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4月25日 新番組「虎ノ門」
 

  A letter from 野村真季  

   『新番組【虎ノ門】』   

 
4月6日金曜日、深夜1時15分から3時間生放送で始まった、
新番組・「虎ノ門」第1〜第3金曜日に放送。
平たく言うと、テレビ朝日の名物番組「朝まで生テレビ」(毎月最終週に放送)の放送がない週に、月3回放送なのです!
それにしても・・・
「虎ノ門」。
な、なんだ!?このタイトル。と思った方も多いことでしょう。

確かにテレビ朝日は虎ノ門近辺にありますよ。でも、あそこの制作(バラエティーなどの)部門のビルは、確か森ビル36、つまり「神谷町センター」と呼ばれているはず。アークヒルズの放送センターにしても、場所は溜池山王。住所だって六本木。
なんで六本木でもなく、溜池でもなく、神谷町でもなく、ましてやご近所の新橋でもなく、なぜ、なぜ虎ノ門なのだー!!という疑問があってしかるべきでございます。
ちなみに、番組が始まって3週間経ちますが、アナウンス部内でもこんな会話が。「ねー、ノムラがやっている新番組って、『新橋』だっけ?」いやはや、実話でございますよ。
そこで、番組スタッフに聞いてみました。

> ノムラ「どうして『虎ノ門』ってつけたんですか?」
> チーフD「それはねー諸説あるんだけど、本音と建前どっちが聞きたい?」
> ノムラ「・・・。一応両方聞かせてください。」

ということで、表向きとしては、「虎の穴」に似た響きがあって、登竜門的なニュアンスを出したかった。そして本音は・・・スタッフルームのある場所が、虎ノ門だから。えー神谷町センターじゃーん、なんて突っ込みはなしですよ。「虎ノ門」スタッフルームのある「神谷町センター」は、実は港区虎ノ門3−4−7にあるのです。ま、俺を中心に地球は回ってる式のネーミングではありますが、そこに、番組スタッフの気概が感じられるじゃございませんかっっ!えぇっっ!
そこに、プロデューサーS氏。
「あと3年続いたら、新社屋もできるし、よし!番組名は『六本木6丁目』だな」
も、もしかしたら、あんまり深い意味なんてな、な、ないのかも。おほ、ほ。

そんなこんなで始まった「虎ノ門」は、金曜日深夜1時15分〜の有無を言わせず、なにがなんでも、絶体絶命、地獄で仏、仏の顔も3度まで、3度と言えば、月に3回・3時間生放送ですよっっ!!

まだ見たことのない方のために番組の内容を説明しましょう!3回目の放送にして早くも番組の顔となりつつある「朝まで生どっち」。ここでは(一見?)下らないと思われるテーマをパネラーの方々が熱いトークバトルを繰り広げますが、なによりいとうせいこう氏のシュールな仕切りは必見です!そして井筒監督の「こちとら自腹じゃ」の映画評論コーナー。ばぁっさばぁっさとめった切りの痛快さ。あの戸田奈津子女史ですら井筒監督の俎上に載りました。ばさっ。そして、若手お笑い芸人トーナメントの、「お笑いタイガーズゲート」。深夜3時もすぎて、あなたをディープお笑いの世界へと誘います。その他にもブレイク寸前!のバンドの生ライブあり、CDやシネマチャートもあったり、ゲストMCが毎回かわったりと、本当に盛り沢山。ともすればてんでばらばらの、このキャラの立った各コーナーをまとめていくのが、中山エミリさんと勝俣州和さん。そしてお手伝いは、わたくし・野村真季。

ま、要は金曜日の深夜、だらっとしつつも、シュールに楽しい、パーティのような番組なわけです。金曜の夜が寂しいって思っている人も、ハッピーな気分で起きていたい人も、ドタキャンされてヒマヒマな人も、彼女にふられちゃって涙、涙の人も、エブリバディ、ウェルカム、オールオッケー!の「虎ノ門」。毎週4時15分までお付き合いください。途中で寝ちゃ、だめよ。

 
今、こんなことをしています。
  コラム『今、こんなことをしています』では、日本各地を飛び回っているアナウンサーが、ジャンルは問わず、新鮮な情報を紹介していくページです。  
 
    
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