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身長
164㎝
出身地
岡山県
出身校
岡山白陵高等学校→
早稲田大学文学部教育学コース
入社年月日
2014年4月1日
星座
やぎ座

2014/08/12    熱闘甲子園!始まりました!

熱闘甲子園が始まりました。
番組内で、先輩の三上アナウンサーと一緒にキャスターを担当しております。

 

入社から3か月間の研修を終え、毎日球児を追いかけた「甲子園への道」。
そしてついに私も、甲子園にたどり着きました!

 

 

私自身、兄2人が小学生から高校生まで野球をしていました。
小さい頃は、土日になると、早朝から家族みんなで車に乗り、兄の試合へ。
私はというと、同じ境遇の妹たちと、土をいじったり、川で遊んだりしていました。

ときどき、監督が、妹たちにベースランニングをさせてくれることがあったんです。
なんとなくではありますが、何年も野球を見てきたのに、、、
私が、1塁ではなく、3塁方向に走り出したことは、伝説です。(笑)

野球に詳しくはなかったけれど、
どこか野球をすることに対する憧れがあったのでしょう。
父に頼んで、黄色いグローブを買ってもらい、
家の前で父や兄とよくキャッチボールをしていました。
ボールを投げて取るだけなのに、なんでこんなに楽しいんだろうと不思議に思いながら、気づけばあっという間に日が暮れていました。

 

そんな山本家の食卓では、もちろんいつもプロ野球放送が流れていました。
そして、夏になると、朝からみんなで甲子園中継を見ました。
熱闘甲子園の始まる前には、みんな必ずお風呂をすませるのがお決まりでした。

 


リトルリーグ時代の兄たちと3ショット

 

そんな私が「甲子園への道」や「熱闘甲子園」の取材を通して思い出したことがあります。

甲子園出場校の八戸学院光星の練習を取材に行ったときでした。
炎天下の練習中、保護者の方は監督さんや選手たちのために、冷たいタオルや
さらに、塩分を取るための梅干しや塩こんぶも用意していました。

そんななか、私たちにまでお茶をくださったんです。
氷が入った、キンキンに冷えた麦茶で、本当においしかった。
そして、どこか懐かしい味。

麦茶をくださったお母さんの姿が、
兄の野球を支えていた母の姿と重なりました。

 

お母さんたちが作ってくれた塩おにぎり、
大きな鍋に入った全員分の豚汁は、私も大好きで、
寒い冬、たき火を囲いながらみんなで食べた豚汁は格別でした。

家に帰ると、お風呂場で、泥だらけのアンダーソックスとユニフォーム、汗の染みこんだ帽子を手洗いする母の姿がありました。

 

保護者の方の、球児を支えるサポートは、いつも愛情にあふれていました。
その姿は本当にプロフェッショナルだと感じます!

 

今回、たくさんの高校球児にお話を聞きました。
彼らの口から出てくる言葉は、周りの人や仲間への感謝の気持ちで溢れています。

 

熱闘甲子園が、
普段なかなか照れくさくて伝えられない、でも心にはずっとある思いを、
伝えるきっかけや感じる機会になればいいなと思います。

普段野球を見ない方にとっても、
自分と重なるところがあるのではないでしょうか。

 

甲子園には、言霊ならぬ、「場所霊(ばしょだま)」があると聞きました。
今年も、甲子園だからこそおこる奇跡、
そして、新しいヒーローがきっと生まれるでしょう。

 

こんな私だからこそ、伝えられること、見えるものがあるかもしれないと思い
一生懸命伝えていきます。

 

熱闘甲子園、ぜひご覧ください!


共にキャスターを務める三上アナウンサーと全力で伝えます!

 

熱闘甲子園
8月11日(月)~決勝戦まで連日放送
(月~金)よる11:10  (土、日)よる11:15
http://asahi.co.jp/netto/

 

熱闘甲子園 公式ツイッター
https://twitter.com/nettoh_koshien

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