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2023年10月15日

◆錚々たる実力派俳優10人が大集結◆大波乱の劇中とは一転、安定のファミリー感あふれるキャスト陣の和みトークに会場はほっこり♥菅野美穂主演『ゆりあ先生の赤い糸』制作発表記者会見を開催!菅野は「インド旅行」で「脳みそグシャグシャ」!?個性炸裂!キャスト陣が《運命を感じた人》や《突然人生が変わった事件》などを次々激白

主演・菅野美穂を筆頭に鈴鹿央士、木戸大聖、宮澤エマ、白山乃愛、志田未来、吉瀬美智子、松岡茉優、田中哲司、三田佳子…豪華『ゆりあ先生』ファミリーが勢揃い

 《新時代のホームドラマ》のスタートまで、あと4日――。
 《現代の新しすぎる主婦ヒロイン・ゆりあ》を演じる座長・菅野美穂を筆頭に、鈴鹿央士、木戸大聖、宮澤エマ、白山乃愛、志田未来、吉瀬美智子、松岡茉優、田中哲司、三田佳子――錚々たる『ゆりあ先生の赤い糸』ファミリーが本日10月15日(日)、制作発表記者会見に出席! 都内スタジオに設営された《ゆりあの家のリビング》に集まり、波乱万丈すぎる劇中とは一転(!?)、一家団欒さながらに和気あいあいとしたトークを繰り広げながら、作品の魅力をPRしました。
 ちなみに会見開始5分前には、夫の隠し子(!?)を演じる天才子役・白山が、取材陣の前にひょっこり姿を現し、前説を担当。緊張しながらもシッカリとした口調で、会見に関するお知らせ事項を伝えてくれました!

菅野、新ヒロイン像を演じながら「本当に見上げた女性」と尊敬!撮影現場では…松岡茉優がいると男性スタッフもインコもテンションUP!? 微笑ましい秘話を暴露

 本作の主人公・ゆりあは夫の介護や愛人との同居を乗り越えてゆく、新しい現代の主婦ヒロイン。演じる菅野も連日、ゆりあからパワーをもらっているよう! 会見でも「私自身もどちらかと言うと女性らしさよりは、男っぽさでやっているところがあるなとは思うのですが、さすがに愛人の子どものお世話までは…(笑)。旦那さんのオムツも変え、愛人の子どものオムツまで変えるというのは、よっぽどの人だな、見上げた女性だなと思いながら演じています」と、尊敬の念をにじませました。
 そんな菅野を中心とした撮影は快調! 現場の雰囲気も「ほのぼのとしてます」と頬を緩める菅野ですが…ここで聞き捨てならないエピソードも!? なんと菅野が「松岡さんがいらっしゃる日は、男性スタッフの喜びもにじみ出ていて、ジョークもいつもより多めな気がしています(笑)。劇中に登場するインコも普段はあまり鳴かないのに、ピーピー鳴くんですよ!」と楽しそうに暴露。渦中の松岡が恐縮しながらも「確かに親父ギャグが多いな、とは思っておりました(笑)」と言えば、鈴鹿も「皆さん、歌を歌ったりしながら楽しく撮影しているなぁって思いながら、そばで見ています」と、にんまり。微笑ましい撮影秘話が次々と飛び出し、会場は温かい空気に包まれました。

菅野と原作者・入江喜和氏は15年前に同じ場所にいた!? 鈴鹿&松岡の再共演初日はまさに“運命の日”…! キャスト陣が《運命的な繋がりを感じた人》を告白

 会見では作品タイトルにもある「赤い糸」にかけ、キャスト陣に《運命的な繋がりを感じた人》を直撃。すると…菅野からは原作者・入江喜和氏の名前が! 実は15年前、原作にも出てくるバレエダンサーのシルヴィ・ギエムの公演を、菅野も入江氏もそれぞれ見に行っていたのだそう。「15年経って、こんな形でご一緒させていただけるということに、運命を感じました」と、瞳を輝かせました。
 一方、鈴鹿と松岡は互いに運命的な繋がりを感じていたことが発覚。何を隠そう、2019年10月4日に公開された『蜜蜂と遠雷』以来の共演となる今作で、初めて一緒にシーンを撮ったのがほかでもない10月4日だったそう! なんとも素敵な“運命”にキャスト陣も心をぎゅっと掴まれていました。

菅野は「インド旅行で、脳みそをグシャグシャグシャと素手で触られたような衝撃」!鈴鹿は「心霊体験ができる体」に変化!? 《人生がガラッと変わった事件》も明らかに

 さらに劇中では、夫が意識不明の要介護状態になったのを機に、ゆりあの穏やかだった人生は急変し、とてつもない激動の波にのまれていきます。そこで、キャスト陣には《突然、自分の人生がガラッと変わった事件や出来事》も披露してもらうことに!
 「旅とは自分にとってすごく必要なもの」という菅野の人生を変えたのは…「インド旅行」。なんでも「頭をぱかっと開けられて、脳みそをグシャグシャグシャと素手で触られたような衝撃を受けた」そう! インド適齢期は26歳だそうで、若手キャスト陣にも激推ししていました。
 さらに、三田の「孫を授かったこと」を筆頭に、思わず笑顔になるような回答が多数占める中、キャスト陣が耳を疑う一幕も! なんと、鈴鹿が「昨年、人生初の心霊体験をした」と切り出し、「大人になってから心霊体験をするようになると一生続くらしくて、僕のこれからの人生、心霊体験ができる体として生きていくことになっています」と、まさかの人生第2章へ突入したことを発表。そんな中、運命を感じた人も、人生を変えたものも「子ども」と答え、素敵なパパっぷりで周りをほんわかさせた田中が、なんと「子どもたちを寝かしつけた後、唯一の楽しみが心霊系YouTube」と告白。取材陣も秒で食いつく個性あふれる回答が大渋滞し、会見は大いに盛り上がりました。

菅野美穂(ヒロイン/伊沢ゆりあ・役) コメント

 入江喜和先生の原作コミックをベースに、橋部敦子さんに脚色していただきました。これ以上ない素敵なキャストの皆さんと毎日撮影でき、幸せ者だなと思いながら現場に通っております。この作品は、令和の“いびつで、でもどこかほっとできるような温かいホームドラマ”。介護問題や、愛人との同居など、奇想天外でありつつも、現代の家庭の問題を映しているお話だなと感じています。見てくださった方に、何か心に残るものを届けられたら、と思っております。尊敬できる俳優の皆さんと、毎日コツコツと丁寧に撮影しておりますので、よろしくお願いします。
――今作は愛人との同居、夫の介護を《新しい現代の主婦ヒロイン》が乗り越えてゆく作品ですが、今回の役にどんな魅力を感じられましたか? また、実際に演じてみていかがですか?
 ゆりあさんは石のようにどっしり構えていて、どんなことにも揺るがない、「どうあるべきか」という生き方をしている女性。尊敬の気持ちで読ませていただいていました。お話の中盤からは、そんなゆりあさんが人間らしく、葛藤も抱えていくところがあり、そこもこの役の魅力だなと思っています。
 私自身もどちらかと言うと女性らしさよりは、男っぽさでやっているところがあるなとは思うのですが、さすがに愛人の子どものお世話までは…(笑)。旦那さんのオムツも変え、愛人の子どものオムツまで変えるというのは、よっぽどの人だな、見上げた女性だなと思いながら演じています。
――現場の雰囲気やエピソードを教えてください。
 三田佳子さんはじめ、皆さん気を使ってくださる方ばかりで、現場はほのぼのしています。そして松岡茉優さんがいらっしゃる日は、男性スタッフの喜びもにじみ出ていて、ジョークもいつもより多めな気がしています(笑)。松岡さんが軽妙なトークでまとめてくださるので、助かっています! あと、松岡さんがいらっしゃる日は、劇中に登場するインコも普段はあまり鳴かないのに、ピーピー鳴くんですよ(笑)!
――作品タイトル中の「赤い糸」にかけて、【運命的な繋がりを感じた人】を教えてください。
 「入江喜和先生」。原作コミックにもバレエダンサーのシルヴィ・ギエムのくだりが出てくるんですけれど、私もシルヴィ・ギエムの来日公演を見に行ったことがあったんです。入江喜和先生もその公演を見にいらしていたそうで、15年経ってこんな形でご一緒させていただけるということに、運命を感じました。入江先生とお会いした時も、ひとしきりシルヴィ・ギエムの話で盛り上がって当時のお話をできたので、赤い糸で繋がっていると感じました。
――主人公・ゆりあのように【突然、自分の人生がガラッと変わった事件(出来事)】があれば、教えてください。
 「インド旅行」。世界中魅力的なところはいっぱいあると思うんですけど、やはりインドを旅行したのは強烈でした。頭をぱかっと開けられて、脳みそをグシャグシャグシャと素手で触られたような衝撃を受けました。ちなみに、沢木耕太郎さんがおっしゃる「インド適齢期」は26歳ですので、松岡さんはそろそろ行ってもいい気がします! 木戸さんは今年、鈴鹿さんはあともう少しですね(笑)。このドラマが終わったらぜひインド旅行に行ってみてください!
――本作のキャッチフレーズは「みんなまとめて愛してやる。」ですが、ご自身の【愛してやまないもの】を教えてください。
 やはり旅ですかね。子育てが始まり、そこにコロナ禍が重なり、旅をすることもなかったので、いかに自分が旅によって気持ちを入れ替えたり、新しい価値観に触れていたのかを感じて、(行けないことに)息苦しい感覚はありました。旅とは自分にとってすごく必要なものだな、と感じました。
――ゆりあは幼いころ父親の言葉に大きな影響を受けて生きてきた女性ですが、ご自身が今までに影響を受けたものはありますか?
 母から「健康と仕事と貯金のありがたみは失ってからでないと分からない」と言われ、「健康、仕事、貯金」はすごく大事だと思って生きています。「お金ある?」と聞かれても「ない」と答えなさい、と教えられたので、子どもにスーパーで「お菓子買って」と言われても「お金ない」と言うようにしています(笑)。

鈴鹿央士(夫の“彼氏”/箭内稟久・役) コメント

 稟久くんは、説明ではクールと書かれているんですけど、僕の感覚ではちょっと閉ざしているような人。人との距離感や向き合い方がすごく閉じている人で、第1話では謎めいた感じで出てくると思います。最終話までに稟久くんがどう変化し、どんな人生を過ごすのかを見ていただけたらなと思います。
――現場の雰囲気やエピソードを教えてください。
 松岡(茉優)さんがいらっしゃるシーンは、男性スタッフの皆さんが歌を歌ったりしながら、楽しく撮影しているなぁって思いながら、そばで見ています。
――作品タイトルの「赤い糸」にかけて、【運命的な繋がりを感じた人】を教えてください。
 「松岡茉優さん」。松岡さんとは2度目の共演で、前回ご一緒したのは僕のデビュー作でもある映画だったんです。それが2019年10月4日公開だったんですけど、松岡さんとお会いするのはそれ以来。しかも、この作品で初めて一緒のシーンを撮った日が10月4日で…。これはご縁ですね。
――主人公・ゆりあのように【突然、自分の人生がガラッと変わった事件(出来事)】があれば、教えてください。
 「心霊体験」。去年の5、6月くらいに、自宅でシャワーを浴びていたら、お風呂場の扉のすぐ外から女性の笑い声が聞こえてきたんです。それが人生初の心霊体験だったんですけど、霊感のある友達に話したら、「それ、生霊が憑いているよ」と言われて…。僕には女性の声しか聞こえなかったんですけど、実は小さい男の子も憑いていたらしいんです。よく家の中で走る音が聞こえていたんですけど、それは男の子の霊が走っている音だったそうで…。ちゃんとお祓いをしてもらって聞こえなくなりましたが、大人になってから心霊体験をするようになると一生続くらしくて、僕のこれからの人生、心霊体験ができる体として生きていくことになっています。
――本作のキャッチフレーズは「みんなまとめて愛してやる。」ですが、ご自身の【愛してやまないもの】を教えてください。
 今は「レコード」です。音楽が好きでレコードを集めていて、自分の好きなアーティストさんのアルバムなどをネットでずっと見て、ポチっとしております。昭和の古い曲も好きで…何かおススメありますか?

木戸大聖(ゆりあに恋する(!?)便利屋/伴優弥・役) コメント

 原作には個性豊かなキャラクターがたくさん出てくるんですけど、自分もその一人として、伴優弥役で参加させていただけることがすごくうれしいなぁと思いました。伴ちゃんの裏表のない少年のように明るい部分や、僕自身初めてとなる子どもがいる役を通して、新しい自分を皆さんにお見せできたらいいなと思っています。
――作品タイトル中の「赤い糸」にかけて、【運命的な繋がりを感じた人】を教えてください。
 「マネージャーさん」。
――主人公・ゆりあのように【突然、自分の人生がガラッと変わった事件(出来事)】があれば、教えてください。
 「高校生活」。もともとお芝居がやりたくて、ドラマもすごくたくさん見ていたんです。お芝居を始めたいなぁと思っていたら、高校3年生の時に同じクラスだった女の子のお母さんの人脈で、今の事務所と出合わせていただいたんです。そのクラスじゃなければ…とか、むしろその高校に通っていなければ、今の自分はなかったのかなと思ったりしますね。今はやりたかったことができているので、日々充実しております。
――本作のキャッチフレーズは「みんなまとめて愛してやる。」ですが、ご自身の【愛してやまないもの】を教えてください。
 小さい頃からフィギュアを集めるのが大好きなんです。買うというより、大好きなクレーンゲームでフィギュアを取る、というのが長い趣味ですね。

宮澤エマ(夫の妹/伊沢志生里・役) コメント

 あらすじを最初に読んだ時に、どんなにドロドロとしたお話なんだろうと思ったのですが、原作を読んでみたら、人間の感情の機微や、生きていくうえで避けては通れない出来事なども、とても軽やかに描いている漫画でした。ドラマ版でも皆さんと一緒に演じると、本当にテンポ感が良く、軽快な会話劇になるので、毎日撮影が楽しみです。私が演じる志生里は、今まで演じてきた役の中でも、相当強烈な役です(笑)。なかなかシリアスなトピックがたくさんある物語の中で、志生里が出てくるとリズム感やテンポ感が変わるので、私も演じていて楽しいです。「また、志生里が出てきたよ」と思って(笑)、皆さんも楽しんでいただけたらと思います。
――作品タイトル中の「赤い糸」にかけて、【運命的な繋がりを感じた人】を教えてください。
 「チャーリー超えを待っています」。チャーリーは昔飼っていた愛犬なのですが、出会った時に「キミしかいない!」と思える存在だったんです。それ以降は、運命の赤い糸を感じられていないので、新たな出会いを待っています…という意味です。
――主人公・ゆりあのように【突然、自分の人生がガラッと変わった事件(出来事)】があれば、教えてください。
 「転校」。
――本作のキャッチフレーズは「みんなまとめて愛してやる。」ですが、ご自身の【愛してやまないもの】を教えてください。
 働いて帰って来てからの一杯のお酒を、すごく愛してやまないです(笑)。働かなかった日に飲むお酒と、いい仕事をしたなと思いながら飲む一杯とでは、やはりおいしさも違う気がしていて…。飲みながら、自分の好きな映像を見たり、音楽を聴いたりする時間が、愛してやまない時間ですね。ちなみに飲むお酒は、泡系でもワインでも、何でもござれです(笑)。

白山乃愛(夫の“隠し子(!?)”/小山田まに・役) コメント

 まにちゃんにちょっとでも近づけるように精一杯、頑張ります。よろしくお願いします!
――作品タイトル中の「赤い糸」にかけて、【運命的な繋がりを感じた人】を教えてください。
 「みのん役の田村海夏ちゃん」。
――主人公・ゆりあのように【突然、自分の人生がガラッと変わった事件(出来事)】があれば、教えてください。
 『東宝シンデレラオーディション』です。私は東宝シンデレラオーディションでグランプリを取ったんですけど、グランプリを取る前の日まではテレビを見る方だったのに、取った次の日には私が出る方になっていて、それを帰って来て見た時に、これは“運命の出来事”だなと思いました。オーディション前の1年より、今年のほうが充実してるというか、すごく楽しいです。共演者の皆さんが優しくしてくれて、すごくうれしかったです。
――本作のキャッチフレーズは「みんなまとめて愛してやる。」ですが、ご自身の【愛してやまないもの】を教えてください。
 セバスチャン(=劇中に登場するインコ)です。なでる時に手のひらを出すと、「なでて!」という感じで首を出してくれるんです。なでてあげたら、ツンツンしてきたりして…それがかわいいです。

志田未来(夫の主治医/前田有香・役) コメント

 個性豊かなキャラクターがたくさん登場する中で、私が演じる前田は医師ということもあり、一番普通で、悩みもない人間なのかなと思っております。皆さんがちょっとホッとできるようなシーンになればいいなと思って、参加させていただいています。
――作品タイトル中の「赤い糸」にかけて、【運命的な繋がりを感じた人】を教えてください。
 「高校の親友」。
――主人公・ゆりあのように【突然、自分の人生がガラッと変わった事件(出来事)】があれば、教えてください。
 「一人暮らし」。私は20歳過ぎて初めて一人暮らしを始めたのですが、その時に母のありがたみをものすごく感じて…。私はお仕事をしながら家事をすることも、自分一人のことなのに全然できなくて、いっぱいいっぱいになってしまい、ガラッと心が入れ替わりました。親孝行しなくては、と強く思いました。
――本作のキャッチフレーズは「みんなまとめて愛してやる。」ですが、ご自身の【愛してやまないもの】を教えてください。
 最近はサウナですね。良いリフレッシュになるので大好きです。ただ、身体が乾燥するので、ちょっと控えるようにしています。

吉瀬美智子(ゆりあの実姉/泉川蘭・役) コメント

 私は菅野さん演じるゆりあの姉の役で、第1話からけらけら笑っているシーンを撮ったのですが、撮影はすごく楽しかったです。でも、これからどんどん内容が濃くなっていくらしいので、今回、私はあえて原作を読まずに挑むことにしました。台本をいただいた時に純粋に抱いた感情を大切にして、演じられたら…と思っています。誰よりもゆりあのことを思っている姉の役、頑張りたいと思っております。
――作品タイトル中の「赤い糸」にかけて、【運命的な繋がりを感じた人】を教えてください。
 「菅野美穂さん」。実は、菅野さんとは共演が3作目で、しかも今回は血の繋がった姉妹役ということで、もう“赤い糸”ですよね! 3作も共演って、あまりないことなんですよね。菅野さんは本当に座長として素晴らしく、私の緊張も解いてくださって、とてもやりやすい環境を作ってくださいます。人柄も明るいですし、本当にホッとしています!
――主人公・ゆりあのように【突然、自分の人生がガラッと変わった事件(出来事)】があれば、教えてください。
 「ショートカットにしたこと」。私はロングヘアだと気づかれないことも多いですし、ショートカットにしてなかったら今、テレビに出ているかどうか…(笑)。そのくらい、ロングにすると不評なんですよね。カツラをつけても不評なので、本当にショートカットにしたことが人生を変えたなと思います。
――本作のキャッチフレーズは「みんなまとめて愛してやる。」ですが、ご自身の【愛してやまないもの】を教えてください。
 私も(田中)哲司さんと一緒でもちろん“子ども”を愛してやまないのですが…さらに、朝はコーヒーを飲まないと目が覚めないので、愛してやまないものはコーヒーですね。

松岡茉優(夫の“彼女”/小山田みちる・役) コメント

 普段は家のシーンを撮っているセットに、取材陣の皆さんが来てくださっていることにソワソワしております。みちるさんは吾良さんの“彼女”なのか、さらに子どもたちは“隠し子”なのか…。いろいろと謎の多い女性を演じさせていただいております。実はいつもはもう一人、田村海夏ちゃんというみのん役の女の子も一緒なのですが、みんな彼女に振り回されながら楽しく撮影しております。
 私はもともと原作の大ファンで、小山田みちるという役が自分に来るとは100%思っていなかったんです。私にみちるさんの役をくださったプロデューサーさんたちの気持ちに応えたいと思いながら、一生懸命演じております。みちるさんのことも、最後の最後には愛してもらえたらうれしいです。
――現場の雰囲気やエピソードを教えてください。
 (菅野に「松岡さんがいらっしゃる時は、男性スタッフの皆さんがウキウキして、ジョークも増えている」と言われて…)子どもたちという2人の天使がおりますので、その天使を中心に撮影していると思っていたのですが…恐縮です。でも、確かに親父ギャグが多いな、とは思っておりました(笑)。
――作品タイトル中の「赤い糸」にかけて、【運命的な繋がりを感じた人】を教えてください。
 「鈴鹿さん」。ご一緒した映画『蜜蜂と遠雷』が2019年10月4日公開だったのですが、宣伝期間を終えると、めっきり会わなくなってしまって、その後はお仕事先で会うこともなかったんです。今回4年ぶりに再会したのが10月4日だったのですが、それを教えてくれた鈴鹿さんと「それは素敵だね」と、お話ししました。映画は鈴鹿さんのデビュー作だったので、とてもピュアに挑んでくださっていたんですが、今回久しぶりにご一緒したら、ちょっと陰のある稟久くんをミステリアスに演じてらっしゃって…。23歳になって、大人の男性を演じておられる鈴鹿さんと楽しくお芝居ができたらと思っています。
――主人公・ゆりあのように【突然、自分の人生がガラッと変わった事件(出来事)】があれば、教えてください。
 「推しができたこと」。推しがいると日々のご飯がおいしくなり、明日への希望が持てる。推しがいるだけで、世界がきらめく! やはり推しがいるというのは、それこそ授かりものなので、たまたま出会えた時には、皆さんにも全力で推しを推していただきたいと思います。ちなみに、私は2011年にモーニング娘。に鞘師里保さんが加入された時からモーニング娘。のファンになりまして、そこからはハロー!プロジェクト全体のファンになりました。ぜひ皆さま、ハロー!プロジェクトをよろしくお願いいたします。
――本作のキャッチフレーズは「みんなまとめて愛してやる。」ですが、ご自身の【愛してやまないもの】を教えてください。
 今は(みちるの)2人の娘にメロメロです。田村海夏ちゃんが「おいでー」と言っても、「イヤッ」とか言ってなかなか抱っこさせてくれなかったりするんですけど、それを見た白山乃愛ちゃんが私のお膝に乗ってきてくれたりして…。2人の娘がかわいくて仕方ありません。

田中哲司(ゆりあの夫/伊沢吾良・役) コメント

 すべての災いの元凶となる夫の吾良を演じさせていただいております。本当に今までやったことがないような役で、なんか楽しいですね。演技としては、時々ある回想シーン以外、ただ寝ているだけなんですけど(笑)。その“超”受け身な演技が楽しいです。
――作品タイトルの「赤い糸」にかけて、【運命的な繋がりを感じた人】を教えてください。
 「子ども」。普通なら奥さんと書くのでしょうけど、それもひっくるめて「子ども」です。ちょっとバカなことを言ってるな、と思ってください(笑)。初めての子どもなので、鼻など、自分に似た部位があることが、本当にうれしくて、運命だなって思います。
――主人公・ゆりあのように【突然、自分の人生がガラッと変わった事件(出来事)】があれば、教えてください。
 「子ども」。これも考えたら、子どもでした(笑)。子どもが生まれたことが一番大きかったです。ちなみに、子どもたちを寝かしつけた後、唯一の楽しみが心霊系YouTubeを見ること。夜長ひとりでお酒を飲みながら見て、震えています。
――本作のキャッチフレーズは「みんなまとめて愛してやる。」ですが、ご自身の【愛してやまないもの】を教えてください。
 やっぱり「子ども」。あと、心霊系YouTubeです。

三田佳子(夫の母/伊沢節子・役) コメント

 菅野(美穂)さんとは初共演で、「どんな方かな?」と思っておりましたが、とてもナチュラルで、芝居もしっかりしているので、とても楽しく過ごしています。私の役どころは、唯一のおばあちゃん。原作を読みましたところ、とてもかわいい人で。老人ならではの軽妙さがあるんです。周りの皆さんに溶け込みながら、楽しんで最後まで演じてみたいと思っています。撮影では皆さんととても仲良く演技をさせていただいて、幸せに思っております。
――作品タイトル中の「赤い糸」にかけて、【運命的な繋がりを感じた人】を教えてください。
 チーフカメラマンの長谷川さんです。
――主人公・ゆりあのように【突然、自分の人生がガラッと変わった事件(出来事)】があれば、教えてください。
 「孫を授かったこと」。70歳になった頃でしょうか、ロケ先で孫が産まれたと聞きまして、今までに経験したことのない喜びを感じました。今回のドラマでは、孫を持てていなかった節子が、まにちゃんとみのんちゃんに、論理を超えて孫になってほしいという気持ちを抱くのですが、実はそれと私が孫に出会った時の気持ちが似ているんです。今回の役に、その時の情愛を反映できればと思います。ちなみに、夫とは全然ですが、孫とはデートをしています(笑)。孫と一緒にいると、いつも力強く、元気がもらえます。
――本作のキャッチフレーズは「みんなまとめて愛してやる。」ですが、ご自身の【愛してやまないもの】を教えてください。
 俳優という仕事ですかね。私は女優デビューして今年で63年になるのですが、今回の作品もとても楽しく、皆さんにも盛り立てていただいて…。ご一緒できて、すごく幸せなんです。最後まで俳優の仕事をやっていきたいですね。

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