかと思ったのですが(笑)、『ドクターY』のほうでしたね(笑)。
 これまでに精神科医を演じたことはありましたが、このような医療モノで、脳外科医といった役をやるのは初めてなので、また新たな役どころを頂いたことに胸を躍らせています。

 勝村政信さんとこうしてガッツリご一緒してお芝居をするのは初めてだったのですが、画面から感じるお人柄通りの優しくてユーモアに富んだ方でした。
『ドクターY』はみなさんご存知の通り、とても楽しい、肩肘張らずに見られるドラマです。どの世代の方が見ても楽しめますし、感動して、泣けて、考えさせられて…とても良くできているドラマだと、出演している身でも思います!
 スペシャルな2時間になっていますので、ぜひご家族みなさんでお楽しみください。

主な登場人物

加地 秀樹(かじ・ひでき)(54)

勝村 政信

「腹腔鏡の魔術師」と呼ばれるほど腕がいいが、金には汚い。肩書や権力よりも金を選んだため、同期よりも出世は遅い。大門未知子の手術に協力したせいで「帝都医科大学付属病院 高松第24分院」に左遷されるなど、数々の迷惑を被ってきたため、未知子を「デーモン」と呼んで疫病神扱いする。

木田 光彦(きだ・みつひこ)(55)

片岡 愛之助

「脳外の魔術師」と呼ばれるほど腕がよく、加地秀樹とは「帝都医科大学付属病院 前橋第27分院」で同僚医師として働いていた人物。しかし、現在はある事情から医師を辞めており…?

島田 美里(しまだ・みさと)(29)

倉科 カナ

7年前、加地が訪れた銀座の高級クラブに勤めていたホステス。当時は現役の女子大生だった。店で加地と意気投合し、そのままホテルで一夜を共に…。7年後、「この子はたった一夜の奇跡の夜に神様が私たちに授けてくださった宝物です」という手紙とともに、突然七海を加地に託して姿を消す。

島田 七海(しまだ・ななみ)(6)

古川 凛

「帝都医科大学付属病院 前橋第27分院」に戻ってきた加地のもとに現れた6歳の女の子。母親である美里から、父親は加地だと聞かされて育ったため、加地のことを「パパ」と呼ぶ。

古屋 早苗(ふるや・さなえ)(49)

石田 ひかり

「帝都医科大学付属病院 前橋第27分院」の看護師長。常に無表情で何を考えているのかわからない不気味な存在。7年前の手術に関する、ある秘密を握っている。
加地に浮上した隠し子疑惑の噂を流した張本人。

大沢 正一郎(おおさわ・しょういちろう)(68)

本田 博太郎

群馬県選出の代議士。7年前、「帝都医科大学付属病院 前橋第27分院」にて脳腫瘍の手術を受ける。その後、地元後援会の手厚いバックアップを受けトップ当選を果たすも、再び頭痛に襲われるようになり、前橋第27分院を訪れる。

<特別出演>

大門 未知子(だいもん・みちこ)(42)

米倉 涼子

大学病院の医局に属さず、怪しい医師紹介所「神原名医紹介所」に所属しながら、様々な病院を渡り歩いているフリーランスの外科医。勤務時間は絶対厳守。医師免許不要の雑用は一切引き受けず、院内にありがちな権力闘争にも無関心。報酬は桁違いに高いが、外科医としての腕は超一流。自身も自分の腕に絶対の自信を持っている。誰に対しても物怖じせず、言いたいことを口にするため、医局の面々とは折り合いが悪い。趣味・特技が手術だが、手術以外のことにはもっぱら弱い。病院勤務のみならず「船医」「軍医」まで経験したという噂もあり、意外なところに人脈を持っている。第5シリーズで後腹膜肉腫を患い、余命3カ月と診断されるが、奇跡の生還を果たした。

海老名 敬(えびな・たかし)(55)

遠藤 憲一

「東帝大学病院」の外科副部長。蛭間をはじめ権力者たちにひたすら尽くす、卓越した「御意」力を持つ。本当は未知子が執刀した手術で“名ばかりの執刀医”となったり、ありえない論文を書けば未知子が実現してしまったり…と、未知子のおかげで評価を受けてきた。出世欲が原動力のすべてのようだが、実は「一人でも多くの患者を救いたい」という青年のような志も忘れていない。真摯に病気と向き合う未知子に土壇場で共感してしまい、策略を台無しにすることが多々ある、憎めない存在。

原 守(はら・まもる)(44)

鈴木 浩介

「東帝大学病院」の外科医。「帝都医科大学付属第三病院」時代、未知子の手術に協力したせいで地方の分院へ転勤。ロシアで一時働いた後、「国立高度医療センター」、「同・金沢分院」などに勤務。前副院長・久保東子の指名で「東帝大学病院」に呼び戻された。上の人間に頭が上がらない半面、患者の心に寄り添う医療を目指す温かい男でもある。

神原 晶(かんばら・あきら)(71)

岸部 一徳

「神原名医紹介所」の所長。未知子が「師匠」と慕う存在。元外科医だが、過去に医師免許をはく奪されているなど、謎の多い男。大学病院の内情にも詳しく、営業に余念がない。趣味は麻雀。第3シリーズでは手術適応外の重病に冒されたが、未知子のオペによって命を救われた。

蛭間 重勝(ひるま・しげかつ)(67)

西田 敏行

「東帝大学病院・知床分院」の院長。表向きは温和だが、逆らう者はバッサリと切り捨てる冷血漢。大門未知子に対して、積年の恨みを抱いている。医療界のトップに君臨するのが夢。第4シリーズのラストで、優秀な医師たちを中国の病院に大量に引き抜かれた責任を問われ、「東帝大学病院」病院長の座から転落した。第5シリーズで再び「東帝大学病院」院長に返り咲くも、収賄疑惑をかけられ、東京地検特捜部に逮捕されてしまう。

あらすじ

 7年前の夏――まだ加地秀樹(勝村政信)が「帝都医科大学付属病院 前橋第27分院」の外科医だったころ、とある手術が極秘裏に行われた。
 加地のオペによってその命を救われたのは、群馬の代議士・大沢正一郎(本田博太郎)。数週間後、病から復帰して選挙に勝利した大沢から謝礼の“紅白まんじゅう”を受け取った加地は、その金で銀座の高級クラブへ行き、そのままホステスの島田美里(倉科カナ)と一夜を共にする。
 月日は流れ、「東帝大学病院」の外科医として働いていた加地のもとに、大沢から「会いたい」と連絡が入る。厚生労働大臣も務め、「東帝大学病院」の院長・蛭間重勝(西田敏行)とも懇意にする大沢からの呼びかけに心躍る加地。フリーランスの外科医・大門未知子(米倉涼子)と出会って以来、外科医としてのキャリアに陰りが見えていた加地は、これを起死回生のチャンスと捉え、意気揚々と「帝都医科大学付属病院 前橋第27分院」に凱旋する!
 しかしそこで加地を待ちうけていたのは、なんと7年前の手術ミス疑惑! さらには「この子はたった一夜の奇跡の夜に神様が私たちに授けてくださった宝物です」と書かれた手紙を携えた6歳の女の子・島田七海(古川凛)だった!
 自分のことを「パパ」と呼ぶ七海を放っておけず、ひとまずは部屋に泊めることにした加地。その一方で、7年前の手術について再検討するため、脳外科医の木田光彦(片岡愛之助)に連絡を取ろうと試みる。しかし木田はすでに携帯電話も解約しており、勤めていた病院を辞めていたことが判明。加地が途方に暮れる中、大沢が再び頭痛を訴え…?
 ほどなくして、看護師長・古屋早苗(石田ひかり)の手により「帝都医科大学付属病院 前橋第27分院」内にも加地の隠し子疑惑が広まる。すると、七海の母親に関する、ある事実が明らかに!
 そして7年前の手術についても驚がくの真実がもたらされる!

スタッフ

脚本

林 誠人

音楽

沢田 完

エグゼクティブプロデューサー

内山 聖子(テレビ朝日)

プロデューサー

大江 達樹(テレビ朝日)
峰島 あゆみ(テレビ朝日)
西山 隆一(テレビ朝日)
大垣 一穂(ザ・ワークス)
角田 正子(ザ・ワークス)

演出

山田 勇人(ザ・ワークス)

制作協力

ザ・ワークス

制作著作

テレビ朝日

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