これまでの放送

2021年1月31日

今回のTVタックルは

新型コロナ発生から1年“震源地・武漢”は今!?
現役看護師が語る!医療現場の実情SP



新型コロナ発生から約1年…
2度目の緊急事態宣言発令から約3週間経つが、東京は未だ約1000人単位で推移、収束への見通しが立たずにいる。



そんな中“入院患者数の増加”に伴い、医療現場を支える看護師は深刻な人手不足になっている。
そこで、新型コロナ病棟で働く看護師たちを緊急取材!
看護師が直面する“過酷な現場”とは?
さらに“新型コロナの震源地”とされる中国の今を徹底取材!


春節前に感染再拡大!?“震源地”中国の今



世界で最初に、中国で新型コロナの感染が確認されてから約1年…。日本と中国の累計感染者数を比べると中国は日本の4分の1ほどの少なさ。



さらに新年早々、新型コロナの感染を抑えこみ経済を回復したとアピールしたのだが、そんな中国で一部地域から感染者が続出!果たして、今どういう状況なのか?



現地に滞在する日本人に話を聞いた!
上海で日本料理店などを営む疋田さんによると、つい最近まで市中感染が確認されておらず街は多くの人でにぎわっていたという。



しかし1月21日状況が一変!
上海市内で、少なくとも3人の感染が確認されると即座に感染者が出たエリアが封鎖された。



そして“新型コロナの震源地”とされる武漢。
年越しカウントダウンは大勢の人ですし詰め状態。



去年6月以降、市中感染は出ていないが、武漢に出張する目野さんによると中国各地で感染が広がっているため市民の警戒心は強いという。



そんな中、気になるのが2月11日から始まる春節の大型連休。
今年は1月28日からの40日間で、帰省などで延べ11億5200万人が移動すると見られているが…



果たして中国は強権的な封じ込め作戦で、感染再拡大を防げるのか?
日本が中国に学ぶべき事とは!?



医療壊滅寸前!?現役看護師が語る新型コロナ病棟の厳しい実情



先日、日本医師会の中川会長が医療崩壊ではなく医療“壊滅”という言葉で表現した医療現場の危機的実態。



また先月、日本看護協会の福井会長は「使命感だけではすでに限界が近づいている」と看護師の過酷な実情を訴えた!
TVタックルは、看護師不足に悩む立川相互病院と春日部市立医療センターの2つの病院を緊急取材!看護師の過酷な現状とは!?


看護師の過酷な現状:医療行為以外の仕事



コロナ病棟には外部の人が入れないため、これまで業者に委託していた「トイレや病室などの清掃・消毒」や「コロナ病棟のゴミの廃棄」、「ベッドメイキング」まで看護師が対応しなければならないという。



看護師の過酷な現状:感染防止の防護服



通気性の低い防護服は蒸れやすく汗をかきやすく、フェイスシールドやアイガードは曇りやすく視界が遮られるという。



また手袋を二重、三重にすることもあり点滴を挿入しにくいというストレスも…


看護師の過酷な現状:心ない誹謗中傷



家族の理解が得られず、夫から「俺たちが感染したらどうするのか」という言葉を浴びせられたケースや託児所に子どもを預かってもらえないケースもあるという。



大阪府看護協会の高橋弘枝会長は
「看護師が患者さんのケアに専念できる環境づくり」を切望!


大阪府看護協会会長が語る、コロナ病棟の過酷な現場とコロナ差別の実態とは!?



看護系大学の大学院生・教員の派遣要請の是非



感染の第3波到来で、現場の看護師不足がますます深刻化する中、去年12月厚生労働省は日本看護系大学協議会に対し、看護師資格を持つ教員や大学院生の派遣要請!
病院や療養施設などに派遣されるのだが、その判断は個人に委ねられている。



さらに、看護師資格を持つ教員や大学院生を取材すると簡単にはいかない実情が…



深刻な看護師不足どうする?
看護師に必要なサポートとは!?



  • <ゲスト>
  • 東国原英夫

  • おおたわ史絵  総合内科専門医
  • 加藤哲朗    日比谷クリニック副院長

  • 高橋弘枝    大阪府看護協会会長(リモート出演)

  • ※敬称略