おしらせ

2021年1月15日

『機界戦隊ゼンカイジャー』制作発表会見レポート

スーパー戦隊シリーズ第45記念作『機界戦隊ゼンカイジャー』は、1人の人間と4人のロボが、巨大な悪に“全力全開”で立ち向かいます! 1月15日(金)、シアターGロッソから配信で行われた制作発表会見には、キャストの駒木根葵汰、ジュラン、ガオーン、マジーヌ、ブルーン、榊原郁恵が登壇し、意気込みを。司会は、“スーパー戦隊大好き芸人”のカズレーザー(メイプル超合金)とテレビ朝日の大木優紀アナウンサーが務め、さらに主題歌を担当するつるの剛士も登場しました。

ゼンカイザー/五色田介人(ごしきだ・かいと)役 駒木根葵汰(こまぎね・きいた)

4人のキカイノイド(機械生命体)とともに機界戦隊ゼンカイジャーにチェンジして戦う“五色田介人”を演じる駒木根さんは、「こういう状況で苦しい中でも、みなさんと前に進めるのは、たくさんの方の支えがあってのこと。僕がするべきことは1年間、全てをかけて五色田介人という人間を演じ切ることだと思っています。僕が小さい頃にヒーローにもらった夢や希望や憧れを、今度は僕が子供たちに与えられたら。スタッフ、キャストと一丸となって全力全開で頑張っていきますので、みなさん応援よろしくお願いします」と意気込みを。
個性豊かな(豊かすぎる!?)キカイノイドたちに囲まれての撮影は「アクションを教えてもらったりして楽しい」ものの「みんな個性が強すぎて、僕がかすれてしまうんじゃないかな」との悩みもあるそうで、「もうちょっと僕も目立ちたい」とキカイノイドたちに訴えました。

ゼンカイジュラン/ジュラン

イケてるオジサンぶってるキカイノイドのジュランは、この日のためにパックをしてきたそうで、「えー、今回、ゼンカイジュランを演じることになりましたキカイノイドのジュランです。スーパー戦隊シリーズ第16作、『恐竜戦隊ジュウレンジャー』の大獣神さんに負けない恐竜ロボを目指したいと思います!ヨロシコ!」とイケてる挨拶を。苦労しているシーンについて聞かれたジュランは「しいて言えば、合体シーンかな」とポロリ。これは放送の見てのお楽しみとのことで、「それはショナイ(内緒)で」と口止めしました。

ゼンカイガオーン/ガオーン

機械には冷たいけど生き物には優しいキカイノイドのガオーンは、「ヤッホー!人間ちゅわん見てる~! どうもゼンカイガオーンを演じることになりました、キカイノイドのガオーンです。変身したらスーパー戦隊シリーズ第25作『百獣戦隊ガオレンジャー』のロボ・ガオキングっぽい感じでやらせてもらいます!人間ちゅわんの皆さん!応援の方よろしくお願いします」とハイテンション。撮影の合間には、「この世界の生き物を見ているだけで楽しい。人間も、ワンちゅわんも~かわいすぎる!」と楽しんでいるそう。

ゼンカイマジーヌ/マジーヌ

引っ込み思案の紅一点、キカイノイドのマジーヌは、「えとえと…ワタシ…なんだっけ?むむむむりす」とイスの後ろに隠れてしまうほど緊張しながらも、なんとか「あ、えと、ゼンカイマジーヌを演じます、キカイノイドのマジーヌです…あせあせ、えと…ぜぜぜ、全力全開でがんばります」と挨拶。『魔法戦隊マジレンジャー』のマジキングに似ているので魔法は使えるのかと聞かれると、「えと、ままま魔法よりどっちかと言うと占いの方が好きっていうか…あ、ごめんなさい、マージマジマジーロで緊張しちゃってます…あせあせ」とのこと。そこで、どんな過去の戦隊が出てくるか占ってもらうと、「過去の戦隊はでないかもしれません!」とマジーヌ。「そんなはずない!」と、みんなからツッコまれていました。

ゼンカイブルーン/ブルーン

何でも知りたい好奇心の塊、キカイノイドのブルーン。「私の名前はブルーン。スーパー戦隊シリーズ第30作『轟轟戦隊ボウケンジャー』のロボ、ダイボウケンっぽいのでその名に恥じないように一年間冒険するつもりで頑張ります」と、きちんと挨拶。唯一しっかりしたキカイノイドかと思いきや、「ボウケンジャーなのにボウーンじゃないんですね」と名前について突っ込まれると、「鋭いですね! そこらへん、どうなってるんでしょう? もう私の好奇心のエンジンが、もうブルンブルンです!」と興奮。好奇心を刺激すると、ブルンブルンになってしまうようです。

五色田ヤツデ(ごしきだ・やつで)役 榊原郁恵(さかきばら・いくえ)

五色田介人のおばあちゃん、五色田ヤツデを演じるのは戦隊シリーズ初出演の榊原郁恵さん。撮影の初日、最初のシーンが爆破シーンだったそうで、「あれはダマされたんです。『これ持って、介人と一緒に構えて。後ろでバーンって鳴りますから』と言われて構えたら、爆破でビックリ!」と裏話を。「介人の“お母さん”と言いたいところですが、今回はおばあちゃん役。キカイノイドの憩いの場の駄菓子屋さんのおばあちゃんで、“頑張ってこいよ”とみんなを見守ります」と役どころを紹介しつつ、「1年間やってますから、もしみんなの手が足らないということがあれば、“ばあちゃん戦隊”として出ます」とヒーローとしてもやる気満々! ばあちゃん戦隊に期待!?

また、主題歌「全力全開!ゼンカイジャー」を歌うつるの剛士さんも登場。スーパー戦隊シリーズが始まった1975年生まれのつるのさんは「ピッタリと人生と同じ。スーパー戦隊ものと一緒に育ってきたと言っても過言ではない! 男冥利に尽きます」と喜びを。ウルトラマンを演じ、スーパー戦隊の主題歌を歌い、「あと『仮面ライダー』やるしかないでしょ」と笑わせながら、「こういう時代ですから、世の中のみなさんが明るくなれるような朝になれば」と歌に込めた思いを語りました。

そして、本編を盛り上げるBGMなどを担当するのは、スーパー戦隊の元祖「秘密戦隊ゴレンジャー」などを手掛けてきた、御年95歳のレジェンド・渡辺宙明さんに決定。「『この上ない幸福感を感じさせる音楽を』という注文を受け、うまくいっていると思います。ボヤッと聞かないで集中してBGMも聴いてくださることを希望いたします」とのメッセージも紹介しました。

取材記者や観客のいない配信ながら盛り上がった会見。司会を務めた“スーパー戦隊大好き芸人”のカズレーザーさんは、「スケジュール空いてますし、朝も強いので、ぜひ本編の方にも」とアピールも。

『機界戦隊ゼンカイジャー』は、2021年3月7日(日)朝9時30分よりスタート!

「制作発表会見」動画を配信中!
・東映特撮YouTube Official : https://youtu.be/6uTYb_U39qE(ダイジェスト版)
・TTFC(東映特撮ファンクラブ) : http://www.tokusatsu-fc.jp
・TELASA(テラサ) : https://www.telasa.jp/unlimited(1月17日(日)午前9時~配信開始)