警視庁捜査一課9係

毎週水曜よる

ストーリー

第6話(2012.08.08)

 花屋を経営する緑(宮本真希)の絞殺遺体が店で発見された。凶器のリボンが店に置いてあったものではないこと、遺体にうっ血があったことから、犯人は別の場所で緑を殺害、スーツケースなどに入れて店に遺体を遺棄したらしい。

 緑が過去に3人の男と結婚。そのうち2人が不審死していることがわかった。そのうちの一人、坂井(一條俊)については保険金殺人として裁判となったが、緑は証拠不十分で無罪となっていた。坂井には多額の保険金がかけられていたようだが、契約1年以内の自殺のため緑は保険金を受け取ることが出来なかったらしい。
 いずれにしても死んだ坂井、もう一人の村田の遺族が緑を恨んでいる可能性もある。青柳(吹越満)と矢沢(田口浩正)は坂井の母・静江(山口果林)、倫太郎(渡瀬恒彦)と直樹(井ノ原快彦)は村田の元妻・佳代子(山下裕子)を調べることに。

 静江は殺したいほど緑を憎んでいたことを認めたが、事件当日はボランティアのフラダンスに参加していたとアリバイを主張。佳代子のアリバイは曖昧だったが、以前事故で腕の神経を切っており、人間を絞殺するほどの力はないと主張する。
 しかし、静江がボランティアで踊っていた会場は、佳代子が勤務するホテル。偶然にしては出来すぎている。そのホテルの清掃係の邦子(山口美也子)の証言から、静江が犯行時刻のころにあわてて会場を出ていたことがわかった。静江は近くのコンビニに買い物に出ただけというのだが…。

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