4月24日（土）晴れ。
この日、子供たちから教えられました。
ゴールドリボンウォーキングでのこと。

ゴールドリボンウォーキングとは、
小児がんへの理解と支援を広げることを目的として、都内のおよそ５ｋｍを歩くもの。
取材を通して知り合った皆さんと一緒に、
私もプライベートで歩いてきました。

これは手作りのチャリティーＴシャツ。
売上金はみんなで寄付しに行きました。

以前、このページの『金曜特集』の回で紹介した潤くんも、なんと、この1週間前に退院。
まだ夜は鼻チューブを入れているし、前日も嘔吐と下痢が激しかったそうなのですが、
頑張って参加しました。
しかも、この日が４歳の誕生日。
イベント好きな松尾としては何かしたくてうずうずして、
キャラクターケーキを買っていって、
潤くんを囲んでみんなで♪ハピバースデー♪を歌ったら、
…号泣されました！
嬉し泣き？！いやいや、ちょっとタイミングが悪かったですね（笑）
最初は賑やかな場に不安だったのか体調が悪いのもあってか、
寒がってご機嫌も斜めだったのですが、その後、急速に元気になりました。
そこには、見ていて目から鱗の感心してしまうような理由があったんです。
キーワードは、お友達。
同い年のお友達が、
名前を呼んだり、元気に走り回ったり、笑顔で抱きついたりして、一緒に遊ぶ、
そうすると、つられるように笑顔になって、
みんな一緒になって、元気に芝生の上を駆け回っていました。

気を遣うとか、かわいそうとか、どうすればいいか分からないとか、
そういうのじゃなくて、
当然のように支えあいながら一緒に楽しむ、
その姿が、とっても自然。
こういう自然な溶け込み方があるのか！と教えられました。

私はというと、5ｋｍ歩き終わってクタクタ。
足は痛いわ頭は痛いわ。
大人の私でさえこんなに疲れたのだから、
子供たち、ましてや退院して1週間の彼は、本当に疲れただろうなぁと思ったんですが、
むしろ元気みたいです。
やっぱり子供って不思議な力を持っている気がします。
また来年も参加します！