これまでの放送

2021年10月24日

今回のTVタックルは

東京都の感染対策は大丈夫!?
ワクチン打たない人、打てない人ど~する!?
コロナ禍の裏で起きていた大問題SP


「緊急事態宣言」と「まん延防止等重点措置」の全面解除から約3週間―。ワクチンの2回接種率が人口の約7割になり、その効果からか新規感染者数は激減。その一方で、懸念されるのが“ワクチン差別”。根拠のないデマや情報を信じてワクチンを打たない人、さらにはオーバーステイなどでワクチンを打てない外国人などがいる。コロナ禍の裏で起きている問題を徹底取材!

カメラが捉えた!コロナ禍で増え続ける外国人犯罪



横浜市では、駐車場に止めてあったバイクが盗み出される一部始終を防犯カメラが捉えた。さらに茨城県では、去年10月から休業中の旅館で電気系統のケーブル窃盗が!



さらに、コロナ禍の裏で増加傾向にあるのが外国人による犯罪。今年7月、埼玉県警は農家から米を盗んだ疑いでベトナム国籍の男を再逮捕。9月 都内のコンビニで偽札を使った疑いでベトナム国籍の男女3人を逮捕。



こうした外国人犯罪について元埼玉県警捜査一課刑事の佐々木成三氏は、コロナ禍で生活に困窮する外国人が増え、不法残留者も増加。生活困窮者がコミュニティーをつくって、犯罪が組織化していると指摘!


不法残留の外国人が増加する中
組織化する犯罪を防ぐにはどうすべきか?徹底討論!


ワクチン未接種問題



ワクチンを2回接種した人が、人口の約7割になる中、政府は9月、接種を入学や雇用の条件にすることなどは、差別に当たるとする「基本的な考え方」を公表。また、ワクチン未接種者への差別を禁止する条例を出す自治体があるなど今“ワクチン差別”の問題が顕著化してきている。


ワクチン未接種の問題

1.誤った情報やデマ



数多くの自宅療養中の新型コロナ患者を診療する「ひなた在宅クリニック山王」の田代院長が往診したのは、感染した70代の女性。



ワクチンを打たなかった理由を聞くと、ワクチンの危険性をあおるような内容の情報を目にし、接種が怖くなったという。



SNSなどには、「ワクチンは殺人兵器」「国などによる人口削減の陰謀」といった根拠のないデマも横行。
救えなかった命があることに田代院長は…




ワクチン未接種の問題

2.言葉の壁



現在、約300万人の外国人が暮らす日本。
在留資格のある外国人には、住所登録をしている住所に接種券が届くのだが、そこには「言葉の壁」が…。



数多くの留学生が通う日本語学校などによると、申し込みの書類が理解できず予約をあきらめてしまい、コロナに感染してしまったケースもあるという。


ワクチン未接種の問題

3.不法残留外国人



現在、約7万人を超える不法残留者がいるとされるが、日本では住民登録をしていない外国人のワクチン接種は対象外。 不法残留者のクラスター発生が危惧される中、茨城県大洗町はオーバーステイ の外国人への接種を開始。



本来、自治体はオーバーステイ の外国人を知った場合、通報をしなくてはならないが、厚労省は新型コロナ感染拡大防止の目的達成のため「通報しないことも可能」とする見解を自治体に伝えた。

“蔓延する「デマ」”
“不法残留の外国人のワクチン未接種問題”について徹底討論!


飲食店の感染対策が“形骸化”!?
“感染防止”ステッカー問題



1都3県では、10月24日まではリバウンド防止措置の期間とし飲食店への時短営業などを要請。しかし、上野の街を取材すると夜8時を過ぎても人通りが絶えない混雑ぶり。



そんな中 TVタックルが注目したのは、飲食店に貼られている2種類のステッカー。



取材時のリバウンド防止措置期間、白色ステッカーの店舗は酒類の提供自粛と夜8時までの時短営業。一方、青色ステッカーは夜8時まで酒類を提供することができ、夜9時までの営業が可能。



しかーし、青色ステッカー「感染防止徹底点検済証」の認証を得ていても、時短営業の要請時間をオーバーして深夜0時を過ぎても酒を提供する店も! ついに東京都は25日から青色ステッカーの飲食店に限り、時短営業や酒の提供時間の制限を解除することにしたのだが…



制限が大幅に緩和されていく中で
形骸化が懸念される飲食店 感染対策は大丈夫なのか?


  • <ゲスト> 
  • 東国原英夫
  • 須田亜香里      SKE48
  • レニック・ニコラス NTT東日本関東病院 医師
  • 佐々木成三      元埼玉県警 捜査一課

  • ※敬称略