これまでの放送

2023年1月29日

今回のTVタックルは

高齢者が危ない!渡りきれない長い踏切
&止まらない物価高騰に激安店は?
ニッポン全国 巷の大問題SP



ゲスト


■事故多発!高齢者危険!!渡りきれない長い踏切


高齢者を困らせる!?「長すぎる踏切問題」
2021年度の踏切死亡事故、実はおよそ4割が65歳以上の高齢者だという。
警報機が鳴り出してから、遮断機が降りきるまでの国の基準では15秒が基本。
75歳以上の高齢者が歩く速度の平均は毎秒1m。
15m以上の踏切は渡りきれない計算となる。



今回番組が注目したのは、横浜市鶴見区にある「生見尾(うみお)踏切」。
この踏切、横須賀線・湘南新宿ライン・京浜東北線の踏切を越えると、東海道線などが走る踏切がある。
2つの踏切間にある待機場所を入れると、その距離ゆうに40mを超える。



踏切を渡る高齢者に注目すると、遮断機が降り始めたが、渡り切れる気配がない。さらにこの踏切、平坦ではなく傾斜になっており踏切内が坂道に。
車イスなど利用する交通弱者にとっては、まさに命懸けの踏切だという。
10年前には、杖をついて踏切を渡っていた88歳の男性が死亡する事故が発生。
バリアフリー型の跨線橋をかける案もでたが、金銭面など、折り合いがつかず着工 の見通しもつかない状況だという。



激論テーマ

※専門家が解説!
 長い踏切の現状なぜ、無くすことができないのか?
※解決するためにはどうすればいい?
※踏切内の事故ゼロへ…最新の「AI」による対策とは
※ゲストが語る危険な踏切とは?
※高齢者だけではない!若者も危ない踏切事故とは

■物価高騰に負けない!?激安店の今とは?


今年も値上げラッシュが止まらない。 4月までに値上げが予定されている商品は去年の同じ時期の1.5倍以上となる
7000品目以上。生活に欠かせない商品が数多く値上げされる予定だ。
TVタックルでは、値上げラッシュが続く中、奮闘する激安店を取材!
足立区にある激安スーパー「マルヤス」では賞味期限切れの商品などを安く仕入れることで、激安価格を実現していた。



独自の工夫を行っている激安店、ABS(えびす)卸売センター。
会長の唐鎌秀貢さんは「手前どもは7・8・9割引が当たり前」だという。
大量に買い付けることで安く仕入れ、まさに薄利多売で激安を実現していた。
商品の利益が少ない分、重要となるのが集客力。 実はその集客を伸ばすためのある秘策があるという。



秘策の一つが、1000円の福袋。
中にはクッキーの詰め合わせなど3000円相当の商品が入っているというが、
なんとその福袋で詰め放題が始まった。
すでに2000円近くお得な福袋に、さらにカップ麺にジュース、クッキー、ひじきや桜エビなど、バラエティ豊富な商品が詰められていく。
他にも「バカネ市」なるものを不定期に開催。会長とお客さんで競りを行い、商品をバカみたいに安い価格で売ってしまうという超お得なイベントだ。
この日も100人近くが詰めかける人気ぶり!



激論テーマ

※物価の高騰、今後どうなる?いつまで続く?
※物価高騰を感じる瞬間は?その時、どのような対応を?
※専門家が解説!物価高騰にどう対処すればいい?
※物価高騰に対して行政の対応は?
※日本の賃金引上げは今後どうすればいい?

■光熱費高騰の影響ゼロ?人口も増加!
 頑張っている元気な街を調査


東京電力は、国の認可が必要な家庭向け電気料金の値上げを申請。
暮らしを圧迫する光熱費の高騰はさらに加速するといわれている。
そんな中、岐阜県郡上市石徹白(いとしろ)集落は、電気を自分たちで発電し、移住者が続々やってきているという。人口228人のうち、50人が移住者家族になっている。



そのカギをにぎる人物が11年前、石徹白に移住してきた平野彰秀さん。
この集落では、水力による発電をおこなっている。その取り組みが注目され、
石徹白に多くの人が訪れ、移住者が増えるきっかけになったという。
その発電量は約125キロワット。発電した電気は北陸電力に売電。
その収益は公共施設などや高齢化により、耕作放棄地となりかけている土地を
農地として復活させる資金に使われているという。



石徹白集落では、農業を始めたい移住者の受け入れ体制が整っており、
農地の貸し出しは、基本的に無料。
「自分の生活を自分で作れるという感覚があるので、満足してます」という田中宏尚さんは4年前、石徹白に移住し、農家を営んでいる。
そして、「水力発電で復活した農地で、農作業を何人かの移住者で行い、その収益を分配するという、移住者が安心して暮らせる」仕組みを作ろうとしている。



激論テーマ

※移住者が語る、地方移住の現状
※高齢者でも移住できる?
※物価高騰の今、田舎暮らしのメリット&デメリットは?
※どんな街に移住したい?住み続けたいと思う?
※人口減少を防ぐために地方自治体が取るべき対策は?