はぎの |
「私、きのう小倉隆史選手に、練習グラウンドでお話を伺ってきたんです。」 |
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ユニティ君 |
「わおん!」 |
はぎの |
「あら、ユニティ君。はじめて私の方をちゃんと見てくれた。ジェフのことなら何でも知ってるさすがのユニティ君も、まだ小倉選手とは1ヶ月ちょっとのおつきあいよね。もう仲良し?」 |
ユニティ君 |
「ばうわう!」 |
はぎの |
「あたりまえですって?さすがはやはりチームマスコットですね。私はきのうはじめてお会いしたのだけれど、小倉選手の強さにじんと来ました。」 |
ユニティ君 |
「くうん・・くうん」 |
はぎの |
「そうですよね。ユニティ君の言う通
り、サッカー選手どなたも怪我と隣り合わせだとはいえ、アトランタオリンピック前の合宿以来、ずうっと怪我と戦って来たわけですものね。結果
次第では選手生命が絶たれてしまうかもしれないという手術を繰り返し乗り越えてJリーグの舞台に帰ってきた小倉選手のプレー、期待している人がたくさんいるものね。」 |
ユニティ君 |
「うおん。わんわんわん」 |
はぎの |
「そうよね。私たちには想像もつかないような毎日だったはず。怪我との戦いから逃げずに前を向き続けた小倉選手が、その日々のことを淡々と話した後きっぱりと、『もう大丈夫ですよっ。』て。 |
ユニティ君 |
「わん!」 |
はぎの |
「小倉選手の、左足のゴールを私たち待ってるって小倉選手に伝えてきたよ。ユニティ君も見たいでしょう?」 |
ユニティ君 |
「わぉんっ!」 |