今回のTVタックルは

高級果実に和牛まで！？
“農畜産物”泥棒に生産者の怒り爆発！
ニッポン全国　巷の大問題SP

今年に入り、北関東を中心に牛や豚などの家畜盗難や高級果実のシャインマスカットの盗難被害が相次ぎ、生産者らを悩ませている。こうした被害は北の海でも…
“黒いダイヤ”と呼ばれるナマコの密漁が横行！
被害の実態を訴える畜産農家や、ナマコ漁師が緊急出演！

青森発！海の“黒いダイヤ”ナマコ密漁問題

正月食材として食されているナマコ。
日本では酢の物にするのが一般的で、庶民的な食材として親しまれているが…中国では高級食材！！乾燥ナマコは、フカヒレやツバメの巣と並び、富裕層に大人気！

ナマコの取引価格は、日本では1キロ1000円ほどだが、中国の大手ネット通販サイトでは、その150倍の約15万円に跳ね上がる。

そんな高級食材ナマコを狙った密漁が日本各地で横行！
去年12月から今年1月にかけて、広島県で暴力団関係者などがナマコを密漁。
国内の加工会社に販売し、約2000万円の売り上げを得ていたという。

約10年前から、高値で取引されるため、暴力団の資金源になっているとも言われてきたナマコ。

TVタックルでは、ナマコの密漁被害の実態を探るため、青森県の野辺地町へ。

相次ぐ密漁被害に地元の漁師の怒りは爆発！

密漁被害を防ぐため、野辺地町漁業協同組合では、AIを活用した24時間体制の密漁監視やパトロールを行っている。

密漁を撲滅するためにどんな対策が必要なのか？
ナマコ漁師が被害の実情を訴える！

北関東発！家畜の盗難“その瞬間”を激撮！

今年になって、群馬県や埼玉県など北関東を中心に、畜産農家から豚や牛が持ち去られる事件が相次いで発生！

先日、群馬県では、ベトナム国籍の男ら4人が自宅アパートで許可無く豚を解体したとして、と畜場法違反の疑いで逮捕。
一連の家畜窃盗との関連性は不明だが、警察による捜査が進められている。

北関東を中心とした半径50km圏内で起きている家畜盗難。
TVタックルでは、牛やヤギの盗難被害に遭った当事者の元へ。

栃木県にある鶴田ファーミングでは、約300頭もの黒毛和牛を育てているが、8月に生後間もない子牛3頭が盗まれたという。

その2カ月前の6月にも、子牛2頭が盗まれ、防犯カメラを設置したにも関わらず、2度目の盗難被害に！
その犯行の一部始終を防犯カメラが捉えていた！

午後10時過ぎ、牛舎の近くに1台の車が到着。
Tシャツに短パン姿の3人組が約30分かけて子牛3頭を盗み出した。

さらに、この牛舎に隣接する牧場でも、ヤギが盗まれる被害に…。
5月中旬に立て続けに3度、ヤギ3頭を盗まれたという。
このあと、牛とヤギの盗難被害に遭った当事者が、苦しい胸の内を激白！家畜泥棒の実態とは！？

相次ぐ農畜産物盗難の行方は！？

北関東で相次いだ800頭以上の牛・豚の窃盗事件。
盗まれた800頭もの家畜は一体どこへ？
元埼玉県警刑事の佐々木成三氏は“闇ルートでの転売”の可能性があると指摘。

実は、各地で家畜の盗難被害が相次ぐ中、SNSのベトナム人コミュニティサイトで子豚などの販売をにおわせる投稿が…。

そんな中、群馬県警は、豚を無許可で解体したとしてベトナム人4人を逮捕。「豚はインターネットで購入した」と供述しているという。

一方で、高級果実「シャインマスカット」の盗難被害も横行！
個人では消費しきれないほど、大量にシャインマスカットを盗まれた農家もあり、その行方は不明だが…

フルーツビジネスジャーナリストの黒坂氏は、フリマアプリでの転売の可能性を指摘する！

農畜産物の盗難被害を無くすには、どうすべきか？

元埼玉県警刑事の佐々木成三氏が盗難防止策と盗難品の行方を徹底解説！

• ＜ゲスト＞　※五十音順
• 東国原英夫


• 菅野朋子　　　　弁護士


• 佐々木成三　　　元埼玉県警　捜査一課


• 熊谷　浩　　　　野辺地町漁業協同組合　ナマコ漁師
• 瀬川一平　　　　野辺地町漁業協同組合　ナマコ漁師


• 鶴田一弘　　　　鶴田ファーミング　代表
• 相沢　明　　　　相沢牧場　代表


• ※敬称略