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1月25日 「音声ガイド」に初挑戦!!


人生で初めて美術館の「音声ガイド」のナレーションに挑戦しました。
この春、六本木にオープンする国立新美術館で開催の
「異邦人(エトランジェ)たちのパリ〜ポンピドーセンター所蔵作品展」
音声ガイドです。

これまで「Get-Sports」や「修造学園」といったスポーツ番組などでの
ナレーションの経験はありますが、今回は「芸術」という全く違う分野です。

美術館で一般のお客様がこのガイドを耳にしながら作品を観てまわられると
思うと、
「どのような読み方がよいのだろう?声の出し方は?高さは?スピードは??」と頭の中がクエスチョンマークで一杯になってしまいました。

しかも事前に送られてきた原稿は、なんとA4用紙20枚以上!!
今まで触れたことのない単語の山で、ますます不安は倍増。
そんな不安な気持ちで、当日スタジオに向かいました…。

動画を見る

あ〜、読み始める前と後では表情がまったく違いますね。
読みきったという達成感や安堵感なのか、よく分かりませんが…。

VTRの中でもお話しましたが、最も苦労したのは「イントネーション」。
専門家の方が丁寧に教えて下さるので、
私も後に続いて発音して確認するのですが、
文章を読み始めてその単語に差し掛かると、また分からなくなってしまったり…。
例えば→「アンフォルメル」(正しくは「フォ」にアクセント)
「モンパルナス」(「」にアクセント)
また「建築家ル・コルビュジエ」など日頃あまり言い慣れていない言葉の連続に、
何度練習しても詰まってしまうこともありました。

それでも何とか音声収録を終えることができ、
いよいよ「異邦人(エトランジェ)たちのパリ」の開催も近づいてきました。

パリに集い、パリで創作した20世紀初頭から現在までの世界のアーティストたちの作品、約200点が、この春誕生する話題の国立新美術館に。
ピカソ、シャガール、モディリアーニなどの画家や、
ブランクーシ、ジャコメッティなどの彫刻家、マン・レイなど写真家たち。
また日本のレオナール・フジタ(藤田嗣治)などの作品も集まります。

開催は2月7日(水)〜5月7日(月)
会場では是非、音声ガイドを手に鑑賞してみてください。

   
 
    
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