これまでの放送

2021年2月21日

今回のTVタックルは

橋本新会長就任 東京五輪開催の行方は?
世界中で争奪戦 日本のワクチン確保は?

いま日本が抱える2大問題を徹底討論SP



開催まであと5カ月と迫る中、“女性蔑視”発言で世界中に波紋を広げ辞任した東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の森前会長。
後任は橋本聖子氏に決定したが、依然、新型コロナの収束は見えず無事開催できるか問題は山積みだ。
そして、日本でもようやく新型コロナのワクチン接種が始まったが、日本は世界で繰り広げられるワクチン争奪戦を勝ち抜けるのか?
さらに10都府県に出されている3月7日までの緊急事態宣言は解除すべきか?延長すべきか?
ビートたけしと辛口論客が専門家を交え徹底討論!!



橋本新会長就任 問題山積みの東京五輪はどうなる?


森喜朗前会長の“女性蔑視”発言から2週間…
後任人事を巡り、揺れに揺れた東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の新会長には橋本聖子氏が就任した。



だが、開幕まではわずか5カ月…観客や、外国人旅行者の受け入れはどうするのか?そもそも開催できるのか?問題は山積みだ。
果たして、橋本新会長は東京五輪を成功へと導くことができるのか!?



“世界のワクチン争奪戦”日本は必要量を確保できる?


一部の医療従事者を対象に、コロナワクチンの先行接種が始まった日本。
しかし、世界では限られた数のワクチンをめぐる争奪戦が始まっている。
各国のワクチン接種計画やワクチン確保の状況はどうなっているのか?



■台湾
デジタル担当大臣、オードリー・タン氏がコロナ対策を主導し、これまで新型コロナの封じ込めに成功してきた台湾。
ところが、ワクチンの確保では他国と比べて出遅れており、まだ接種は始まっていない…。
一体なぜなのか?



■イギリス
去年12月に世界で初めてファイザー社製のワクチン接種を行い、早い段階からワクチン確保を進めてきたイギリス。
現在、国全体でのワクチン接種回数、人口100人あたりのワクチン接種回数が共に世界3位とスムーズに接種が進められているが、背景にはEUとの激しい対立があった。
さらにイギリスではワクチン接種を迅速に行うため、講習会で注射などの指導を受ければ医療従事者でなくてもワクチンを打てるように法改正。
日本も医療従事者以外がワクチン接種をできるよう法改正などを進めるべきか?



■アラブ首長国連邦(UAE)
人口100人あたりのコロナワクチン接種回数が、イスラエルに次いで世界第2位のUAE。
急ピッチのワクチン戦略を支えているのが中国・シノファーム製のワクチン。UAEは「ワクチン外交」を推し進めている中国のワクチンを世界に先駆けて承認したのだ。
そんなUAEでは今年10月から「ドバイ万博」を開催予定。観光に力を入れているUAEはワクチン普及を急ぐことで「ドバイ万博」の成功を狙っているようだ。



■韓国
いよいよ2月26日から、待望のワクチン接種がスタートする韓国。
一部では、徹底した検査や隔離でコロナの感染拡大を食い止める、いわゆる「K防疫」を過信し過ぎたためとの声も…
ワクチンの確保に後れを取ったともいわれている。
その韓国が遅れを取り戻すべく講じた手段とは?



世界各国のワクチン争奪戦が激化する中、ついに始まった日本でのワクチン接種。はたしてスムーズな接種を進めるために必要な事とは?



専門家が試算 緊急事態宣言継続で東京の新規感染者が1桁台に!?


緊急事態宣言解除予定の3月7日まで残り2週間…
感染者数は下げ止まり傾向となり、政府は今週中の解除を見送る方向で検討中。
だが東京の新規感染者数は連日500人を下回っているため、緊急事態宣言の前倒し解除を望む声も聞こえ始めている。



そんな中、ある試算を出したのが、統計学の専門家・政策研究大学大学院の土谷隆教授だ。
土谷教授によれば「あと2週間、政府と国民が集中して感染予防に努めれば、3月下旬には東京の新規感染者を一桁台にすることも可能で、花見や歓送迎会を十分楽しめる水準になる」とのこと。



はたして今こそ感染防止のさらなる強化が必要な時なのか?



  • <ゲスト> ※五十音順
  • 須田亜香里   SKE48
  • 土谷 隆    政策研究大学院大学教授
  • 野口 健    アルピニスト
  • 東国原英夫
  • 堀 賢     順天堂大学大学院 感染制御科学教授

  • ※敬称略