これまでの放送

2021年12月26日

今回のTVタックルは

日本でもオミクロン株の市中感染が拡大か!?
年末年始はどうなる!?SP


新たに発見された「オミクロン株」が急速に世界で感染拡大している。
特にアメリカやヨーロッパでは短期間で感染者数が数倍にも。
そこで各国の現状を緊急取材。
また、日本は全ての国・地域からの外国人の新規入国を一時停止し空港検疫でオミクロン株の水際対策をしている。しかし、大阪で日本で初めてオミクロン株の市中感染者を確認。そして京都、東京でも続いて確認された。
急速に感染拡大する「オミクロン株」果たして水際対策はこのままでいいのか?
感染症の専門家を交え、ビートたけしと辛口論客が徹底討論!!

世間をザワつかせた気になるニュース


<前澤友作氏100億円宇宙旅行から帰還!>

日本の民間人として初めてISS・国際宇宙ステーションに12日間滞在した前澤友作さんが、日本時間の20日正午過ぎ地球に帰還した。帰還後、初めてツイッターでつぶやいた言葉は「地球なう」。そして今回、前澤さんが最も世間をザワつかせたのが、滞在していた国際宇宙ステーションから行った専用サイトから応募をすれば、応募者全員が電子マネーを受け取ることができるという企画。当選最高金額は実に100万円!会見では「次の夢は月に行くことです」とも発言。



<錦鯉 史上最年長M1優勝>

12月19日に行われたM1グランプリ。エントリー数6017組の頂点に立ったのは錦鯉。ボケ担当の長谷川雅紀さん・50歳と、ツッコミの担当の渡辺隆さん・43歳による中年コンビ。史上最年長グランプリとなった錦鯉に世間は…「やりたいことに年齢など関係ない!かっこいい!希望の星です」「年齢なんて情熱でどうにでもなる。おめでとう」など称賛の声が。今後、2人はどんな活躍を見せてくれるのか?



<星野伊佐夫新潟県議 自民党に離党届を提出>

自民党の泉田裕彦衆議院議員が、星野伊佐夫新潟県議から裏金を要求されたと 告発していた問題で、星野県議が自民党新潟県連に離党届を提出。一連の問題をめぐって責任を取る形で離党を決めたという。裏金の要求疑惑については「まったくそんな会話した覚えもないし事実無根…」と、改めて否定。それに対し泉田衆議院議員は「裏金について否定したというのは意味不明です。私の社会的信用に傷を付けたことに対して、謝罪がなかったことも極めて遺憾です」とコメント。平行線をたどるこの2人の騒動、いったいいつまで続くのか?



<オミクロン株 日本でも感染拡大>

沖縄県にあるアメリカ軍基地・キャンプ・ハンセンで新型コロナウイルス感染の大規模なクラスターが発生。200人以上の感染者が確認されているという。
在日アメリカ軍は、これまでのところオミクロン株かどうかは明らかにしていない。
その後、基地従業員などの日本人から、オミクロン株の感染が確認された。
沖縄県は、軍関係者の基地からの外出禁止など申し入れたが、基地のまわりの繁華街にはアメリカ兵の姿が見受けられた。
飲食店従業員は「ちょっと怖いなと思います」と話す。



そして22日、大阪の吉村知事が「海外の渡航歴なし、感染経路不明、オミクロン株陽性が判明、これは“市中感染”にあたる」と会見。大阪で、国内初の市中感染が確認された。さらに京都や東京でも市中感染が確認。日本中で感染が広がり始めたオミクロン株。人流が増える年末年始どんな予防、対処をしたらいいのか?


世界に広がるオミクロン株の現状を緊急取材


現在、全ての国・地域からの外国人の新規入国を一時停止し空港検疫でオミクロン株の水際対策をしている日本。岸田総理は、感染者だけでなくこれまで自宅での待機を求めていたオミクロン株の濃厚接触者も指定の施設で14日間の待機、感染封じ込みの強化を要請した。しかし大阪で22日、海外渡航履歴のない家族がオミクロン株に感染したと発表。日本で初めて市中感染が確認された。
そこで世界中に広がっているオミクロン株の現状を緊急取材!


■南アフリカ

優れた科学技術でオミクロン株を世界でいち早く発見した「南アフリカ」。
新規感染者数は12月に入り、1日あたり3万人を超えた日もあったが、現在ではやや減少傾向だという。しかし11月の新規感染者の70%以上はオミクロン株によるものだったという。



南アフリカの大学院で免疫学を研究しているケープタウン在住の岩瀬沙織さんによると、現在、南アフリカの感染対策は、深夜の外出禁止や集会の人数制限はあるもののそれほど厳しいものではなく、オミクロン株が発見されてからも生活に特に変化はないとう。オミクロン株がそこまで脅威ではないのであればロックダウン制限を上げず、ワクチンの接種を高める方向だという。今のところ重症化の危険性は低いと考えている南アフリカ。オミクロン株が少しずつわかってきたのか?



■イギリス

イギリスでは現在、オミクロン株の感染者はおよそ9万人。
ロンドンでは、新規感染者の8割以上をオミクロン株が占めているという。
イギリスの現状を聞いたのはロンドン在住、会員制ホテルで働くリョーさんとルームメイトのニックさん。実は2人とも現在、新型コロナウイルスの感染しており自宅隔離中。「僕たちはおそらくオミクロン株にかかっていて、でも無症状、熱もなく味覚も嗅覚もある」という。



イギリスでは新型コロナの感染を調べる簡易キットが無料で配られていて、
国民ひとりひとりが自分で検査することができ、陽性がでると国民保険サービスに提出。PCR検査キットが送られてきて、検体を国民保険サービスに送り返すという。「以前は24時間以内に結果が判明していたが、2人は3日たっても結果は出ていないという。イギリスでは1日の新規感染者が10万人を超えており、「多くの人が検査を求めているため対応が間に合っていないのでは」とリョーさんは言う。



感染状況が深刻なのにも関わらず、イギリス政府は、23日時点で厳しい規制を敷いていない。「去年クリスマスの前にロックダウンをしたので、それがイギリス国民的には許せない部分があった。今年は国民感情に配慮してなのか、厳しい制限をかけていないのでは。それが感染に拍車をかけているかもしれない」と2人はいう。


■韓国

オミクロン株の感染者が12月19日時点で178人まで増えている韓国。
この中には3回目の追加接種後にオミクロン株に感染した人が4人も含まれているという。オミクロン株の感染者増加に伴い、新規規感染者の数も増え、一日の新規感染者数が7000人以上、重症患者も増えているという。



韓国では新規感染者増加を受けて行動制限を強化し、来年の1月2日まで私的な集まりは4人までに限定、飲食店の営業時間を午後9時までとしている。
韓国が感染者を抑えるため家族の行動にも制限をかけている、この措置について、5年前に韓国人の男性と結婚し、現在ソウル在住のゆいさんは「忘年会や新年会をやろうと思っていた人は残念がってる。しかし個人的にはこのタイミングでやるのは必要」という。



■ポーランド

バルト海に面し、ドイツやチェコスロバキアと国境を接する人口およそ3800万人のポーランド。今月14日に初めてオミクロン株の感染者が確認された。
新型コロナの新規感染者数は12月に入って減少傾向にあるが、1日で1万人以上が感染しているという。ポーランド西部の街・ヴロツワフで暮らすフランス人のサミーさんと、日本人の沙季子さんご夫婦によると「ポーランドで確認されたオミクロン株の感染者は20日時点で2人。そのためなのか、去年から新規感染者2万人が当たり前になっており、その数に驚きはなく、そんなに怖がっていない」という。



沙季子さんとフランス人のサミーさんは、1年前に結婚。
去年12月に亡くなった沙季子さんの父の一周忌の為に今月10日に、夫婦で日本に帰国する予定だったという。飛行機のチケットもビザも取得し、準備をしていたが、先月30日から日本の水際対策の強化で外国人が日本に入国できなくなった。外国籍のサミーさんの入国が認められなくなってしまい帰国を断念したという。夫のサミーさんは「夫婦であっても外国籍の家族の入国禁止という日本の水際対策に、納得ができない」という。



■ドイツ&カナダ

今年ドイツ人の奥様と結婚した新井卓さん。
12月に奥様が新井さんの祖父に会うためドイツから日本に来るはずだったが外国籍のため入国ができない事態に。「水際対策とか入国制限は当然必要だと思うが、外からみると日本人は自由に出入りできるけど国籍が違うだけで扱いが違うと思う。絶句というか信じられないし、ものすごく怒っているし絶望している」と奥様はいう。



カナダ人のシングルマザー、オータバシ教授。文学研究のため、特別に日本への入国が許可され今年10月に来日。18歳、16歳、8歳の子どもを、カナダに残したままだという。子どもたちは今月23日に来日する予定だったが、日本政府の水際対策により入国することができなくなってしまった。「ママだから、お母さんだから、子どもと一緒に住みたい。いつまでもこの状態でいるのがつらい。」と訴えていた。しかし、カナダ大使館の働きかけにより、子どもたちに日本入国のビザがおり、今月28日に来日することになったという。
しかし、未だ多くの外国籍を持つ人々の入国は規制されたまま。 



果たして、日本の水際対策の問題点とは?
そして、今後のオミクロン株の拡大はどうなる!?



  • <ゲスト>  
  • 東国原英夫     
  • 神田 愛花     フリーアナウンサー
  • 荒井 裕国     東京医科歯科大学 副病院長
  • ひろゆき      2ちゃんねる開設者

  • ※敬称略
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