これまでの放送

2021年9月26日

今回のTVタックルは

ブレークスルー感染急増で制限緩和は大丈夫!?
世界のワクチン事情を緊急取材SP



ワクチン2回接種率が人口の約半数を超えた日本、そんな中 各地で増加しているのが、ワクチン2回接種後に感染する“ブレークスルー感染”。なぜ“ブレークスルー感染”が起きるのか?その実態とは!? さらに、世界ではワクチン接種後どんな生活を送っているのか現地から緊急リポート!

ブレークスルー感染の実態


行動制限の緩和に向けて期待が高まる一方で、今問題になっているのが“ブレークスルー感染”
TVタックルでは“ブレークスルー感染”した医療従事者を緊急取材!



今年5月 医療従事者の優先枠で、2回のワクチン接種を終えていた精神科医の紫藤さん。ところが7月 コロナに感染。一緒に食事をした友人が発熱、この時に感染した可能性があり、ワクチン接種を完了した‟気の緩み”があったという。



実はシンガポールでは、国民の約80%が2回接種を完了しているにも関わらず、先月下旬から感染者が急増。
その大半が“ブレークスルー感染”によるものだった。
一体なぜ、2回ワクチンを接種したにも関わらず、新型コロナに感染してしまうのか?



中等症以上のコロナ患者を診察する倉持医師は、院内感染を防ぐためワクチン接種後の患者や医療スタッフの抗体を独自に調査。
すると、抗体量や持続期間に3つのケースが…



海外では、3回目のワクチン接種が始まっている国がある中、日本でも3回目の接種を行う方針を固めた。



“ブレークスルー感染”が増加する中
政府が打ち出す行動制限緩和は有効か?徹底討論!

世界のワクチン事情を現地から緊急リポート!


イギリス

感染再拡大ながら規制を撤廃



国民の約65%がワクチンを2回接種しているイギリスでは、7月中旬に大部分の行動制限を解除。



外出禁止などの厳しい規制はなく、公共交通機関ではマスクを推奨しているものの、街中では外している人も多く飲食店にも賑わいが戻っているという。



その一方で、1日の感染者数が3万人近く確認される日もあり増加傾向に!それでもイギリス政府は、ナイトクラブやイベント時に提示の義務化を検討していたいわゆるワクチンパスポートをワクチン接種率の高さなどを理由に導入しないと発表。
「ウィズコロナ」を宣言し、経済活動に舵を切った!


ギリシャ

ワクチンを打たないと働けない!?



2回のワクチン接種率が約58%のギリシャでは、就労時のワクチン接種証明書の提示を義務化。
ワクチン未接種者が働くためには、職種によって週に1度ないしは2度、検査を自費で行い、陰性であることを証明しなくてはいけないという。



一方で、若者のワクチン接種を促すため、金券を配布!



アメとムチの政策で接種率を促進、公共交通機関などでのマスクの着用義務はあるものの厳しい外出規制はなく、街中には観光客も戻ってきているという。


諸外国で始まっている
“交差接種”と“ワクチン接種証明書の義務化”
今後、日本はどうすべきか徹底討論!


  • <ゲスト>  
  • 東国原英夫
  • トラウデン直美
  • 加藤 哲朗   日比谷クリニック 副院長


  • ※リモート出演
  • 倉持 仁    インターパーク倉持呼吸器内科 院長

  • ※敬称略