ストーリーSTORY

2020年8月29日(土)よる11:15~

第5話

 こんじゃくプロダクションに、本社である今昔出版の経営統括部の香澄(幸田尚子)がやってきた。夫で会長の大滝(山路和弘)の喜寿の祝賀パーティーで配るという創立100周年の社史を1カ月という短い期間で制作して欲しいという。原島(大東駿介)は無理だと一度は断るが、ひょんなことから澪(小芝風花)は香澄から持ち上げられ、リーダーとして引き受けることに。さらにその夜、香澄にご馳走になり、高価なプレゼントまでもらった澪は、すっかり有頂天になり、やる気満々に。

 後日、澪の指揮のもとみんなでさっそく作業に取り掛かるが、本社から百年分の膨大な資料が届き、その資料整理に追われるはめに。さらにそこへ香澄から連絡が入り、本社から応援スタッフを派遣してくれるという約束のはずが、トラブルが発生して派遣できなくなったという。その展開に、美雪(内藤理沙)が何か魂胆があると疑いはじめ、香澄には悪い噂もあること、そして原島は実は会長の前妻の息子で、会長一族から追い出されていたことを澪に伝える。

 それでも夜遅くまで作業を続ける澪たちの前に再び香澄が現れ、本社で立ち上げる新企画を美雪と沙羅(宮本茉由)に手伝って欲しいと言い始める。ただでさえ厳しいスケジュールなのに人数が減ることに、原島は怒りを露わにするが、澪は生まれて初めて信頼して任された仕事だからとその状況でも頑張り続ける。徹夜続きの澪を妖怪たちが心配する中、香澄はさらに澪にあることを伝え…。