これまでの放送

2023年3月26日

今回のTVタックルは

ついに法改正!?
空き家の固定資産税 減額解除で問題解決?
都会のど真ん中空き家SP



ゲスト


■固定資産税の新たな制度導入で
 空き家問題解決か?あの空き家は今?


年々増加していて今後も増え続けると予想されている空き家。
3月3日、政府は空き家対策の特別措置法の改正案を閣議決定。
「管理不全空き家」という区分を新設、固定資産税の減額措置が解除できるように。
つまり空き家を放置し続ければ固定資産税が増える可能性があるため、所有者に適切な管理を促すことができるというのだ。


 

TVタックルがこれまで取材してきた空き家は今、どうなっているのか?
世田谷の一等地になんと11軒の空き家が密集していたあの場所は?
そして、約2年半前に取材した中野区の住宅街のど真ん中のボロボロの空き家。
家全体が傾き、倒壊寸前の状態だったがどうなっているのか追跡取材!
今回の改正案で空き家問題の解決へと向かうのか?



激論テーマ

※新たな制度「管理不全空き家」で問題は解決する?
※現状の制度「空家対策特別措置法」の問題点とは?
※空き家が増えることによる様々な問題とは?
※空き家問題で今、国がやるべき事とは?

■なぜこんなところに?
 都会ど真ん中にたたずむ空き家問題


東京目黒区、ビル群が立ち並ぶど真ん中にある築57年、木造2階建ての空き家。
約140平方メートルのこの敷地は更地にすれば2億円を超えるという。
近隣住民によると、物件を相続した人物が引っ越して20~30年ほど前から、
空き家になっているというのだが…。
目黒区はどのような対応を取ろうとしているのか?



足立区には更地にしても売れない?迷惑空き家があるという。
1960年頃に建てられた空き家は3棟。すでに真ん中の空き家は崩落していた。
このうちの2棟の敷地面積は、合わせて約36平方メートル。解体して新しく家を建てるには前面道路が狭い場合、道路部分を広げなければならないという。
元々約36平方メートルしかない狭い土地が道路を広げることにより、約27平方メートルになってしまう。この面積では、建物を建てても狭すぎ、なかなか買い手がつかないとういうのだ。“狭小空き家”の解決策はあるのか?



更地にして売れない? 狭小空き家


激論テーマ

※狭い土地の空き家の問題を解決するためには?
※相続登記の問題とは?(2024年から相続登記義務化)
※相続した不要な土地を国に引き取ってもらう制度で
 問題解決できるのか?

■空き家問題を解決!?
 今、若者たちに人気、空き家をDIY!


千葉県君津市にある築約50年、8年間も放置されていた空き家を訪ねると…
天井が抜け落ちるなど、そのまま住むにはかなり厳しい状況。間取りは7DK、
敷地面積は約2000平方メートル。ここを家賃1万円で借りたのは吉川隼大さん。
大家さんが「自由に好き勝手にやっていい」とのことで、吉川さんは好きなようにリノベーションしているという。
実は今、DIY目的で「空き家」を買ったり、借りたりする若者が増えているという。



普段は会社員として働く吉川さん。DIYに興味がある仲間を募り、みんなで材料費を工面して、この家をリノベーション中。手間こそかかるが、プロに頼むよりはるかに安く仕上がるという。低予算で広い家を借り、やりたかったDIYも出来る。
空き家再利用で吉川さんは充実した日々を送っているという。
果たして、こうした若者の挑戦が「空き家問題」解決になるのか?



激論テーマ

※空き家の有効活用法とは?
※不動産コンサルタント小林氏が解説
 放棄された不動産の売り手と買い手のマッチングとは
※もし実家や思い出のある家が空き家になってしまったら?