ゼンカイまでのおはなし

2月27日(日)放送

最終俺の世界、みんなのセカイ

東映特撮ファンクラブでこの話を視聴する

 介人(駒木根葵汰)は、功(川岡大次郎)、美都子(甲斐まり恵)、ヤツデ(榊原郁恵)と朝食をとる。いつものように…。功と美都子は、並行世界を見つけるための研究中。まだ並行世界は見つかってない…。どこか違和感を覚えた介人は、ポケットに入っていたセンタイギアを見てジュラン(声:浅沼晋太郎)たちのことを思い出す。ゾックス(増子敦貴)たちやステイシー(世古口凌)、そして神のことも。神は、自分で記憶を取り戻した介人に驚き、真実を告げる。

 神によると、思いつくままに世界を作っていたら増えすぎてしまった。しかし、せっかく作ったのに消すのはもったいない。イジルデが研究していた世界を閉じ込めるトジルギアを使えば、世界を完全に消さずに記念として閉じ込めることができる。だからトジテンドに手を貸していたのだという。神は全ての世界を閉じ込めようとしたが、介人たちの世界だけ閉じられずキカイトピアとくっついた。どちらか面白そうな世界を残そうとしばらく様子を見た結果、介人たちの世界を残したのだという。

 それぞれの世界に生きている人がいる。いろんな世界と繋がったから新しい仲間と会えた。介人は、全ての世界を取り戻すため神に立ち向かう。ゼンカイザーやスーパーゼンカイザーの姿で戦う神に対し、介人は心にいる仲間たちの力を借りて受けて立つ。勝負がつかない中、最後はジャンケンで決着をつけることに。結果は介人の勝ち。神は、これまで作った世界、これから作って世界を全て大切にすると約束する。

 介人により全ての世界が解放され、ジュランたちも戻ってくる。並行世界間の交流が盛んになり、キカイトピアを新しい世界にするため力を尽くすステイシーも、いつでも「カラフル」にやって来られるように。ゾックスたちの双子の弟も人間の姿に戻り、界賊一家は弱いものから奪うのをやめ、再び世界を渡り歩く。そして介人はジュランたちと一緒に全ての世界を訪ねる旅に出るのだった。