これまでの放送

2021年11月21日

今回のTVタックルは

群馬県はなぜ魅力度44位?
今後インバウンドはどうなる?
観光地の現状を山本一太知事が激白SP!



緊急事態宣言の解除後、全国各地の観光地は多くの日本人観光客で賑わっていた。しかし、外国人観光客はほとんど来ることができない。
このコロナ禍でインバウンドに頼っていた観光地は今、どうなっているのか?
10月に発表された都道府県魅力度ランキング。
去年の40位から44位にランクダウンした群馬県。
スタジオで山本一太群馬県知事が、魅力度ランキングに対する反応と真相、そして群馬県のインバウンドの現状を激白!

■都道府県魅力度ランキング、群馬県が44位に
 群馬県民や山本知事の本音は!?


緊急事態宣言解除後、多くの観光客で賑わう日本各地の観光地。
政府は、GoToトラベルの年内再開を見送り、早期に再開できるように調整するという。そうした中、10月に発表された「都道府県魅力度ランキング」。
44位には、去年の40位から4つ順位を落とした群馬県。
山本一太群馬県知事は「県民に対してすごく失礼。経済的な損失にもつながる、法的措置も検討していきたい」と怒り爆発!




都道府県魅力度ランキングをまとめた民間調査会社ブランド総合研究所は…
「我々が評価しているのではなく、実際に評価・判断しているのは全国の消費者。群馬県には多くの魅力があるのは事実だが、県のイメージとして十分に活用できていないという結果では?」という。



群馬県民からは「怒ってもいいと思う。よくぞ言ってくれました」や「ちょっと大人気ない。冗談で受け流すくらいの方がイメージはいい」、「群馬の名前がニュースに出たから、知名度は上がるので、いいと思う」、「どれだけ這い上がれるかという実力を知事に見せてもらいたい」などの声も聞かれた。



スタジオで山本一太群馬県知事が、
魅力度ランキングへ対する真相と群馬県の現状を激白!

■コロナ禍の中、日本人観光客は戻りつつある全国の観光地
 インバウンド特需に沸いていた観光地の今の現状は!?


北海道の南西部の蘭越町、ニセコ町、倶知安町にまたがるニセコ観光圏。
世界屈指のスキーリゾートエリアとして知られ、2019年度には、22万人以上もの外国人観光客が訪れた。外国人富裕層を狙ったビジネスが功を奏し、“ニセコバブル”が起きていた。外国資本によるリゾート開発も進み、地価や物価は高騰。
しかし新型コロナが世界的に流行後2020年度にニセコ観光圏を訪れた外国人観光客の数は、2019年度から98%以上のダウンに。



テレビタックルは、新型コロナ流行の前2019年7月に京都の祇園を訪れた。
すると多くの外国人観光客で溢れていた。舞妓さんを取り囲み、写真を撮る“舞妓パパラッチ”問題も発生。
しかし、去年1年で京都市を訪れた外国人観光客数は、2019年と比べ、約9割減に。祇園の景観を守り、発展に努める太田さんは「外国人観光客は今ほとんどいない。以前の迷惑行為は皆無。地域住民としては今の状況がありがたい」ともいう。



新型コロナウイルス流行前、東京の下町・浅草も外国人観光客に大人気だった。
2018年には、浅草を含む台東区の外国人観光客数は、およそ953万人だった。現在の浅草は「店も開いていなくて通勤の人か修学旅行生の街に」と浅草観光連盟の飯島邦夫さんはいう。化粧品を扱う店では「今は中国人が来られないから、売り上げが7割落ち込んでいる。中国人は活力があったので早く戻ってきてほしい」という。



緊急事態宣言が明けてから、群馬県各地の観光地では、少しずつ客足が戻りつつあるようだ。山本知事が生まれた草津温泉。コロナ禍で、一時休止していた名物「湯もみショー」は現在、湯もみガールズがフェイスシールドを着用し、観客の人数を制限して行われている。群馬県民から山本知事に「草津にもっと来てほしい」、「ワクチンを接種したら、車が当たるとか、あまり感心しない」などの様々な要望や疑問が寄せられた。



様々な想いを抱えた観光地の人々。
スタジオで山本知事が、群馬の観光地の声に応える!

■東名高速道路「東京料金所」
 ほぼ毎日起こるというトラックによる深刻な渋滞問題


高速道路の休日割引が11月3日から再開。土日・祝日にETCを使うと通行料金が3割引になり、週末になると行楽地へ向かう自家用車で高速道路は大渋滞。
そんな中、土日・祝日関係なく、東名高速道路・東京料金所では午前0時近くになるとほぼ毎日起こるというのがトラックによる渋滞。



午後11時50分、道路交通法で駐停車禁止の路肩がトラックで埋まってしまった。
ついには走行車線上に停止するトラックも!その後も料金所手前で停車するトラックは増え続けわずか1分の間に3車線のうち2車線がトラックで埋まっていた。



午前0時、それまで停車していたトラックが一斉に料金所を通過。
すべての車線を埋め尽くし大渋滞になっていた東名高速東京料金所前だったが、午前0時15分には渋滞はすっかり解消。自動車ジャーナリストの清水氏によると「理由は0時から朝の4時までの深夜割引30%」が原因だという。



午前0時から午前4時の間に料金所を通過すると、全ての通行料が3割引になる高速道路の深夜割引制度。この渋滞は割引が適用される午前0時に合わせトラックが料金所を通過しようとしたため発生していたのだ。
運搬コストを抑えたい運送業界にとって深夜割引は欠かせない。トラック運転手からは、「3割引は大きい。会社からは深夜割引を使うよう言われている」との声も。
東名高速道路を管轄するNEXCO中日本は、滞留車両に対して駐車禁止のチラシや警察と連携した呼びかけなどの対応を継続的に実施しているというが…。



交通ルールを守らないトラックによって
ほぼ毎日起きるという東名高速深夜の大渋滞
果たして渋滞をなくす解決策はあるのか!?



  • <ゲスト>
  • 東国原英夫
  • 門倉 貴史    経済学者
  • 須田亜香里    SKE48
  • 清水 和夫    国際自動車ジャーナリスト

  • 山本 一太    群馬県知事

  • ※敬称略