おしらせ

2022年2月27日

ゼンカイジャーからのラストメッセージ

1年間応援いただきありがとうございました。
最後にキャストからみんなへ、
感謝を込めたメッセージをお届け。
いつかまた逢える日まで! 全力全開!

ゼンカイザー/五色田介人役 駒木根葵汰
一人で始まったこの作品も、ついに終わりを迎えてしまいました。始まった当初を思い返すと、遠い昔の様に感じ、そしてまた最近の出来事にも感じます。きっと、一人じゃこんなに素敵な作品はできなかったし、僕も途中で逃げ出していたかもしれません。みんなが居てくれて本当によかったです。

ジュランは介人が思い詰めた時にいつも助けてくれて、大切な物は一つだけじゃなくて良いんだって教えてくれました。全部大切で当たり前だろって。今でも心に残ってます。たまには背中流してあげるからね! 腰も大事にするんだよ。

ガオーンはずーっと介人の事を想ってくれていて、いっつも元気でムードメーカーだったね! 動物達の事となるとどうかしちゃうけど、嫌いだったキカイノイドにも思いやりの心を持てて本当によかった。何かあると庇ってくれたりジュランとの言い合いも大好きだよ! これからも美味しいご飯作ってね。

マジーヌは最初はおどおどして篭ってて。でも、占いの事となると必死で。自分の過去があるから一人ぼっちになっている子の気持ちがすごく分かって、しっかりと寄り添ってあげられる心優しい子だよね! 気付いたら、ハッキリ意思を通せる様になっていて、人って変われるんだって事を教えてくれたね! たまには占いしてね! あと、部屋は綺麗にヨロシコ。

ブルーンは最初の出会いが強烈だったなぁ。一緒にゼンカイジャーになってくれた時言ってた熱い言葉が大好きなの! ずっと俺たちの所に居てくれてありがとね。ドジっ子だしすぐ転ぶし熱中すると止まらないけど、おかげでカラフルが賑やかだったよ! これからも色んなこと教えてね。

みんなと出会えて、そして皆とゼンカイジャーになれて、本当に本当によかった。それぞれ抱えてるものがあったけど、みんなで支え合って乗り切れたね! 仲間の力って言うものがちゃんとわかった気がするよ! これからもずっと一緒だよ。

そしてヤッちゃん! 結局変身できなかったね。笑 でも、影でずっと支えてくれて、カラフルの居心地がすーっごく良かったのは、紛れもなくヤッちゃんのおかげだよ! 介人だけじゃなく、ジュラン達やゾックス、そしてステイシーの事もちゃんと気遣ってくれて、本当にみんなのヤッちゃんだね! ずっとずっと優しいヤッちゃんでいてね。

セッちゃんは小さい頃からの友達で、とうちゃん、かあちゃんが居なくなってからもずっと近くに居てくれて。戦いの時はいつも的確なギアを選んで色んなピンチを救ってくれたね! これからも1番の友達だよ。

みんな個性的でぶっ飛んでたけど、みんなと一緒だったからゼンカイジャーになれたし、こんなに賑やかで楽しいチームになれました。いつまでも「5人揃ってゼンカイジャー!」だからね!

ゾックスはゴールドツイカー一家の長男で、色々背負っている事を隠しながら戦っていて。あのクールなルックスの裏に沢山のことを抱えていたんだね。兄弟の事を1番に考えていて、その意志は誰よりも固くて、痛快にかっこよかったよ。次第に介人達とも仲も良くなって、いい相棒みたいになってたよ! SDカイはすっごくやってて楽しかったし、あれを通してもっと絆が深くなったよね? これからも沢山面白いことしようね。

フリント! 天真爛漫で博識な部分もちょっと抜けてる部分も兼ね備えてる。カッタナー&リッキーがSDになった責任感をずっと感じてて、ゾックスの戦いのサポートをしたり、勝手にゼンカイジュウギア作ったり。笑 そのバランスがすっごく素敵だったよ! これからもみんなから愛されるフリントでいてね!

カッタナー、リッキー! 人間に戻れて良かったね。SDになっても面白そうなことには頭から突っ込んでいて、ブレないねぇ!!! オーレンフォームもシンケンフォームもカッコいい! ずるい! なんでフォームチェンジそんな沢山あるの! 「兄貴!兄貴!」ばかりじゃなく、たまには介人とも遊んでね。

追加戦士として途中参加した界賊一家達! きっと、途中からですっごく不安だったと思うけど最後まで界賊を全うしてくれて、この作品には欠かせない存在だよ! 父ちゃんの奪還にも手伝ってくれたり、誕生日も祝ってくれたり、本当に感謝してるよ。ありがとね!

ステイシー! ずっとずっと、一人でよく頑張ったね。一人でゼンカイの辛い部分を背負ってくれて、本当にありがとう。介人の優しい気持ちも本当は受け入れたかっただろうけど、その度に辛い思いをしてたよね。ヤッちゃんとのシーンは本当に感動した。やっと素直な気持ちになれて良かった。幸せな、笑顔なステイシーが見られてこっちも幸せだったよ。いつでもカラフルで待ってるよ。沢山ご馳走するから!

本当に最高のメンバーです! スタッフさんも僕たちのくだらない事で笑ってくれたり、くだらないボケをしてきたり、気軽に話が出来て現場の雰囲気が凄く良くって、僕たちもゼンカイジャーらしい弾けたお芝居ができました! 美味しい弁当も楽しみの一つでした。朝早くから夜遅くまで本当にお疲れ様でした。またどこかで……と思いましたが、次も会うんですよね。

そして! 一年ともに歩んできた介人! 貴方は本当に素敵な人です。最初はバンジージャンプしようとするし、ちょっと危ない人なのかな?と思ったけど、受け入れる器の広さや、まっすぐな心、人を思いやる暖かさ、そしてちょっとバカ。紛れもなく僕の中の理想像そのものでした。僕にとってのヒーローです。

一年間2人で沢山のことを乗り越えてきました。壁にぶつかるたびに介人に、そしてゼンカイジャーに助けてもらいました。その度に、この作品の事がもっともっと好きになっていきました。そして、ヒーローってやっぱり格好いいな!と改めて思う事ができました。介人を演じている時は自分がヒーローだという実感があったし、自然と笑顔になれた。みんなとわちゃわちゃしてる時間が本当に幸せでした。そんな毎日が無くなってしまうと思うとやっぱり悲しいけれど、いつまでも介人は僕のスーパーヒーローです。一年間ありがとう。

最後に、「機界戦隊ゼンカイジャー」を応援してくださった皆様へ。こんなに苦しい時期に、僕達がゼンカイジャーをやった事に、意味があったと思います。その意味を持たせてくれたのが皆さんです。ただひたすらに楽しんでお芝居をしていた自己満足が、いつの間にか、もっと楽しんでもらいたい!笑ってもらいたい!そんな気持ちに変わっていきました。放送が終わった後にTwitterを見るのが凄く楽しくて。笑 みんなの応援の声が凄く支えになっていました。

ゼンカイジャーは面白かったですか?
ゼンカイジャーは好きですか?

ご時世柄、直接聞くことは難しいですが、いつの日かお話しできたら嬉しいですね。そして、直接感謝の気持ちを伝えたいです。改めて、一年間応援してくれて、本当にありがとうございました。いつまでも全力全開だー!!
ツーカイザー/ゾックス・ゴールドツイカー役 増子敦貴
1年間の大航海。一生記憶に残る最大級の思い出になりました。ゾックス・ゴールドツイカーを愛してくれた皆様、本当にありがとうございました。

これを書いていると、泣きそうになる。僕は出逢う人たちに本当に恵まれていて、きいちゃん、ひなみん、りょうくん。いい仲間に出逢えました。ゼンカイジャーって、キャストもスタッフさんもみんなの距離が近くてすごく仲良しなんです。ゼンカイジャーらしくて愛おしい。

そんな現場の雰囲気とか、「これぞゼンカイジャー!」みたいなものを作ったのって、いつだって全力全開のきいちゃんなんだよね。人見知りの僕がクランクインしてすぐにたくさん話しかけてくれて、色んなロケ地にいって一緒に頑張った。数えきれないほどの思い出がある。ずっと大切にしたい僕の友達であり仲間。きいちゃんは僕と唯一の同い年。…に見えないのよぉ〜。同い年なのにね! きいちゃんが居なかったら、きいちゃんが介人じゃなかったら、こんなに僕のゼンカイジャー人生は輝かなかったよ。ゼンカイジャー終わりたくない!!!って思わせてくれてありがとう。僕がここまで寂しいのも、世界初だよ。大好きだよ。

そして、この1年間ずっと僕の隣にいてくれた人がいます。ゾックスの家族であり、大事な妹。そばで支え続け一家を盛り上げてくれたひなみん。本当に僕の妹なんじゃないかってくらい似てるよね。ひなみんがフリントでよかったなぁ。手がかかる兄貴だったかもしれないけど、どんな時も笑顔でいてくれてありがとう。ひなみんは気づいてないかもしれないけど、ひなみんの笑顔で何度すくわれたか。楽しいときは超笑顔、寂しいときはすぐ泣いてしまう。落ち込んでる時は分かりやすくて、感性が豊かなひなみん。本当に可愛くて大好きな妹だよ、いつだって頼ってほしいなって思うよ。いつもありがとう、ずっと笑顔でいてほしいな!

それから、あまり撮影が一緒になることも多くはなかったけど、最初会った時から個性豊かで、面白くて笑顔をたくさんくれたりょうくん。りょうくんを知っていくうちに、魅力的な人なんだなってめちゃくちゃ思った。謎に超ストイックだし。笑 Gロッソで毎日一緒にいるうちに、こんなにムードメーカーなんだって知って嬉しかったし、ゼンカイジャーを楽しんでるりょうくんから僕も頑張ろうってたくさんパワーもらってる。少し心残りがあるとすれば、もっと最初からいっぱい会いたかったな。でもりょうくんとの思い出も今では沢山あるよ! りょうくんは欠かせないゼンカイジャーの大切なメンバー!!! そして友達、そして時々頼れる先輩っ。3人とも本当にラブなんです。

それからスタッフさんや関わってくださった全ての皆さん。僕らより早朝から夜遅くまで、毎日毎日、いつ寝てるのってくらいに一生懸命支えてくれて。僕からしたら、皆さんはヒーローそのものです。その人たちに恩返しをするならば、僕がたくさん活躍して、もっともっとスーパー戦隊シリーズ、そしてゼンカイジャーを愛してもらうこと。大きくなったとき、またゼンカイジャーをやりたいな。理想を語っているけど、理想はまず語らないとね。

最後に、視聴者の皆様。1年間応援してくれた子供達、ママさんパパさん、ゼンカイ脳の皆様、ファンの皆様。皆さんの応援のおかげで、荒波も越えて、最終回まで無事に辿り着くことができました。「ありがとう」じゃこの感謝の気持ちは収まりきらないです。本当にありがとうございました。

1年間ゾックスと向き合ってきましたが、ヒーローではない世界海賊。いや、ゾックスはヒーローのヒーローになりました。仲間という誰にも折られることのない旗を持ち、これからも旅をするでしょう。きっと皆さまが寂しくなったとき、心に、夢に、「ヨホホーイ!!」と叫び踊りながら出てくると思います。ゾックス、ゴールドツイカー一家、そしてゼンカイジャーをずっと愛し続けてもらえることを願います。49カイ全部がお宝です。

おれは海賊 お宝求めて 海から海へ〜♪
さらばい!
フリント・ゴールドツイカー役 森日菜美
1年間、応援してくださった皆さま、本当に本当にありがとうございました!! 最初は右も左も分からないような私が、いきなりレギュラーで1年間!?と正直不安でいっぱいでした。ですが、フリント・ゴールドツイカーという役に出会い、茶目っ気満載で、常に明るく元気で家族思いなキャラクターを演じたこの1年間、フリントに何度も救われて、何度も元気を貰ってきました。私がフリントから沢山パワーを分けて貰ったように、皆様にも元気や活力が届いてると良いなと思います!!

何よりも、私はゼンカイジャーの現場に毎日通うことが堪らなく大好きでした。スタッフさんはじめキャストの距離感が本当に近くて常に笑いの耐えない現場で、撮影の無い時が抜け殻みたいになっちゃうくらいで。毎朝早朝からバスに乗って、ロケ先に着いて、休憩時間も話さない事がないくらい延々と他愛もない話をして、撮影終わったら、また明日ね!…の日々を思い返すと、色々な記憶が蘇ってきます。私にとって青春そのものでした!

そして、ゼンカイジャーの作品を通して私が1番伝えたかったことは、「どんな辛いことがあっても、決して1人じゃない事」です。きっとこれは、観てくださった皆様の心が暖かくなるように、私たちがぎゅっと抱きしめてあげるような形で届けられたと自信を持って言えます! 寂しい時や行き詰まった時は、いつでも思い出してくださいね。

最後になりますが、郁恵さん、あっちゃん、きいちゃん、りょうくん、声優さん、スタッフさん、関わってくださった全ての皆さん、改めて本当に1年間ありがとうございました。視聴者の皆様の元に5年後も10年後も残り続ける作品でありますように。ずっとずっと愛してください!!

せーのみんなでー! 全力全開! ヨホホーイ!
ステイシーザー/ステイシー役 世古口凌
オーディションを受けてから今に至るまで、長いようで短い旅でした。仕事の都合で審査にも参加できるかできないかで始まった戦隊シリーズへの出演。奇跡が重なって、ステイシーという役をいただきました。

最初は主人公のライバル、敵側、ダークヒーローとだけ教えてもらってスタートしました。撮影が進んでいく中で、誰からも必要とされず本来の目的を見失っていく孤独な彼と、芸能界に足を踏み入れたばかりの弱虫で独りよがりの自分が重なりました。途中から演じるというよりもステイシーが自分自身そのものになっていった感覚があり、撮影中はゼンカイジャーのみんなや界賊一家と距離を取ることがありました。馴染めたのはここ最近な気がします。

「役を演じるよりも役を生きること」をゼンカイジャーから学びました。そして、寝る間も惜しんで全力で作品に取り組む現場スタッフさんや関係者の皆さんの背中を後ろで見ていて、こんなかっこいい大人達に囲まれて仕事ができるだなんて僕達は幸せ者だなと誇らしくなりました。本当にお疲れ様でした。そしてありがとうございました。

そして視聴者の皆様。ステイシーは正義側ではないし、基本無口でプライドも高くてその上強がりだし、素直さも無く「ありがとう」も言えない。正直、ステイシーを通じて視聴者の皆さんに何を届けられるんだろうってずっと怖かった。でもそんなステイシーがゼンカイジャーや界賊、そしてヤツデさんと交わって行く中で彼なりに少しずつ成長していきました。最終回を迎える頃には独りじゃなくなっていて、まわりにみんなが居てくれて嬉しかった。

辛いところでずっと頑張らなくていいんだって、違う場所でまたやり直せばいい。やり直した先で自分の大切にしたい守りたいものがきっと見つかる。視聴者の皆様へのメッセージとして残しておきたいです。

一年間、「機界戦隊ゼンカイジャー」を、そしてステイシーを愛してくれて本当にありがとうございました。