マーラーが得意としていた「アダージョ」という緩やかな楽章。
ブルックナーを心から尊敬していたマーラーは、その影響を受けていたと言われています。
この「第9番」でも、その様子がうかがえる箇所があります…。
マーラーは難解すぎる、という意見が多く、生前の評価は大きく分かれていました。その魅力が見直されてきたのは、最近といえるかもしれません。
今でも、「難しい作曲家」…そう捉えられがちかもしれません。
私はクラシックについてまだ明るいとは言えませんが、マーラーの曲、好きなんです。
今回、この「第9番」を聞いていて、ジンクスと戦い苦しむ姿、マーラーらしい神経質とも言える緻密な表現とともに、どこか喜びを感じる姿も浮かんできました…。
あなたは、どう感じますか?
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