今回のTVタックルは

事故多発道路・あおり運転
＆危険なバス停、徹底調査！
ニッポンの交通問題どーするSP

コロナ禍にも関わらず増え続けているあおり運転や交通事故。
あおり運転で初の逮捕者が出るなどの事件も。
なぜ、無くならないのか？
また、交差点のど真ん中に停まるバス、横断歩道上に停車してしまうバス停など、各地に危険なバス停が存在する。
交通事故の危険性が特に高いバス停が全国で少なくとも2000カ所あることが9月7日、国土交通省の調査で判明。
なぜこんなところに？原因は？利用者は？…
危険なバス停や危険な交差点はどう改善する必要があるのか？
交通事故鑑定人をスタジオに招いて徹底解説！

ドライブレコーダーの普及で事故の当事者しか知りえない様々な様子が映像で残されるようになってきた。大阪の高速道路で、車線変更で減速しきれず激突する乗用車。
福岡北九州の高速道路ではトラックから20kgの金属片落下、後方の車を直撃する衝撃の映像が。
九州自動車道では軽自動車が目の前で横転、何回転もする一部始終が…。
交通事故鑑定人の中島博史氏は「雨上がりで滑りやすかったのと急ハンドルが原因では？」という。

栃木県では全く減速せずに追突、追突後も車を押し走り続ける高齢ドライバーが。
8月には埼玉県川越市で停車した車が突然バックし後ろの車に激突、正体不明の高級車は一旦停止したものの、そのまま逃走。ぶつけられた車は走行不能に。
ドライブレコーダーにはナンバープレートもはっきり映っていた。
捕まるのも時間の問題…と思いきや未だ車もぶつけた人も見つかっていない、一体なぜ？

高速道路での事故にはある現象（人間の間隔の変化）もひとつの理由とも考えられるという。
高速道路を走っている映像を丸い筒で覗いてみると驚きの現象が…。
車のスピードが上がると運転する人の視野は知らない間に狭くなるという。
時速40キロで走った時の視野は約100度だが時速130キロで走った時は約30度しかないという。
視野が狭くなると錯覚でゆっくり走っているように見えてしまい、どんどんスピードが上がっていってしまうというのである。

高速道路での事故はなぜ多いのか？
高齢者ドライバーの免許は返納すべきなのか？
スタジオで交通事故鑑定人と、現状と解決策を徹底討論！

コロナ禍でも無くならない「あおり運転」。
6月から「あおり運転」した場合“妨害運転罪”になり罰則が科せられる。
著しい交通の危険を生じさせた場合は5年以下の懲役又は、100万円以下の罰金、さらに運転免許取り消しされるという罰則が強化された。
しかし「あおり運転」が減らないとう。
静岡県ではあおり運転をし続けた末追突、そのまま逃走、その後逮捕された。
札幌ではトレーラーあおり運転、車降り“恫喝”した後も、しつこくあおり続ける事件も。

去年、事故が多発した埼玉県大宮にある「魔の交差点」。
交差点に隣接する住宅に車が突っ込む事故が多発していた。
その後対策が取られて、一灯式の信号がつけられたが…。
TVタックルでも当時、交通事故鑑定人の相見氏が調査したのだが「これではあまり効果がない」と断言していた。
あれから1年、あの交差点はどうなっているのか？

再び交通事故鑑定人と調査すると、すれ違い時のドライバー同士のトラブル続発、事故が再び起きていた。
去年6月の信号機設置後、住民によると1年で少なくとも3件の衝突事故が発生しているという。
どうすれば解決できるのか？

あおり運転が減少しないのはなぜなのか？
信号設置しても、いまだ事故の減らない魔の交差点。
スタジオで交通事故鑑定人と、現状と解決策を徹底討論！

交差点のど真ん中に停まるバス、横断歩道上に停車してしまうバス停…
交通事故の危険性が特に高いバス停が全国で少なくとも2000カ所あることが9月に国土交通省の調査で判明。
2年ほど前、神奈川県はA〜Cまでランクづけされた危険なバス停を公表して、その後、様々な対策をとりほぼ解消されたというが…

神奈川県保土ケ谷区にある病院前にあるバス停に行ってみると、病院の入り口となる道を塞ぐ様な形になってしまう所にバス停が。
観察しているとバス停のない病院の入り口の反対側に止まり客を降ろしていた。
バスの停車位置前方には横断歩道があるのだが皆、バス後方から道を横断して病院へ向かっていた。
なぜバス停がないのに、こんな位置に停車するのか？

全国に約2000ヵ所もあるという危険なバス停。
なぜ移設できないのか？一体どうすればいいのか？
スタジオで交通事故鑑定人と、現状と解決策を徹底討論！

• ＜ゲスト＞
• 江川達也　　　　漫画家
• 杉村太蔵
• 鷲見玲奈　　　　フリーアナウンサー


• 中島博史　　　　交通事故鑑定人
• 相見　薫　　　　交通事故鑑定人


• ※敬称略