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11月18日 題名のない音楽会21 『久保田アナの題名日記』

ピアノの貴公子 ユンディ・リの挑戦
----------------------→  来日独占!ロシアNo.1オペラ劇場
(2007/11/18放送)
♪♪

みなさんこんにちは。
今回のユンディさんの演奏、いかがでしたか??
まさに貴公子!!ですよね^^
そんなユンディさん、実は大のラーメン好き☆
とにかく日本に来たときは、いろんなラーメン屋さんに行き
食べ歩く程のラーメンフリーク!
他には、温泉も大好き!というとても気さくな方でした。


またお逢いできるのを、楽しみにしています〜☆

〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜

次回は
“世界一忙しい指揮者”と言われるワレリー・ゲルギエフ氏が
芸術総監督を務めるマリインスキー・オペラから歌手2名、
そしてウィーンから注目の指揮者をお招きしました!
ソプラノ アナスタシア・カラーギナさん


テノール ドミトリー・ヴォロパエフさん


初めて聴いたロシアの方の歌声は
ロシアの大地のように雄大でとても美しく、
どのように声を出しているのか、自分の喉をさわりながら
聞き入ってしまう程、魅力的でした!
そして今回!
特に私の心に残ったのが指揮者のサッシャ・ゲッツェルさん!!


その“熱さ”に私も含め、題名スタッフ一同感激しました。
その“熱さ”は、前日のリハーサルから全開!
最初から120%、いや、200%の力を出して
指揮をするゲッツェルさん。
とても言葉が通じないと思えないほど積極的に
細かい音の表現や演奏方法を、
“こう演奏して欲しいんだ!”と、オケの皆さんに伝えます。


その背中は汗でびっしょり!!
あまりにも汗をかいたゲッツェルさんは
途中でYシャツを着替え・・・
そのYシャツも汗でビショビショになってしまうくらい
熱い練習ぶりでした!
ヴァイオリンの説明をする時には、楽器を借りて演奏!!
これには“おぉぉ!!”と皆びっくり!!!
それもその筈。
ゲッツェルさんは昔、ウィーンフィルでヴァイオリニストとして
活躍されていました!
まだまだ熱血指導は続きます!
ゲッツェルさんは、伝えたい事があるとすぐ指揮台を降りて
指示をしたい楽器の前まで一直線!目の前で伝えるんです。


その指導振りは、私の心にも熱く伝わり
心のそこから「素晴らしい人だなぁ」と思いました。
神奈川フィルの皆さんにも、その熱さは伝わり
収録後は皆さんから多くの拍手を送られていました!
とにかく!ゲッツェルさんは
“お客さんをどう楽しませるか?”
を常に考えているエンターティナー!
テレビでは指揮者の表情や動きがわかりますが、
会場の皆さんは後ろ姿しか見えません。
でも、ゲッツェルさんの指揮なら、1番後ろの方にも
どんな指揮をしているのか解るし、伝わると思うんです!


ゲッツェルさんは沢山のコンサートを行う多忙な方。
一回一回に自分の魂を込め
一生懸命に丁寧に向き合う姿に、感動しました。
それは自分の事だけではなく、
見ている人、一緒に演奏する人の気持ちも考えたもの。
プロとして仕事をしていく上で、
大事な事をその背中から教えて頂きました。
そうそう!今回披露して下さった曲うちの1つ
ヴェルディの「乾杯の歌」では、ニヤッとした演出があります☆
オペラのワンシーンを再現していて、とってもきらびやか!!
マリインスキー・オペラの公演がますます見たくなりました。
実は私、“オペラって難しい・・・”とばかり思っていました。
しかし、今日の舞台を見て
“劇の中ではこの歌がどんな場面に出てくるんだろう?”
“この歌は、どんな気持ちを表しているんだろう?”
“歌と指揮でこんなにも心が熱くなるのなら、
本物のオペラの舞台はどんな感じなんだろう?”
・・・という“?ハテナ?”が次から次に浮かんでくるんです^^
本物のマリインスキーを見てみたい!!
母を誘って来年の公演に是非観に行きたいな〜と思っています。
そして忘れてはいけません!
今回のゲスト司会、ソプラ二スタの岡本知高さん!


初対面でしたが、とってもソフトなお人柄と
素敵な笑顔に一瞬で引き付けられました^0^
そんな癒し系の岡本さん!
なんと今回の司会のため朝まで稽古したそうです。。。
またしても脱帽です!
それだけ情熱をかけて務めて頂ける姿勢に深く感動しました。
マリインスキー イン 題名のない音楽会21!
ぜひご覧ください☆

 
「題名のない音楽会21」のホームページのアドレスは下記の通りです。
http://www.tv-asahi.co.jp/daimei/

 

 
 
  
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