これまでの放送

2021年5月2日

今回のTVタックルは

3度目の緊急事態宣言でも人出は減らず…もう対策はなし?
&「世界のワクチン接種」効果の現状を徹底取材SP



東京・大阪・京都・兵庫の4都府県に発令された3回目の緊急事態宣言。
酒類を提供する飲食店には休業要請が出され、東京都の小池知事は人流を抑えるためと、繁華街のネオンの消灯や他府県への移動自粛を訴えている。
しかし、こうした訴えもむなしく、人の流れは思うように減っていない。
思い起こせば去年のゴールデンウィークも緊急事態宣言発令中だったが、感染者数や人出は今回よりも断然少なかった・・・
はたして国民がコロナ慣れしてしまった状況の中で、猛威を振るう変異ウイルスなどに対抗できるのか!?
ビートたけしや辛口論客が徹底討論!!



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世界各国の新型コロナ・ワクチン事情 接種が進む国を徹底取材

世界中で新型コロナのワクチン接種が進む中、日本のワクチン接種率は先進国の中で最低レベル。一方、世界ではワクチン接種が進み様々な規制を緩和し始めている国も・・・。
そこで、ワクチン接種が進む国の感染状況や市民生活を徹底取材!
今後、混乱が予想される日本のワクチン接種について大激論。


■イスラエル

新型コロナのワクチン接種率62%。
世界で最も速いペースでワクチン接種が進んでいるイスラエル。
つい3カ月前まではロックダウンを行っていたが、今では屋外でのマスク着用義務を撤廃。1日1万2千人近くいた新規感染者も今では100人台まで減ってきている。
そんなイスラエルではすでに来年分のワクチンも確保が完了しているという。
そして人々が今注目しているのは「ワクチンの効果がどれだけ持続するのか?」だという…



■フランス

ワクチン接種率は4月末現在で人口比21.9%とEU諸国で一般的な数値となっているフランス。
だが国民の中にはワクチンに懐疑的な人が多く、当初はワクチン接種が進まなかったという。
そんなフランスで、ワクチン接種が進むきっかけとなった事とは…



■イギリス

去年12月からワクチン接種が始まり、ワクチンを1回以上接種した人の割合は約50%と世界で4番目に多いイギリス。
1日で7万人近くいた新規感染者数は、現在日本の半分以下の2千人程度に抑え込んでいる。
イギリスでは接種をスムーズに進めるため、一般人でも講習を受ければワクチンの注射を打てるように法改正。
さらに今後に備え、検査体制も強化を進めているという。



■チリ

4月下旬で、約1900万人の国民のうち42%が1回以上のワクチン接種を終えているという南米屈指の“ワクチン接種先進国”チリ。
だが、接種が始まった去年の年末には2000人だった新規感染者数が、4月には9000人を突破するという逆行現象が起きている。
その理由の一つと考えられているのが国内旅行の規制緩和。
ワクチンを接種したからと言っても過信は禁物のようだ。



■インド

ワクチンの接種回数は1億2千万回を超え、接種率も9%と日本よりもはるかにワクチンが普及しているインド。
しかし、1日の新規感染者数が35万人を超え深刻な医療崩壊に陥っている。そんなインドで感染者が激増した理由は宗教行事と変異ウイルスだと言われている。
日本でもすでに変異ウイルスは見つかっており警戒が必要だ。


日本のワクチン接種は今後どのように進むのか? そして、必要な対策は?

  • <ゲスト> ※五十音順
  • 須田亜香里   SKE48
  • 東国原英夫
  • ひろゆき    2ちゃんねる開設者
  • 堀 賢       順天堂大学大学院 感染制御科学教授

  • ※敬称略