これまでの放送

2022年11月20日

今回のTVタックルは

全国旅行支援で問題続出&
アイデア満載 新たな宿泊スタイルが続々
ニッポンの観光 徹底調査SP



ゲスト


■スタートで混乱!「全国旅行支援」の今後は?
 インバウンド復活で観光地の問題は?

 

『全国旅行支援』がスタートして、1カ月半。しかし初日から、予約停止で支援を受けられないケースも相次いだ。
星野リゾートの星野佳路代表は「各都道府県に予算を配分したことが混乱を招いた」ともいう。



また、全国旅行支援がスタートしたタイミングで、宿泊料金の値上がりも。
便乗値上げなのか?と問題に。
斉藤国土交通大臣は「便乗値上げが行われないよう事業者に周知するとともに、そうした事実が確認された場合には、厳正に対処したい」と発表したが…
本来、旅行サイトや宿泊施設の多くは、需要に応じて価格を変動させる『ダイナミックプライシング』という制度を導入している。



10月11日、政府は水際対策を大幅に緩和。海外からの個人観光客の受け入れも再開した。円安の影響もあり、爆買いも復活。
浅草を訪れてみると、日本人観光客に混ざって、多くの外国人観光客の姿が。
しかし、コロナ前と比べると売上がまだまだ戻っていないといい、爆買いしていた中国人観光客が戻ってくることを心待ちにしているというが…。



激論テーマ

※本当に便乗値上げ?宿泊施設の価格とは?
※全国旅行支援の問題点&今後どうするべき?
※インバウンドの今後は?
(円安、外国人観光客への対応や人手不足問題など)

■アイデア満載!日本の旅行スタイルの変化を徹底調査!


今、新しい「宿泊」の形が注目されつつあるという。
愛媛県大洲市は伊予の小京都とも呼ばれ大洲城を中心として栄えた、情緒あふれる城下町。
歴史的建築物をリノベーションしたホテルに宿泊。チェックイン、食事などは点在する他の建物で行う、町全体をホテルに見立てる「分散型ホテル」で話題に。
空き家問題の解決をはじめ、地方創生の一環としても注目を集めている。



市と民間企業が取り組んで始めた大洲の分散型ホテル。
究極の宿が、「大洲城貸し切り」。なんと一晩、天守に宿泊ができるという。
エントランスは、江戸時代末期に建築され、そのままの姿で残る高欄櫓。
夕食は、この1階部分で大洲産の食材で作られた料理を堪能。
二の丸にある風呂からは、湯に浸かりライトアップされた城を眺められるという。
さらに大洲城に入る際には、宿泊客だけのために行われるイベントも…



京都では、平安時代に創建され世界遺産にも登録されている仁和寺。
寺を貸し切り、古い家屋を改築し、宿坊にした松林庵に宿泊することができる。
他にも静岡県西伊豆町の約50年前に廃校となった小学校がそのままの佇まいでの宿泊施設に。「大阪の街をまるごと楽しむ」体験ができるという大阪・浪速区のOMO7(おもせぶん)大阪by星野リゾートなども。



激論テーマ

※日本人の観光スタイルは変化している?
※混雑防止!休暇分散システムとは? ※様々な取り組みで頑張っている地域や宿泊システムとは?
※宿泊施設も変化が必要?
(食事・キャッシュレスなど)円安で日本人の海外旅行はどうなる?

■今、激安で話題!半額専門店を徹底調査!


止まらない値上げ。円安や原材料費の上昇によって、来年値上げが予定されている食品が何と2000品目以上あるという。
そんな中、埼玉県・加須市に今年2月にオープンした全商品、表示価格から半額で買える店…
商品全てが新品にも関わらず半額だという。その数4000点以上。



なぜ全品半額にできるのか?
「半額倉庫」の社長、磯遊氏は「中に何が入っているかは箱を開けるまでわからないまま商品を仕入れている」10トン買いという驚きの仕入れ方法があるという。
仕入れ値は、品物の種類や品質ではなく個数で決まるという。
10トントラックで仕入れた品物、500個程の段ボールが保管倉庫へ。



ネット通販などで、返品された品物や売れ残ってしまった物など、いわゆる「ワケあり商品」をまとめて仕入れ、半額で販売できるのだという。
「行き場をなくして廃棄されてしまう商品は多くなっている。ネットショッピングなど、実物を見ないで買える手軽さが商品のロスにつながっている」と磯遊氏はいう。
物価高騰が続く今、廃棄ロスを減らすために何ができるのか?



激論テーマ

※返品商品などの大量廃棄無くすためにはどうすればいい?
※食品ロス問題を解決するためには?
※物価の高騰、今後どうなる?