『奪い愛、真夏』が制作発表記者会見を開催！「おさむさんからのラブレターだと思って頑張るのが醍醐味」『奪い愛』愛あふれる（秘）トークで松本らキャスト陣が大盛り上がり!!松本がノリノリ!? 《セーラー服シーン》の裏話も明らかに

　本日７月18日（金）、ついに開幕する令和７年の『奪い愛』。待望の初回放送を数時間後に控える中、テレビ朝日本社１階のサマフェスサブステージで、制作発表記者会見を開催！ 図らずも禁断の愛に身を投じていく真夏＆時夢を演じる松本まりかと安田顕、時夢を愛するセレブ育ちの妻・空知未来（そらち・みらい）役の高橋メアリージュン、真夏を一途に想う元部下・日熊元也（ひのくま・げんや）役の白濱亜嵐、未来の妹で自由奔放な炎上仕掛け人・山上花火（やまうえ・はなび）役の森香澄、そして『奪い愛』シリーズの生みの親で脚本を担当する鈴木おさむが登壇しました。

　「またもう１本、自分の息子に見せられないドラマが増えました（笑）。でも、本当に面白いドラマになったと思います」という鈴木が生み出した『奪い愛』シリーズ。その醍醐味といえば、一度聞いたら忘れられない強烈なセリフの数々です。
　本シリーズへの出演は３作目となる松本は「おさむさんのセリフは両極端。今回も『夏夜のマジックにかかったんです』のように“誰も思い付かないようなトリッキーな言葉”と、『これからの私の生き方でこの傷も正解になります』のように“人間の本質を突く名言”のオンパレード」と分析。特に前者については、どう言えばいいか毎回悩むそうですが…。「おさむさんからのメッセージ、何ならラブレターだと思って頑張るのが、演じる側の醍醐味。この作品が終わった後、演技が上手くなってるんじゃないかなって思うくらい、素敵なハードルをたくさん用意してくださっていて、ワクワクします」と、目を輝かせました。
　また、シリーズ初参戦メンバーも、突き抜けた『奪い愛』ワールドを日々楽しんでいるそう。安田は「脚本を読んでる分には爆笑ですけど、演じる方はたまったもんじゃない！ 私なんて51歳で、初回から上半身裸になっちゃってますから（笑）。真剣にやればやるほど面白いです」と、にんまり。また、高橋は「私の役は窮屈を『９・９・２』と言ったり、言葉を数字に当てはめがちなんですけど、ただただ真面目にやってます。本当に初めての挑戦でしたね」、白濱は「僕は基本的にまっすぐな役なので、キュンの部分を担うセリフが多い。僕だけ唯一、キラキラ映画を撮っているかのような気持ちでやってます」と語り、充実の表情を浮かべました。
　一方、森は「クランクインの日に、メアリージュンさんの目の前でキラーゼリフを言わなきゃいけなくて、どうやって言えばいいんだろう!?」と焦ったのだとか。そのキラーゼリフとは「ドッカーン」。実はこのセリフ、「『天空の城ラピュタ』の呪文『バルス』みたいに、オンエアと同タイミングで、みんなにＸでポストして盛り上がっていただきたい」という、鈴木の企みから生まれたことが判明。そんな鈴木の遊び心に、松本も心が躍ったよう！ 「おさむさんのアイデアは常人では思い付かないもの。今後もお好きなように、おさむさんの“ドッカーン”を書いてください」と、呼びかけていました。

　さらに、今夜放送・第１話の回想シーンでは、松本が自ら高校生時代を演じるため、セーラー服を着用。会見では、そのシーン写真も特別にお披露目することに！ 「40歳、セーラー服を着ました（笑）。各部署から『やめた方がいい。これはまずいぞ』と、かなり止められたのですが、私は『おさむさんは“やれ”と言ってるんですよね。私はやります』と言って、高校時代のシーンも演じさせていただきました」と、貴重な裏話も明かしてくれました。
　また、このシーン写真には、『奪い愛』と言えばこの人――水野美紀の姿も！ 『奪い愛、冬』（2017年）や、松本と共演した『奪い愛、夏』（2019年）で度肝を抜く怪演を披露した水野が、今回は真夏の亡き母・海野三子（うみの・みつこ）役で出演します。水野との再共演に、松本も感激。「第一声から“これが奪い愛だ！”っていう世界観を感じさせてくれたんです」と、興奮冷めやらぬ様子でした。

　この日は作品にちなみ、登壇者が「絶対に奪われたくないほど好きな物や、好きなこと」も告白。なんと、スリムな松本の意外な一面があらわに…！ 松本が奪われたくないものとは、ズバリ「食べ物」。実は「食いしん坊なんです。食べ物のことを考えているのが、すごく幸せ」という松本。《手作りの焼き芋》を差し入れしたり、暑い夏を乗り切るために常備している《塩飴》を、安田＆白濱にもお裾分けするなど、今回の現場でも食のアンバサダー（!?）として大活躍していることが判明しました。
　ちなみに、安田は「ワンちゃんとまどろむ時間」、高橋は「（自分自身の）プリケツ」、白濱は「朝と夜の湯船につかる時間」、森は「血糖値が上がらないように食べている、もずく」、鈴木は「Nintendo Switch 2」と回答。個性あふれる答えを受け、トークも大盛り上がり。和気あいあいとした雰囲気で、取材陣を楽しませました。