オリンピックも終盤に近づくと、ようやく取材ルートにも慣れて、自分たちが行き来している町の様子がわかるようになってきます。
最初は、右も左もわからず、案内されるままに車で移動していたのですが、最近ではスカイトレインという自動で走る電車や、バスを利用して、自分の行きたいところに、自由にいけるようになってきました。 こうなると、自分の眼でじっくり町を見られるようになり、面白さも増していきます。 私が担当しているスピードスケートは、バンクーバー市外から車で30分ほどのリッチモンドと言う町で行われています。中国からやってきた人々が多く住む町です。 お店に入れば、ご覧の通り、中国語の新聞が置いてあります。
街中にあるフェンスには地元の子供たちが描いた大きな絵が展示されていました。 世界中からオリンピックにやってくる人を歓迎する絵です。 今日はその絵を、リッチモンドから、皆さんにお届けしましょう。 じっくりご鑑賞ください。
オリンピックは子供たちの心にたくさんの種をまきます。 今回のスピードスケートの若手選手のほとんどが、長野五輪の清水宏保選手の金メダルを見て、「自分もいつかはああなりたい!」と夢を育んできました。 バンクーバーオリンピックは世界の子供たちにどんな夢を届けるのでしょうか。
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